今週の獣拳 #18 | 振り向けば二次元

今週の獣拳 #18

今回の主役はジャン。
でも、存在感と印象度ではリー師匠とネコ師匠(^_^)
そして、ヒロインの座はやっぱりメレ様のもの。

前回のラストでドカリヤに乗っ取られたゲキシャークに噛み付かれていたゲキトージャでしたが、ドカリヤがそのまま噛み続けずに攻撃を助走(?)をつけての体当たりに切り替えため、すぐに危機を脱しました。
体当たりされそうになったゲキトージャの前に颯爽と現れて激気で練り上げた巨大な透明の扇子を出すリー師匠、素敵♪(*^^*)
リー師匠がゲキシャークを跳ね返すと、今度はエロハンの声が…。
「今のうちに、ゲキエレファントで獣拳武装するんだゾウ~!」
言われた通り、弟子達は迷いも無くゲキエレファントを呼んで獣拳武装し、遠慮なくゲキシャークを鉄球でぶん殴りました。
ゲキシャークまで乗っ取るドカリヤも凄いけど、貸してもらったばかりのゲキシャークをサメの目の前で遠慮なくぶん殴るゲキレンジャーも凄いなぁ(^_^;)
ゲキシャークを引っ込めるとか出来なかったんだろうか?

これでドカリヤをやっつけられたと思っていたゲキレンジャー。
でも、あの状態からドカリヤを倒せてたとしたら、ゲキシャークもただでは済まない……なんてことは誰も考えてなかったようです。頑丈な体が持ち味のサメの激獣だから打たれ強い、と思っていたなら、中に居たドカリヤだって衝撃で弾き出されただけで、また誰かの体を狙って来ることくらい予測出来ただろうに、それも考えてなかったようです。
この時点でドカリヤがやられてないことを確信してたのはメレ様だけ?
"解説のメレさん"から握りつぶされるはずのタイミングで、代わりに優しく捕まえられて撫でられてしまい、怯えていたハエが笑えました。
しかし、いつも握りつぶされるのを狙って行動してたのか?(^_^;)

拳聖にも上下関係があったようで、サメは拳聖の中でも下の下だった模様です。
不思議なことにサメは、エロハンことエレハン・キンボーを「エレハン先輩」、リー師匠ことバット・リーを「リー先輩」と呼んでいました。エロハンのことは上の名前で呼ぶのにリー師匠のことは下の名前で呼ぶんだぁ。
その違いは親密度によるもの?
それともエロハンとリー師匠の間にも格差があるのかしら?
ぃや、単に威厳の差かもな(^o^;)q
何にしても、2人とも弟子には甘くてもサメにはかなり厳しいです。物凄い上から目線のエロハンとリー師匠。
「心配だから見に来たんだゾウ」
「そうしたら、案の定だ」
とにかく、えらいお怒りです。
「敵に身体を奪われるなど、何たる失態(怒)」

エロハンとリー師匠に怒られ、ネコ師匠に軽くスルーされて凹んでたサメでしたが、臨海学校が始まるとまた元気になりました。
ちょっと無理して明るく振る舞ってた感はありましたが、帽子にマントに浮き輪まで着けて、かき氷を作って先輩拳聖達に振る舞うサメ。
「調子に乗り過ぎ!」
「反省が足りん!(怒)」
一転してまた謝るサメでしたが、
「もっともっと身体を鍛えて、次こそは……」
「そもそも、それが間違いなの!」
「肉体の強さだけでは敵には勝てん」
いやはや、拳聖'sはサメに対してメチャメチャ冷たいです。2人とサメの間に、昔、何かあったのでしょうか?
とにかく、全然信用してません。
ドカリヤに身体を乗っ取られた美希さんがネコ師匠を襲った際、いくら美希さんにミスリードされたからって、そんなあっさりサメの仕業と決めつけなくても……しかも、再び身体を乗っとられた可能性など微塵も疑わず、サメが自分の意志で裏切ったと決めつけてます。
そして、それぞれお気に入りの弟子を連れてサメの捕獲に向かうリー師匠とエロハン。
サメの捕獲はエロハンの鎖鉄球でグルグルと…(^_^;)

