最近ちまたではすごくケミカルの情報や理論がいっぱいです


できればシンプルでリスクの少ないアプローチが理想


アクティブローションのタイムは8~12分で考えています


アクティブつけるときにタイマーを押す感じ


還元が足りない場合はリカバリーでもう一度アクティブをする


そうする事によってダメージリスクを押さえる


が 中間水洗を2回する事になるのでその負担を考えると理想は一回


使う還元剤 アルカリ量などの見極めがほんとに大事


やっぱりここです




オーダーは中間からのフワッとウェーブ


12レベルのカラー毛  毛先10センチにザラツキを感じる


もちろん根元から毛先まで同じ髪の毛はほぼないので 薬の使い分けか


処理剤でのベース作りが大事


今回毛先10センチにCMC塗布


パーマ液の浸透促進のイメージ


次にアルカリ量 還元剤を考える


12レベルで直毛 4,5枚ぐらいのキューティクルのイメージ


アルカリはそんなにいらないかも


アルカリの役目は 髪の膨順 イオン結合の切断 


これらを最小でおさえるイメージ


還元剤はチオとシスアミをメインで行きます


リング部分の疎水部にアタックのシスアミ


コルテックスの親水部にアタックのチオ


中と外でかけるイメージ


カウンセリングで毛先のダメージ原因に昔にした縮毛矯正の可能性があるかも


少しタンパク変性してたらウェーブがゆるくなるかもっていうリスクを説明します




パーマのプロセスは


酸性チオの付け巻き


酸性だと活性しないチオ 中で還元するので付け巻きで中に入っていくイメージ


ワインド終了 


酸性シスアミを塗布


キューティクルにかかるのでチオより早いイメージ


その上からアルカリ水を塗布  


チオの活性とイオン結合を緩めるイメージ


加温4分でチェック


緩いが全体に均一のカール いい感じ


アルカリ3強 還元力4強の髪の全体を還元する剤を塗布


大分浸透しやすい状態になってるので短い時間で流し


アクティブから約8分で中間水洗


チェック オッケーです


湯洗クリープ でリっジがしまります


アシッドでアルカリキャンセルして湿熱状態で5分加温


水分を取るイメージでタオルでふきふき ドライヤーで温風冷風


イオン結合と水素結合をつなげるイメージ


シスチン結合のみにテンションをかけていく


ここで髪の中に入って実際の動きを見たくなる 


無理なので妄想でイメージ


ペーバーが少し乾いてから2液 ブロム酸で10分強


仕上がり


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今回のパーマでのダメージはほぼ感じない


今回の仕上がりで次のアプローチを妄想します


還元時間を最初に決めてパーマをかける


還元剤の種類で かかる時間が違うので簡単ではないと思うが


ここはポイントになってくると思います おしまい 




オーダーは大き目カールです


履歴は13レベルのカラーで毎回毛先まで


13レベルでも10レベルぐらいまでしか上がらない髪質


細い毛で直毛  キューティクルはしっかりしてカラーをしているが


脂質成分はもともとはしっかりある感じの毛


かかりにくそうだけどダメージを考えて


アプローチは酸性還元剤で行く事に決定


ビフォア

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まず毛先5センチぐらいにかるく


熱で高分子になるヒートケラチンタイプの処理剤を塗布


酸性チオをパーマをかける部分に塗布


セカンドに酸性シスアミとスピエラのミックスを塗布


バングはアニオンでワインド


加温します

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7分で還元チェック  まだなので5分プラス


少し緩いぐらいで流し  熱処理をするのとクリープを考えてです


流す前にアルカリ水を塗布  酸性チオがもう少し動くかなって考えと


クリープ効率が少し上がるかなという考えです


ダメージにはつながらない程度のアルカリ水なのでこんな使い方もありかと


水洗後濡れシートでデジロッドを巻いて60°7分 シートを外して60°7分


ドライヤーでペーパーが乾くぐらいまでドライしてから


ブロム酸7分プラス ブロムヘマ7分


なるべくドライしてからの2液が 収斂作用でウェットとドライのウェーブギャップを


少なくします


ドライ前


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大き目希望なので少し伸ばす感じでドライです


アフター


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トップは少しブローかカーラーでボリュームを出すとバランスがいいと思います


酸性パーマなのでダメージはほとんど感じない程度


もう少し強くもでるし サイドはフォワードもリバースでもセットできます


デジタルパーマの良いことろが とてもでた仕上がりになりました!




                           


スタッフの新田に新しいパーマ液でパーマしました





履歴は10レベルぐらいのヘアカラー  毎日カーラーで巻いてる


です


シャンプーすると毛が絡むぐらいのダメージ  


今回のパーマは酸性パーマ 


酸性パーマはアルカリを使わないので かなりダメージを抑えてパーマをかける事が出来ます


もちろんアタックが優しいので ウェーブ促進のクリープ工程をいれてウェーブ効率を測ります


還元剤はチオグリセリンとラクトンチオール


この二つは髪の疎水部の深い所まで還元するのが特徴です


ダメージがミドルだとワインディングローションでワインドだがハイダメージの場合は


水巻のワインド終了時にワインディングローションを塗布でいきます




ビフォア 

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CMCをワインドする箇所に塗布してから毛先1.5回転で水巻ワインド


全体に酸性システアミン塗布


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そのままチオグリセリン+ラクトンチオール塗布


加温7分


チェックしてウェーブが6割ぐらいなのでプラス5分


計12分で流し  これ以上はウェーブダウンにつながるので中間洗浄をします


湯洗クリープでウェーブ促進をねらいます


チェックしてオッケーなので このままキャップして10分加温の湿熱クリープ


この工程で髪の中の分子移動のストレスを和らげ パーマの持ちをよくします


この段階で希望のウェーブが出なかった場合はリカバリーでもう一度還元剤を付けて


時間を置きます


少し手間ですがダメージやウェーブダウンにならないポイントです


クリープ終了後ドライしてから2液


7分8分 計15分  しっかり時間を置く事が還元した部分をちゃんと酸化させるポイントです


ロッドアウト

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流してからドライ前

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仕上げ


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3日後のセット


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感想はかなり良いです


ポイントは


ノンアルカリによるダメージ回避 

クリープ工程によるウェーブ維持アップ

乾燥工程によるドライとウェットのウェーブダウンの回避


パーマで傷みやすい人や ダメージ毛の人にはかなり効果がでると思います


引き続きウェーブの持ちを見ていきます!