今週の獣拳 #47 | 振り向けば二次元

今週の獣拳 #47

今週の主役はメレ様♪
サブで理央様。それなりにハエ。
激獣拳サイドは完全にオマケでしょう(^_^;)

最初っから最後まで、メレ様の王道ヒロイン劇場でした。
人質としてさらわれて、理央様を待ってるロンに退屈しのぎにいたぶられて、自分の所為で理央様に迷惑をかけたくないと苦悩して、ついには理央様に助け出されたメレ様。
古来(?)より脈々と受け継がれて来たお約束な展開が、素晴らしくハマっていました♪(^_-)b

理央様に助けてもらえて、嬉しいけど戸惑うメレ様。
「理央様、どうして……?」
「俺に、理由を聞くのか?」
おぉっ、ついにメレ様の想いが報われる時が来た~っ!!
優しく抱きしめられて、メレ様、とっても幸せそうです(*^^*)
「メロドラマはそのくらいで……」
なんて、ロンのお邪魔虫野郎のおかげで抱擁は長くは続きませんでしたが……その余裕ありありの様子からして、ロンは"メレ様愛の劇場"を見物してたんじゃないでしょうか。

いいところを邪魔されて、改めてロンと対峙する理央様とメレ様。元祖格下ーズのおまけ付(笑)
理央様が幻気を吹き飛ばし始めると、メレ様もすぐに追随。
「理央様、お供致します」
メレ様の行動基準は明確です。
理央様を中心に世界が回っている彼女は、パワーアップに一役買ってる幻気を手放すことに迷いはありません。
それに、幻気を吹き飛ばすことで本来の力が更に開花して、また一段と強くなったみたい(^_^;)

さて、倒すべき相手はロンとサンヨなので、ロンは強い人(?)に任せてゲキレンジャーはジャン以外の皆でサンヨと対決。
ところが4人掛かりでもサンヨに手こずってるよ、こいつら(苦笑)
ちょっと、ゴウ兄さん、天地転変打破どうしたのよ?
もう、使えるチャンスはサンヨ戦しかないのよ。ここで使わなかったら、本当にただの一発芸じゃないの。
そんなことの為に、ゴウ兄さん役の三浦さんは寒空の下で滝を相手に拳を振り上げたり海に落ちたりした訳?(滝汗;)

結局、格下ーズからロンの相手に指名されたメレ様が保護色使ってサンヨ戦に合流して不意打ちかましてくれたおかげで、NEW格下ーズはピンチを脱しました。
メレ様の臨技って、無限烈波で一時的にパワーを漲らせることが出来るのは知ってたけど、逆にパワーダウンさせることも出来たんですね。
何で、今まで使わなかったんだろう?
ぃえね、シナリオ的にご都合主義で編み出された技だからだろうとは思ってますが……ストーリー的にはどう屁理屈こねるべきかな、なんてね(クスッ)
例えば、真正面から正確に打ち込まないと効かないので、相手が油断してないと使うのが難しいとか…。
保護色とセットで不意打ちで使うと大変有効な技だけど、既に対峙してしまった状態では使えない、なんて説は如何かしら?

メレ様があの場に来たのって、やっぱり理央様に命じられたからなんでしょうね。
「やつらでは心もとない。お前も行け」
なんて言われたら、メレ様は飛んでいくでしょう。
で、近くまで来たところで心もとないどころか殆ど歯が立たないNEW格下ーズを見つけてすかさず保護色モードに入って絶好のポジションから助太刀(^_^;)

メレ様達がサンヨと戦ってる間に、理央様はジャンと一緒にロンと対決してました。
なかなか良いコンビです。
やはり,拳で挨拶を交わした仲だからでしょうか、息が合ってます。
でも、トドメの刺し方は……理央様は自力で臨気を凝縮して放ちましたが、ジャンはゲキゲキ砲の一人撃ち(苦笑)
ゲキゲキ砲って一人でも打てるんですね。ちょっと驚きました。
いやはや、NEW格下ーズがゲキゲキ砲を打とうとしなくて良かったねぇ、ジャン(^_^;)
いつのまにか過激気と激気と紫激気の組合わせでもゲキゲキ砲が打てるようになってたから、サンヨ相手に他の人達がゲキバズーカを使おうとしてもおかしくないんだけど……実は裏では取り出そうとして失敗してたんだったりして…(クスッ)

サンヨを倒したら、理央様の元へ一目散のメレ様……と思いきや、一番遠い位置になる並びで走って来ました。
そこでスパートして邪魔者よりも早く駆け寄るとか、斜めに走って来るとかするのかと思えば、そのまま一緒に駆けて来ます。
どうしちゃったの、メレ様!?
そう思った途端
「アンタ達、邪魔!」
メレ様はゲキレンジャー全員をガッと掻き分けて理央様の元へ。
それでこそ、メレ様だ♪(^_-)b

