今週のライダー牙 #12 | 振り向けば二次元

今週のライダー牙 #12

今回は、名護さんの夢が"世界征服"であることが判明しました。
キバを倒したことを嶋さんに報告し、許可を出していないことを責められても悪びれずに夢を語る名護さん。
「素晴らしき青空の会」を大きくして自分がそこのリーダーになって世界からファンガイアを一掃して人々を管理する、などと自慢げに話していましたが……最後の一言により、名護さんが正義の味方の皮を被った
、もとい自称のみが"正義"であるだけの悪党であることが動かし難い事実となってしまったように思えます。
だって、
組織を大きくして世界からファンガイアを一掃することで民意に選ばれて国主となり世界の盟主となるわけじゃなくて、民間組織の代表の立場で人々を管理するんでしょう?
それって名護さんがリーダーになった「素晴らしき青空の会」が世界を征服するってことじゃん(°_°;)

そもそも、キバを倒す為ならファンガイアと手を組むっていうのは正しいことなのか?
そりゃ、黒幕を引っ張り出す為に小悪党を泳がせたり、海外では司法取引が行われたりってことはあるけどさぁ。
殺されかけながら「キバは生きてる」と囁くファンガイアもツボを心得ていたけど、名護さんの方も
「命が惜しければ私の言うことを聞きなさい」
って脅して、キバが出て来たらファンガイアを用済みとして始末しようとするとは…(-_-;)q
そりゃあ、"命が惜しければ言うことを聞け=言うことを聞けば命は助けてやる"ではありませんけどね。
だからって、用済みになったその場でファンガイアを殺すってのは、新興ヤクザか暴力団かマフィアの手口でしょう(-_-;)q
元々、ファンガイアを泳がせてる時点でおかしいんですけどね。まぁ、そこは襲われたのが恵だからまだ良しとしましょう。

古来より、特撮もので世界征服を唱えた者は、世界どころか東京すら手中に収めることが出来ずに散っていくのが相場と決まっております。
名護さんもいつかはそうやって消えて行くのでしょうか。
それ以前に、次回予告で連行されてた人が名護さんに見えたのは気の所為か?(汗;)

ちなみに戦意喪失のキバには怪我を追わせることので来た名護さんでしたが、今回の対決ではキバの勝ち。
渡くんは何を思って戦ったのか知らんけど、あれでもまだ加減してたかも……。

戦闘中にキバの方から飛んで来た自分のマフラーを見て、名護さんはキバの正体に気づけたのだろうか?
以前、渡くんが自己申告しても全く信用しなかったけど、今度はどうだろう。自分のと同じようなマフラーが飛んで来たなぁ、としか思ってなかったりして…(^_^;)

名護さんは正義の味方を自称している所為か、弱い者に対して優位に立つのが好きな所為か、はたまた「素晴らしき青空の会」の人は皆そうなのかは解りませんが、手近なもので怪我などの応急処置をするのが上手いようです。
LUNA的には、2番目の理由じゃないかと思ってるのですが…。
とにかく、キバを倒せたと思って上機嫌の名護さんは、怪我させたのが自分とも知らずに渡くんの怪我をテキパキと手当てしておりました。
おかげで翌日くらいには渡くんの腕は、ベースを弾くのは無理でもファンガイアやイクサと戦ったりは出来るくらいには回復していた模様です(^o^;)

いやはや、毎回碌でもないことをしでかしてくれる名護さんのおかげで、記事の分量は膨らみます。
この際、この調子で浮き沈み人生を突っ走って貰った方がブロガーの為かしら?(^_^;)

そうそう、腕を怪我して演奏出来なくなった渡くんはライブでボーカルを任されることになってしまいました。
当然のことながら、緊張のあまりなかなか歌い出せませんでしたが、メンバーに励まされてついに歌い出すとノリノリでした。
何かを吹っ切ったように歌い出した渡くんの仕草は、どこか音也と重なる様な印象を受けたのですが、あれはそういう演出かなぁ?

渡くんの代わりにベースに志願して仲間に入れてもらえた恵は嬉しそうでした。
健吾としては背に腹は代えられぬって気分だったのかも知れませんが…(^_^;)
でも、あんな風にライブに出ても問題ないなんて、恵って実はモデルとしてあまり成功してないんじゃないの?
以前、ストーカーしてる熱狂的なファンが居た、と思ったらファンガイアだったもんなぁ。
ファンガイアにばっかりモテてもねぇ(^o^;)q

さて、現代編がストーリー性に欠けてる一方で、過去編ではじわじわとストーリーが展開されております。
前回のラストで、イクサを横取りされた(と思い込んだ)ゆりがヤケになって音也とデート。
でも、音也が惚れてるのはいつものゆりなので、ヤケになってたゆりは途中で音也に振られてしまいました。
デート途中でゆりを放り出した音也は、ゆりにイクサを譲ってくれるように次狼さんに直談判&土下座。ゆりも同じように土下座して頼みましたが、その目の前で次狼さんはぶっ倒れてしまいました。

嶋さん曰く、イクサはまだ未完成なので装着者への負担が掛かり過ぎる、とのことで……ゆりに限らず、次狼さん以外では間違いなく死ぬだろう、あれは。だって、狼男の次狼さんがぶっ倒れたんだもん、人間の体力じゃ保たんだろう。
それを聞いて、ゆりは次狼さんへの恨みを捨てたようでしたが、そうして再び心を開いたところに次狼さんは追撃ちをかけてくれました。
「俺を、助けてくれ。俺は、これからもイクサとして戦っていく。例えこの身を削っても、ファンガイアを倒すために…。そしていずれ本当にイクサが完成した時、それはお前が使えばいい。それまでは、俺をサポートしてくれ。俺には、お前が必要だ」
ちょっと、次狼さん。最後のはプロポーズに聞こえてしまうぞ(^_^;)
孤高の一匹狼が異性の手を握って「お前が必要だ」って言ったら、それはプロポーズだろう。
また、次狼さんってばこういう台詞が似合うしなぁ(*^^*)
この言葉って、次狼さんの地ですか?それとも、ゆりの好意を得る為の作戦?
とにもかくにも、これでまた次狼さんの株は急上昇したこと間違いなしです。
ゆりの中だけじゃなく、番組を見ていた大きなお友達の中でも株が上がったことでしょう♪(^_-)b