今週の獣拳 #20 | 振り向けば二次元

今週の獣拳 #20

今回の主役は……一応レツ?
一番、尺が長かったことは確かでしょう(^o^;)q

予告で拳聖トライアングルに囲まれてるのを見て、てっきり彼らと三日間戦ってボロボロになりながら過激気を身につけるのかと思ったら……レツ以外は実にショボい対戦となりました。
あれが、今まででもっとも過酷な修行?そもそもあれのどこが修行なんだ、と思いましたが、ものは考え様。今までと比べると一番しんどかったかも知れません。何しろ、チャンスは1度きりで、失敗もカウントされましたから…。これまでは誰か1人が何か掴めればOK。他の人の失敗は無関係で、誰かが成功すれば全員がクリアでしたものね(^o^;)
課題クリア出来た人が1人だけでは失格、ってところがこれまでもっとも過酷だった、と…。

しかし、あんなので過激気が身につけられるのか!?
っつーか、拳聖も会得してないのに格下ーズの甘ちゃんトリオが身につけたりしたら、拳聖達の立場無いような気が…(-_-;)q

スモちゃんな声の拳聖は、どうみてもシカだよね!
ジャンも「シカ」って言ったんだから、シカに見えるのは公式設定よね!!
しかし、本人はシカ呼ばわりが気に入らないと見えて、「ガゼルだ!」と不機嫌に訂正しとりました(苦笑)

それにしても、三山戦は大将戦以外本当にヌルい対決でした。
ただでさえヌルい内容なのに、それが始まる前に格下ーズから実に甘ちゃんらしい発言がありました。
「そんな、僕達の苦手なものばかり……」
苦手だって自覚あるなら、普段からそれを補う方法考えとけよ!
それに、苦手分野での闘いを克服してこそ、過激気に繋がる道が見えて来るんじゃないの?
とにかく、こんな台詞を吐いてる時点でヒーローとしてのセンスゼロ!むしろマイナス!!

拳聖達の普段の生活には笑いました。
ペンギンはスクラッチの重役?
ああ、それでリムジンで玄関前に堂々と降り立ったのね(^_^;)
そしてスクラッチはやっぱりビーストアーツの基地と武器研究所の隠れ蓑用の看板会社だった、と…。
ゴリラは小説家?
挨拶代わりのサイン本、あまり喜ばれてませんね(^_^;)
ホントにちゃんと売れてるんですか、その本?
売れ残って困ってるから、機会あるごとにサイン入れてお土産にしてるんじゃないでしょうねぇ。
そしてガゼルは、サバンナで密猟者と日夜闘いを繰り広げている、と…。
不死身のガゼルにはピッタリの仕事か?
密猟者を取っ捕まえるのが間に合いそうにない時には撃たれそうになった動物達の盾となることも出来そうです。そして、そのまま囮になって密猟者に迫り、叩きのめす!
勝負にならないので、"不闘の誓い"は密猟者相手には適用されないってことで…(^o^;)

三山戦、初戦はジャンとゴリラのコイン積み上げ競争。
イライラするジャンにランは的確なアドバイスを与えられず、ジャンは更にイライラを募らせて勝負を投げ出してしまいました。
元々、拳聖トライアングルの言葉に神経逆なでされてた上に、けったいな勝負に面食らってたジャン。そこへゴリラに心理攻撃よろしくいろいろ話しかけられてイライラは募るばかり。
イライラ爆発寸前のジャン相手に、たしなめるような口調は逆効果です。ランも"心"担当なら、もう少し相手の心にも気を配りましょう。

二戦目はランとペンギンのスケボー勝負。
先攻で100点を出したペンギンは、二本目をパス。
対するランは根性で滑り出すも転倒して0点。
しかし、ジャンと喧嘩したところに水をぶっかけられて頭が冷えたレツは、ランに対して適切なアドバイスを送ることに成功しました。
ランに判り易く一言で伝達し、伊達に一緒に修行して来た訳じゃないってところを見せましたね。

