「重症筋無力症 5」からの続きです。
2016年7月
一通りの治療を行いながら
たくさんの検査を受けました。
特定の抗体の検査は
長崎の医療機関に送らなければならないため
結果が出るまで時間がかかり,
なにもしない,
リハビリだけの日も
増えていきました。
抗体検査の結果,
○Musk抗体は陰性
○titin抗体が陽性
ということでした。
(抗Ach抗体は胸腺腫手術後,陽性と判明しています)
この時の説明では
抗体の種類についてよくわからず,
陽性か陰性かだけ
先生が説明してくれたのですが,
この時の先生,
とっても若い先生で
わりとフレンドリーで,
「○○さん,すごい確率っすよ。
宝くじが当たるより高い確率っすよ。
退院したら宝くじ買います?
」
って,ちょっと興奮して教えてくれました。
う,う~ん・・・
うれしくない![]()
そんなことなら,
宝くじに当たった方がいいに決まってるじゃないですか![]()
って,答えました![]()
ちなみに,
退院後,
かすかな希望をもって
宝くじを買いましたが・・・
もちろん,
はずれました![]()
そんなもんですよね。。。。
こうして8月8日に退院するまで,
約2か月の入院期間,
たくさんの方の支えがありました。
夫と両家の両親にはもちろん,
ありがとうといくら言っても足りないくらい![]()
双子の幼稚園の送迎,
遠足の付き添いもしてくれたママ友たち。
少しずつ話ができるようになってきた私と
たくさん話をして
毎日元気をくれた看護師さんたち。
恋愛トークまでするようになって,
看護師さんたちが
ひっきりなしにカーテンの中に来て
キャーキャー
してたのは
いい思い出です。
最後の方はそれで私は
長い入院期間乗り切れたかも,と
思っています。
それと,なぜか私がいつも
メンタル弱ってるときに
電話をかけてきてくれる
人生の先輩がいます。
その方から,一番どん底の時に
やっぱり電話がかかってきました。
不思議だなぁと思いながら,
今の状況を話すと,
「現実を受け入れてね。
これが現実。
でも,あなたは生かされたの。
それに感謝してこれから生きていけばいい。
苦しい時こそ幸せになれるチャンスよ。」
と話してくれました。
心の中に,ス~っと入っていく感覚がありました。
それまでは
「なんで私が」とか
「これからどうしよう」と
泣いてばかりいました![]()
でも,この先輩の言葉を聞いて
現実を素直に受け入れようという気持ちに変わり,
全てのことに感謝をして,
今を一生懸命生きて行こうと
心の向きが変わりました。
夫も,
「あの時から泣かなくなったよね。
なんか変わったと思っていた」
と後から話してくれました。
人の目を気にし過ぎたり,
他人と比較したり,
神経質に生きてきた私と
少し決別できた
人生の転換点だったかもしれないと
今となっては思います。
あのまま健康だったら,
当たり前のことに感謝できない
傲慢な人になっていたかもしれないと
ちょっと怖くもあるのです![]()
だから,
病気になって
悪いことばっかりじゃなかったと,
今では思うことができます![]()
それではまた![]()
