冬季講習が終わり、1月下旬となり基礎力診断テストがありました。


S君は冬季講習がよほど楽しかったのか、Wアカに乗り気になっていたので、このテストも素直に受けてくれました。


このテストには新3年生にとって重要な意味がありました。

テストの成績で塾の開始時のクラスが決まるのです。

Wアカデミーは成績順でクラスが分かれます。


基礎力診断テストはその名の通り基礎力学力を測るテストで、他のテストに比べ難易度が低めに設定されていました。


子供がテストを受けている間、保護者は入塾説明会に参加しました。

校舎長の先生自ら教壇に立ち、Wアカの教育理念、実績、今後の学習の進め方などについて、熱く語ってくれました。


説明会の内容は子供をWアカにこれからお預けしよう思っている親なら、大きく感銘を受け、子供の将来に希望を抱かせるようなものでした。

さすが大手だなぁと思いました。


しかしその一方、今後の宿題の多さ(特に高学年に行くほど膨大な量になる)に、やや慄き、不安を抱きました。


「結構解けたよ!やっぱり僕サイヤ人になったのかも!」


テスト後S君は意気揚々としていました。

このテストは問題と解説解答が貰えるので、自宅で自己採点したところ国算とも60点は取れていました。

「すごいね、S君!」

私達はしゃぎました。


1週間後のweb帳票での結果発表を少しワクワクしながら開きました。


結果の偏差値は30台でした。


私は頭から水を被ったように、現実に引き戻されました。