今週の獣拳 #49
主役は一応、格下ーズの3人ってことになるんでしょうけど……なんだかなぁ(溜息)
見てて、こんなに盛り下がる展開のヒーロー物の最終回も珍しい気がします。
スクラッチ社内でのやりとりは結構楽しめましたけど……。
前回のレビューで書いた通り、やっぱり不老不死の敵の片付け方は封印なんですね。
でも、臨技と激気技の合わせ技で新たな封印技が出るならともかく、慟哭丸かよ(呆)
しかも、その技は随分あっさりイメージトレーニングで修得されてしまいました。
尺の都合とは言え、格下ーズは最後までご都合主義な外付けパワーアップで戦い続けてくれたもんだなぁ(苦笑)
さて、ゴウ兄さんとケンと拳聖たちで時間を稼いでいる間に,イメージトレーニングであっさり秘伝臨技をマスターしてしまった格下ーズは、いきなり強気でロンの相手をし始めました。
どのくらい強気だったかと言うと、スーパービーストオンせずにロンに立ち向かうくらい強気でした。
もしかして、臨技を使うには過激気が邪魔だったのか?
格下ーズの勢いに飲まれたロン。
「何だ、この迫力は!?」
ええ、ハッキリ言って、格下ーズの強さは気の持ち様が決め手なんだと思います。
殺せないなら封印すれば良い、と気づいただけで、もう勝った気になっていた格下ーズ。
そんな彼らの猛虎高飛車(by らんま1/2)の前に、気圧されたロンは敗れ去りました。
この番組は、相手のペースに飲まれたもんの負け(^_^;)
屁理屈でも何でも、一番気持ちが揺るがなかった人が強いみたいです。
慟哭丸で金の玉にされてしまったロンは、スクラッチで玩ばれました。
まずは、エロハン師匠とサメにビリヤードの玉として遊ばれました。
気づいたレツが取り上げたものの、エロハン師匠達と取り合いになって手を滑らせて、飛んでいった先はペンギンの持って来た胡麻団子の山の上。
勿論、胡麻団子と間違ってゴリラが食べてしまいました。
ゴリラにロン玉を吐き出させようと慌てる人々(笑)
偉そうに駆け寄って来たたけぽんガゼルが
「こういう時は、みぞおちを蹴るんだ」
でも、たけぽんガゼルがドカドカ蹴っても、ロン玉は出て来ません。
すると、ススッと歩み寄ったリー師匠が徐にたけぽんガゼルを背後から殴り、流れるような動作でゴリラをも扇子でバシッ!!
ロン玉はゴリラの口から飛び出してネコ師匠の手元へ。
さすが、リー師匠♪(^_-)b
ロン玉の保管を巡っては、あれこれ意見が出されました。
スクラッチの金庫に仕舞いにいこうとするゴウ兄さん。
含韻の店に売っ払おうと言って、リー師匠に叩かれるケン。
この時、リー師匠がケンを叩かなかったら、ケンがロン玉を何処に売ろうとしたのか解らなかったけど……さすがはコウモリだけあって、耳が良いんですね,リー師匠(^o^;)
結局ロン玉は、ジャンが持つことに決定。
旅に出る時、ジャンがロン玉に紐つけて首から下げてました。
…って、おいっ、どうやって紐つけたんだ!?
まさか、スクラッチの技術で穴をあけたのか?
それはロンなんだぞ、生きてるんだぞっ!!
とにかく旅立ったジャンは、理央様の生まれ変わりのような少年と出会った模様です。
血盟すると転生の輪から外れることになってたはずでしたけど、幻気を捨てたおかげで転生出来たんですね、理央様。
いつか、メレ様の生まれ変わりと出会って今度こそ幸せになってくれることを祈ります。
ところで、慟哭丸って技をかけた人が死んだら解けちゃうんだよね?
それじゃあ、格下ーズが全員死んだらロンの封印解けちゃうじゃん。
獣拳使いを絶やさないようにして、常に慟哭丸を使える獣拳使いをロン玉の近くに配置して、解けたら速攻で封印?
そんなのは、いつか絶対失敗すると思います。
そもそも、ジャンがあんなに無造作に持ち歩いてたら、いつ何処で落としたり無くしたりするか解らないし…(汗;)
拳聖玉は小汚い岩でしたけど、ロン玉は金の塊ですよ!
泥棒に「狙って下さい」とばかりに首から下げてちゃ危ないだろうがっ!!
ロン玉が行方不明になる前に、封印した人の内の一人で良いから拳聖達のように不老になって、ロン玉を抱えて安全地帯で暮らしてくれることを祈ります(^_^;)
それと慟哭丸って、どこかで中身の生命力が液体になってポタポタと落ちて来るんじゃなかったっけ!?