そしてメレ様は、ゲキレンジャーと話をしている理央様の後ろで乙女モードに突入しました。
「いや~ん、まさか両想いだったなんて~(*^^*)」
「良かったですねぇ、メレさん」
喜び照れるメレ様に掴まって小突かれたりしてるハエが良いアイテムと化してました。

そうそう、今回のハエはなかなか良いポジションに付けてましたね。
突然スクラッチにやって来て、臨獣殿への案内役を買って出たハエ。
ロンがメレ様をあんな担ぎ方してたから、メレ様の腹部が圧迫されて吐き出されちゃったのでしょうか。
以前はビルの前をうろうろしてたところをたけぽんガゼルに掴まってトレーニングルームに来ましたが、今回は自力でビルの中に入れたようです。たまたま誰かが出入りしたところに便乗したとか、開いてる窓があったのかな。

臨獣殿に着くまでの間、ハエはずっとゴウ兄さんの肩に乗っていた模様です。
そうよ、そこがハエの正しいポジションよ!
ハエが唯一主役になったあの回、あの時からハエはゴウ兄さんと深い絆で結ばれているのよ!!

そして臨獣殿の奥まで入り込むと、ハエはロンの隙をついてメレ様の目の前まで飛び込みました。
物の数に入らない矮小な存在と思われてるようで、こういう時は助かります。
もっとも、接近出来たからと言ってハエは戒めを解くことすら出来ない訳ですが…。
でも、ハエの言葉には力が込められてるから、ハエが心底メレ様を心配して言葉をかけるのって全くの無意味ってことにはならないんじゃないでしょうかねぇ。そりゃ、大して役には立ってないでしょうが…。
「アンタが連れて来たの?……そっか、私が消えたらアンタも消えちゃうものね」
メレ様にはそんな風に言われてしまいましたが、その時のハエの様子からしてどうも本人はそっちの事情はすっかり忘れていた模様です。本心から心配してたんでしょう。
以前メレ様はハエのことを「理央様の愛の一部」とか言い訳して回収してったけど実は結構情が湧いてるでしょう、ってシーンがありましたが、ハエは間違いなくメレに情が湧いてますね。
だって、メレ様は真のヒロインですもの♪

この作品はず~っと臨獣殿の方がドラマがあって、キャラが立ってて、接待にタイトル間違ってるだろうって思って来ましたけど……やっぱり「臨獣戦隊・理央&メレ」とか「メレ様・愛の劇場」とかにした方がしっくり来るんじゃないかって、改めて思いました。
振り返ってみると、メレ様が如何にして理央様の愛を手に入れるかのお話だった?

そこで気になるのが次回予告のあの抱擁。
両想いになったとは言え、そう簡単にメレ様を抱きしめてくれる理央様ではないだろうし……それってメレ様が理央様の盾になって崩れ落ちるところを抱きとめてるんじゃないでしょうねぇ(汗;)
字幕で二人の表情がよく見えず、スポンサーコールで台詞がよく聞き取れないから物凄く不安になってます。


<今週のネコ師匠>
何故か、片手を吊っていたネコ師匠。
多分、前回のロンかヒソの攻撃で負傷したんでしょうが、そんなシーンは全く記憶に残っていません。
でもねぇ、"不闘の誓い"があっても怪我を防ぐ為の技くらいは使おうよ、仮にも拳聖なんだからさぁ(苦笑)

確か、防御技は使っていいはずだよね。
だって、リー師匠がゲキシャーク相手に派手に使ってたもん(^_^;)



とにかく、怪我を理由にしてか、ネコ師匠は臨獣殿まで弟子の闘いを見物しには行きませんでした。
おかげで出番は殆どなし。
それでも、EDでは視線を独り占め(笑)

それにしても、理央様のことを気にしてるジャンに
「ワシはマクを救えんかったが、おぬしは理央を救ってやってくれ」
とか何とか言ってましたけど、これまでの流れではネコ師匠はマク達を救う気なんかなかったように思えたのはLUNAの気のせいでしょうか。
道を踏み外したかつての仲間達に憤りを感じて、当時も復活後も激気獣拳使いの手で倒すことしか考えてなかったみたいでしたけど……(汗;)
マクが悪の道に走ったのはロンにちょっかい掛けられて歪んだことになったものの、ネコ師匠が駄目押しを喰らわせたようなところもあるから、「あの時、マクの気持ちを逆なでせずに上手く対応できていたら、あんなことにはならなかったかも知れない」
って意味で「救えんかった」なんでしょうかねぇ。
とりあえず、ロンと関係なく悪の道に走った水母おばさんに関しては、ネコ師匠が振り方を間違えなければ救えていたかも知れません(^_^;)