しかし、エロハン達がサメを捕らえて戻って来ると、そこではネコ師匠と美希さんが戦闘中。
突き落とされた美希さんの身体からドカリヤが弾き出されたのを見て、サメの無実は証明されたはずなのですが……ドカリヤの方に注意が向いてるので、サメはなかなか戒めを解いてもらえません(-_-;)
やっと解放されたのは、ジャンがドカリヤを自力で弾き出したのを見てからのことでした。
「サメが教えてくれた、俺の身体は強い、って…。どんな攻撃でも跳ね返せる、って♪」
どちらかと言うと、身体を乗っ取られるような技に対しては心の強さの方が大事だと思うのですが……信じるものは救われる?
サメと違ってジャンは卑屈なところがないからなぁ。つけ込まれる隙もなかったのかも知れません。

それにしてもドカリヤの奴、キスしなくても身体乗っ取れるんじゃん(^o^;)
前回、メレ様の唇を狙い、ハエの姿でサメにキスしたのは、単なる趣味か?
ハエに関しては乗っ取った身体から別の身体に直接移る時にはキスしないとダメという制約があったかもしれないけど、今回のジャンへの乗り移りシーンを見る限り、メレ様の唇を狙ったのは単なる趣味としか思えん!(怒)
ラゲク様への愛はどうなったんだ!?
そんな浮気者だから、負けたのかしらね(^_^;)q

「あやつ、シャッキーの教え『肉体の強さが大事』ということを証明してみせた(゚Ω゚;)」
「お前の為にだゾウ~」
ジャンを讃えつつ、コソコソとサメに巻き付けた鎖を外すエロハン。リー師匠も手伝っておりました。
それよりも、サメに一言謝ってやれよ(^_^;)
サメがジャンのおかげで成長した陰で、エロハンとリー師匠もサメに対する認識をちょこっとでも改めたのなら良いんですけど…。

さて、ジャンに放り出されてまたすぐ別の人を狙うだけの余裕がなかったのか、自前の身体で戦う羽目になったドカリヤはちょっと硬いだけの雑魚でした。
しかしジャンってば、ドカリヤを切る前にあんなにエネルギー溢れるゲキセイバーを振り回したりして……あれじゃ、辺り一面ズタボロですよ。準備運動中に味方が微塵切りになってもおかしくありません(^_^;)
ご都合主義により、ドカリヤしか切れませんでしたけど…。

倒れたドカリヤの元にササッと駆け寄ってメレ様が一言。
「アンタのラゲク様への想いって、そんなものだったの?」
さすがはラブウォーリア、突くべきところをズバリ突いて来ましたね。
これで死にかかりが大復活して、戦いの舞台は海に…。
どこから出したか知りませんが、ゴーグルとシュノーケルを着用して海の中から実況するハエの根性は見上げたものです。
「巨大戦の為なら、例え火の中水の中!」
その言葉通り、水の中から中継しております♪(^_-)b
この調子で、いつかは火の中から中継してくれることを期待します。
そして地上に戻ったところを、大きなハエたたきを持ったメレ様に追い回される、と…(^o^;)
パクリと飲み込んだり、握りつぶしたりせずに、ハエたたきを持って「お待ちなさ~い」とばかりに追い回すメレ様がラブリーでしたvv

今度のドカリヤは力押しとかくれんぼ。この作戦ミスが奴の敗因ですね。
もしかして、一度乗っ取った身体は二度と乗っ取れないっていう制約でもあるんだろうか?
ゲキシャークと合体したゲキトージャ、ゲキシャークトージャに追い回されて、岩ごと体当たりされて、最後はゲキレンジャー名物(?)の回転攻撃にやられてご臨終のドカリヤでした。
どんな合体でどんな場所で戦おうと、結局シメは回るんですね、ゲキトージャは(苦笑)

ところで、理央様の言ってた"白い虎"って誰のゲキ獣なんだろう?
「勝てなかった」って過去形なのは、相手は死んでるか行方不明ってことかしら。
白い虎の宿主候補その1はレツの兄。
何やら、レツの兄には理央様が一目置いてたみたいでした。以前、レツを軽視するモリヤに対して「奴が兄と同じ力を持っていたら……」とか何とか注意を喚起してましたよね。
宿主候補その2はジャンの親。
ジャンと因縁ありそうな演出があるし、ジャンがやたらと「虎の子」と主張してるのは親が心に虎を宿してた可能性有り。それが白い虎だったかも…。
あるいは、独りぼっちになったばかりのジャンを育てたのが白い虎の姿をした拳聖で、現在は行方知れずって考え方も出来るかな?(^o^;)


<今週のネコ師匠>
サメが落ち込んでるその後ろを、沢山のキャンプグッズを持って通り過ぎるネコ師匠。
楽しそうだなぁ。しかも、背負った風呂敷は伝統の唐草模様(笑)
あの~、もしかしてその風呂敷は、ゲッコウ様とお揃いですか?まさか、お古?

