今日から4月。当社にも新入社員女子1名が新しく夢の実現に向けてのメンバーに加わってくれました。

さて、私1年ぐらい前から毎月の給料明細をスタッフに渡す封筒に、メッセージを書いた一筆箋を同封しています。ひと月頑張ってくれたことへの感謝を伝えるためのものです。

ところが先月ある、経営者の勉強会に行った時にある社長さんからもっといいやり方をお聞きしました。それはA4一枚の便せんに社長が今考えていること、これからの夢、についてメッセージをまとめ同封されているということでした。

そして、早速私も実行させていただきました。

3月の給与明細に同封した今の私の考えのメッセージ。ワープロで書いた文章の最後には今まで通りそれぞれのスタッフ宛てのメッセージを毛筆で書かせていただいています。

自分の想い、考えを常にスタッフに伝え続け、今自分が何を考えているかを伝えること。これは経営者としての責任の一つだと思っています。

また、こうやって文章をまとめることで自分の考えを整理できる、本当にいいきっかけとなりました。

このようなヒントを与えてくださった人々とのご縁に感謝です!


********実際に同封させていただいた文章です********

スタッフの皆さん、3月もそれぞれに活躍してくれてありがとう。今回から私の考えを伝えようと思い、今回からこういう形でお手紙を同封することにしました。初回は最近読んだ本の話をしようと思います。静岡県浜松市で都田建設(みやこだけんせつ)という工務店の社長、蓬台浩明(ほうだいひろあき)さんの著書、「おもてなし経営」「社風力をつくる」「社員をバーベキューに行かせよう!」の3冊です。

この中に書かれているのは、工務店と言えどもサービス業であるということ、お客様に喜んでいただくおもてなしをすること、その手段として家づくりがあるということ、そして喜んでいただく場面をもっと増やすために新築事業の他、様々な事業に取り組まれています。なんだかリーフの経営計画書に書かれている長期目標に似ていると思いませんか。

著作のなかで蓬台さんは「おもてなしの心」について触れています。私たちも家具やキッチン、住宅を扱っている会社ですが、その目的はそういう商品を届けることによってお客様に喜んでいただくことですよね。お客様に関心を持ち、大切に想い、尊重する、「おもてなし」とはそういうことだと思います。

業界の垣根を越えて「おもてなし」の素晴らしさが評判になっている会社はたくさんあります。「ディズニーランド」「ANA(全日空」「ホテルリッツカールトン」「カシータ」などなど。私たちももう一度お客様への「おもてなし」を見直し、心のこもった、お客様が温かい気持ちになれる「おもてなし」をできるようにしたいと思っています。

ではどうすれば「おもてなし」のレベルを上げることができるのでしょうか。大事なのは自分の「感動力」を磨くことだと思います。素晴らしいサービスを受けた時に「感動」し、「感謝」の気持ちを持つことが大事です。同じサービスを受けたとしても心が動かされず、それを当然の行為だとして感謝の気持ちを持てない人に、相手を感動させることはできないと思います。

そのためには私も含むリーフのスタッフ間でお互いに「感謝」の気持ちを持つということ、お互いに「感動」を味わえる「おもてなし」ができるということだと思います。そして、スタッフそれぞれがお互いに関心を持ち、大切に想い、尊重する。そういう風土が会社に根付けば、お客さまにも自然とそういう行動がとれると思いませんか。

また、感謝の基本が相手への関心であればその具体的な行動が「挨拶」です。スタッフ間でもお客様に対してでも大きな声で元気に「挨拶」するということは、「私はあなたを認めていますよ、関心がありますよ」という、大切なサインです。

おもてなしは「感謝」「感動」「挨拶」から

これをキーワードに4月も頑張りましょう!感謝!

 猪倉 厚

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