臨獣殿の跡地でロン汁がポタポタ垂れ流しになってたりしたら、何か嫌だなぁ(-_-;)q
でも、焼け跡から芽吹いた草木が元気いっぱいに育ってくれるなら、いいか?
さて、後日談では、レツとランはスクラッチで子供達に獣拳を教えていました。
でも、マスターと呼ばれるには早過ぎるでしょう。
まだまだ修行が足りないのに、教える立場になれば、もうマスターですか?
そんでもって、かなり素直になってきたらしいなつめちゃんが、レツの教え子になっておりました。
うん、ダンスやってんだし、なつめちゃんは根性よりテクニックだよな。
いつかは、美希の子としてレオパルド拳の使い手になるのでしょうか?
ケンは実家のスクラッチマイスターズでエロハン師匠にこき使われてました。
そして、喧嘩になって妹に鉄拳制裁を受けてました
いはやは、良いパンチ持ってます、彼女(笑)
そしてジャンとゴウ兄さんは獣拳を普及させる旅へ。
「風任せ、バエ任せってやつだな」
ああ、やっぱりハエはゴウ兄さんとコンビ結成なのね(^_^;)
ゴウ兄さんが狼男から足を洗ったあの話から、すっかり仲良しさんだったもんなぁ。
臨獣殿殴り込みの時もゴウ兄さんの肩に乗ってたし、ロン玉の処遇についてもめてた時もずっとゴウ兄さんが持ってました。
理央様亡き後、ゴウ兄さんの親友はハエだけね。
美希さんは歳くっちゃって、昔なじみではあってももうお友達とは呼べないから………って、寂しいなぁ、ゴウ兄さん(^_^;)
旅の中で、人間の友達も見つけて下さいね。
<今週のネコ師匠>
臨技のイメージトレーニングの為に意識不明になった格下ーズを何処ぞに寄せた後、拳聖全員でゴウ兄さん達の加勢にやって来るも、ロンに軽くあしらわれたネコ師匠達。
でも、最初っから時間稼ぎのつもりでやって来ただけだったので、目的は果たしました。
時間稼ぎに聖聖縛を放ったものの、ハッキリ言って殆ど通用しませんでした。
でも、名乗りと会話でそこそこ時間を稼ぐことに成功♪
7人も居れば、一言ずつ話すだけでそれなりに時間が掛かります。
ロンの言葉にちょいと言い返せば、更に良し。
ロン玉の処遇についても傍観者だったネコ師匠。
その昔、サメに生き肝を預けたときも、あんな風に無責任に他人任せにしたんだろうか?
責任もって、ちゃんと保管しようよ(^_^;)
子供達の指導もレツとランに任せたからには、サロンで茶を啜ったりラーメンや肉まんやクレープを食べたり昼寝したりして過ごすだけか?
旅立つジャンにクイクイッとネコ手を振る姿はラブリーでしたけど……(*^_^;)
それにしても、"不闘の誓い"って何だったんだろう?
何でそんな誓いを立てたのか、破るとどうなるのか、まったく明かされないまま終わってしまいました。
直接闘うと周囲に及ぼす影響が大き過ぎるって恐れがあるとしても、そこは加減すれば済む話だし……(^_^;)
結果として技の掛かり方が不完全だったとは言えハエがメレ様相手に戦ってる最中に使おうとしたってことは、獣獣全身変を使うために必要だって訳じゃないよね。
もしかして、不老になるのに必要だったとか?
三拳魔を封じた封印を守る為には不老になる必要があったから、不老長寿を手に入れる代償に闘いを捨てたんだろうか。で、誓いを破ると止められてた時間が一気に進んでハリケンジャーの御前様のように塵となって消えてしまう、とか…。
その辺りの説明が欲しかったです、ネコ師匠~!o(>_<)o
とにかく、防御系の技くらいは駆使して欲しかったです。
ネコ師匠が倍々分身変でデカくなれば背後への被害はある程度防げるし、確かリー師匠が激気で練り上げた巨大扇子による防御技を持ってたはず。
あと、アンダイイングボディなんぞと名乗って身体の丈夫さを誇っているたけぽんガゼルと、同じく頑丈な身体が取り柄のサメが皆の盾になるのも良し。
1年を振り返ってみると、拳聖って何か役に立ってただろうか、と……結局ただのマスコット?
何かを極めたらしい様子が伺えたのは、リー師匠くらいのものだったように思えます。
まぁ、エロハンも毎日を楽しく暮らす道を極めたように見えなくもないけど……。
あの~、本当にマクにライバル視されるくらい強かったり、ブルーサの後継者に選ばれるくらい優秀だったのですか、ネコ師匠?(@_@;)?