そもそも、リー師匠もエロハンもサメのことが心配で来たと言ってましたが、ネコ師匠はどうして来たの?
やっぱり、ただ単にサマーキャンプの為に来たのだろうか?
あの格好を見る限り、そうとしか思えないんだけど…(汗;)
それとも、ネコ師匠がサメの元にジャン達を送ったと聞いて心配してリー師匠達がスクラッチを訪ねて来たので、送りがてら一緒に来てせっかくだからとキャンプセットも積み込んで来たのかなぁ。
リー師匠は飛べるから現地集合(?)も有りだけど、エロハンは誰かに運んでもらわないと……待てよ、あれだけ遊びに熱心なら、レジャーボートかクルーザーか自家用ジェットくらい持ってても不思議じゃないか?
ああ、いやいや多分皆で一緒に来て、様子が変なのでネコ師匠が荷物を引き受けてリー師匠とエロハンを先に行かせたのでしょう(^o^;)

「せっかく拳聖が4人も集まったんじゃから、改めて臨海学校と行くか」
それはエロハンの修行分野じゃないんですか?
それ以前に、そこで落ち込んでるサメに一声掛けてやれよ(^_^;)
リー師匠やエロハン同様、ネコ師匠もサメには厳しいということでしょうか。
マジで、昔、何かあったんじゃないかと疑いたくなります。
それでいて、サメの作ったかき氷を旨そうに食べておりました。
着ぐるみなのに、ちゃんと食べられるところが凄いです。
ネコ師匠が食べてたあの色は、いちごシロップか?
リー師匠達がサメに
「弟子を取るなど、まだ早かったようだな」
と冷ややかに言ってるその傍で、ネコ師匠は楽しそうにネコ手で持ったスプーンで氷をシャコシャコ突いてはりました。
教え子をサメの元に行かせた張本人なのに、庇ってあげないんだね(^o^;)

夜中、テントの外からネコ師匠の上に振り下ろされる刃。
ハッとして躱したネコ師匠でしたが、狭いテントの中なので避け終えた時の身体はジャンの上でした。
その構図は、まるでネコ師匠がジャンを押し倒してるかのようです(^_^;)
ほぼ同時にゾワゾワを感じたジャンが跳ね起きたりしなくて良かったですね、ネコ師匠。
ジャンが勢い良く飛び起きてたら、衝突のショックはネコ師匠の方が遥かにデカかったと思いますよ(^_^;)
しかし、テント分け方は……"スクラッチ女性"と"スクラッチ男性"と"その他"か?
ネコ師匠が拳聖達ではなくジャン達と一緒に寝てたのは、エロハンが2人分の場所を取るからと見た!
ぃや、リー師匠もテントではなく近くの木にぶら下がって寝てて、エロハンは一人でテントを使っていたという可能性も…∑(-x-;)

リー師匠達がサメの捕獲に出かけてる間に、ネコ師匠は美希さんと一緒にキャンプのお片づけ。
ネコ手で器用にテントを畳み、ギュムギュムと袋に仕舞っているところを、ドカリヤに憑依された美希さんに襲われました。
ネコ足で軽いステップを踏みながら、ネコ手で武器を叩き落とすネコ師匠♪
リー師匠達が戻って来た時には、普通に組み手やってると勘違いされてもおかしくない状態でした。
するとネコ師匠は、美希さんを浜へ突き落としました。
この程度の攻撃は闘いのうちに入らない模様です。

ジャンがドカリヤを弾き出すまで、ずっと高台に居たネコ師匠でしたが、
「マスター達は"不闘の誓い"があります!」
「弟子の闘いを見ていて下さい!」
と、弟子達に気遣われた時には、ちゃっかり浜におりてて皆と合流してました。
エロハンとリー師匠がコソコソと鎖を解き他の人達がジャンに注目してる隙に、「ニャ~ンプ!」と浜に飛び降りて皆の元へと忍び寄るとは、さすがネコ師匠です♪(^_-)b