タクヤです
銀行のリスクの話をする前に、まずは国別での貯金の割合についてお話ししますね。
ここを知っておくと、この先の話も分かりやすいと思います。
まずは、このグラフを見てみてください。

これは、各国の「収入に対してのレスポンス(貯金するのか、運用に回すのかetc)」を示したグラフになります。
対象国は、日本、アメリカ、EU諸国です。
このグラフを見て、正直、どう思いますか?
ポイントとなるのは、アメリカは収入の大半を運用(債権や投資信託など)に回しているということ、
そして、貯金は約13%ほどしかしていない、という部分です。
EUも、アメリカほどではありませんが、収入の半分以上は運用に回して、貯金は約3割強ほどです。
一方、私たち日本人はというと、、
収入の半分以上は貯金をしています。
運用に回す割合は20%ほどしかないんですね。
実はこの点に、日本人の【マネーリテラシー】の特徴が色濃く出ているんです。
※マネーリテラシーとは?
簡単に言うと、「お金の教養」「お金に関する知識」のことです
まとめると、
アメリカやEUの人は、運用をよくしていて、貯金は少なめ
日本人は、運用はあまりせず、貯金ばかりしている、
ということです。
もちろん、日本とアメリカの経済状況は異なるため、貯金が多い少ないでどうこうは、一概には言えません。
とはいえ、それを踏まえても、極端なデータの違いですよね。
はっきりと分かるのは、
「日本人は、貯金ばかりする民族」
ということです。
では、なぜ日本人はこれほど貯金する民族なのでしょうか?
長くなってしまったので、次の日記でお話ししますね。