大将戦はレツとガゼルのガチンコ勝負。これだけが修行っぽかったです。
ルールは腕のバンダナを奪った方の勝ち……だったのですが、ガゼルはバンダナを奪うことよりもレツを倒す方を優先させてました。おそらく、これが単なる勝負ではなく本人とトライアングルの資質を計るようなものだからなのでしょう。レツがノックダウンされるか諦めるかしたら、徐にバンダナを奪う気だったのではないかと思われます。
単にバンダナを奪う気なら、スピードにものを言わせて試合開始直後にバンダナ奪って終わりでしょう(^o^;)

技にこだわるレツにジャンの声援(?)が飛びました。
「莫迦レツ~っ、カッコつけんなぁ~っ!!」
ここからレツはなりふり構わぬ猛アタックでガゼルに立ち向かいます。
ガゼル、結構楽しそう?(^_^;)
熱血青年と化したレツは、ついにガゼルを押さえ込んでバンダナを奪い取ることに成功。
ガゼルは爽やかに敗北宣言してくれました。

三山戦の成績は1勝1敗1分で、辛うじて過激気修得に挑む資格獲得。
でも、そもそも資格って何?
そんなの全く関係なく、前回ジャンは片鱗が目覚めてたみたいなんだけど…。

この成績に胸を撫で下ろす格下ーズでしたが、理央様は以前3戦全勝で資格を得たらしいです。
つまり、理央様はゴリラよりも早く高くコインを積み上げた、と…。
それから、ペンギンは2本滑って2本とも満点が出せなかったってことになりますね。拳聖なのに、自分の得意分野で挑んでるのに、そんなことでいいのか、ペンギン?(@_@;)q
最後のガゼルは瞬殺か?それとも、少しは粘りを見せたのだろうか?
とにかく、こんな内容の試験をされたんじゃ理央様がグレて飛び出すのも無理はありません(-_-;)q

スクラッチ社の新製品スーパーゲキクローも謎です。
過激気に反応して初めて使用可能になる、って……拳聖達も過激気を会得してないのに、どうやって開発したの?どうやってテストしたの!?
過激気っていうのはこんな感じ、ってイメージから想定されるデータに基づいて理論だけで設計して、テストは無しのぶっつけ本番じゃないだろうねぇ(汗;)
出来うる限りのテストはしたとしても、本当の過激気は未知のものなのだから、どう頑張ってもぶっつけ本番以外の何物でもないな。

さて、自分から3日と期限を決めておきながら、理央様は1日でしびれを切らしました。
「こっそり殺っちゃおうかしら」と様子を窺ってたメレ様はともかく、わざわざ挑発されにネコ師匠の元を訪れてしまった理央様(^_^;)
理央様はあっさり挑発に乗って、自分で決めた期限も守れずに出て行ってしまいました。
そんな、自らの格を下げるようなことせんで下さいよ~p(>_<)q


<今週のネコ師匠>
人質ならぬ猫質になって臨獣殿へ連れて行かれたネコ師匠。
しかし、幸いなことに水母おばさんに迫られる事無く、牢の中でのんびり過ごしておりました。

姿は消しても気配までは殺せなかったメレ様に声をかけるのはいいですけど、理央様を挑発するのは如何なものかと…(汗;)
教え子達が三山戦を終えた途端に理央様を挑発してくれたネコ師匠のおかげで、格下ーズは傷も疲労も癒されなぬままに理央様と再戦する羽目になってしまいました。
普段はユルユルの修行課題ばかり出してるくせに、いきなり鬼ですね、ネコ師匠(-_-;)q

もしかして、三山戦で感じ取ったことを忘れない内に戦わせないといけない、と言うことでしょうか?
何しろ、過去の経験から学んだことが生かせないことが多いですからねぇ、あの教え子達は…。
そこは曲がりなりにも師匠なので、弟子達の忘れっぽさをよく解ってるのかも知れません(^o^;)