今週の獣拳 #16
今週の主役はメレ様(^_^)
サブは理央様とネコ師匠と水母でした。
メレ様はやっぱりケナケナですね。「メレちゃん」と呼ばれるのが相応しい乙女っぷりでした。
理央様の気をカタから反らそうと思って水母を蘇らせてみた、その水母にやたらと気に入られてしまったメレ様。
水母から見れば理央様よりもメレ様の方が見所があるらしいです。
メレ様が水母に修行をつけてもらえることになったものの、その内容にはかなり問題がありました。
「理央ちゃんをぶちのめしなさい」
そんなこと、メレ様に出来る訳がありません。
「戦う気がないなら出て行きなさい」
そんな命令も聞けません。
「私に命令出来るのは理央様だけ」
メレ様の行動基準は実に明確です。世界は理央様を中心に回っています。
そこで水母は作戦変更。
理央様を人質に取って、メレ様にネコ師匠との戦いを強要しました。
その頃、スクラッチでは平和な時間が流れていました。
レツ宛のファンレターやプレゼントがスクラッチに届いて、自慢気なレツを囲んで皆で大騒ぎ。
「ここに居るのが知られちゃったみたいで…」
とか何とかレツは言ってましたが……情報を漏らしたのはいつぞやのヒゲ画商か?
まぁ、あれだけ普通に素顔で出歩いてて今まで居所がバレなかった方が不思議でしょう。
あのプレゼントの量からして知られたのはほんの一部のファンの間だけで、マスコミにはバレてないようですし…。
っつーか、マスコミにバレても全然おかしくないんですけど~(^o^;)
だって、街に怪人が現れては素顔でそこに駆けつけてるんですよ。事件記者が写真取りまくってて当然でしょう。
でも、現場で騒いでるのは直接の被害者だけで彼らは他人のことなんか目に入らないし、人語を話す二足歩行のネコやゾウやコウモリが歩いていても気にしない人々に中にあっては、怪人が現れて街を破壊したり人を害したりしてもニュースにはならない模様です。
現場に急行したゲキレンジャーは水母に軽くあしらわれてしまいました。
あまりに軽かったので、メレ様が現場に来る前に巨大戦が終わってしまい、ハエが飛び出す暇がありませんでした。
その後はすっかり蚊帳の外です。
水母によって連れて来られたメレ様と理央様。
哀れ、理央様は毒素に侵されグルグルに縛られた人質状態の屈辱的な姿を格下ーズの前に晒されてしまいました。
それって、メレ様がネコ師匠を倒しちゃいそうになったことよりももっとジリジリしたんじゃありませんか、理央様?(^_^;)
とにかくメレ様はラブウォーリアらしい戦いぶりでした。
理央様の為なら命は要らぬ?
「理央様の愛の為に生き、理央様の愛の為に戦うラブウォーリアー」
その宣言通り、臨技で自らの血肉を力に換えて、燃え尽きる覚悟でネコ師匠を叩きのめしました。
ネコ師匠が"不闘の誓い"の所為で基本的に防御に徹してるとは言え、物凄い強さでした。
そこはもう、メレ様の独り舞台です。
メレ様の戦い振りを見た理央様は、それに刺激されて水母の毒が浸食しきれない程の臨気を燃やして解毒に成功。
もちろん、触手による縛めもぶっ千切りました。
そして、燃え尽きかけたメレ様を制止。
制止した動機は嫉妬だと水母に言われてましたが、メレ様を失うのが惜しいって気持ちもあったんじゃないでしょうかねぇ。
とにかく理央様に認められて、助けてもらえて良かったね、メレ様♪
水母の仕打ちに怒り収まり切らぬ理央様は、そのまま水母をぶちのめしましたが、水母はそこまでの経緯が全部修行の内だと言い切りました。
水母のくせに、面の皮がメチャ厚です。
でも、理央様も水母から教わるべきことがありそうだと納得した模様です。
メレ様は、考えてた方向とは違ったものの、カタを追い払うのには成功しました。
しかも、今度は修行に混ぜてもらえそうです。
めでたし、めでたし?(^_^;)
強さを増した臨獣殿を目の当たりにして、格下ーズは慌てて修行に熱を入れたようですが……付け焼き刃?
でも、おかげでロボタフは久しぶりに日の目を見ました。
いやはや、このところずっと部屋の隅で置物と化してる姿が哀れでしたからねぇ(苦笑)
<今週のネコ師匠>
今週はそれなりに動きがありました。一応、サブ主人公並みに…。
でも、序盤はギャグ担当。
モテぶりを自慢するレツに対して、自分の若い頃はもっとモテた、などと語ってみたものの誰にも相手にされないネコ師匠(笑)
無視されてジタジタするネコ師匠が可愛かったです♪(*^^*)
う~ん、リー師匠なら納得しますけど、ネコ師匠に波平さんの声でそんなこと言われても説得力に欠けるよなぁ。
ネコの声としては、チエちゃんトコの小鉄(自称:月の輪の雷蔵)なので、かなりイイ線いってると思われますが…。
30年近く前のアニメ映画のパンフレットに載ってた永井さん自身の若い頃の写真はなかなかの男前、素敵なおじさまですけどね(^_^)
「ジャン、おぬし、儂が生まれた時からネコじゃったと思っておらんか?」
「ネコはネコだろ?」
懸念通り、ジャンはネコ師匠が生まれた時からネコだったと思ってました。
っつーか、テレビの前のちびっ子達も同じような感覚じゃないかと思います。だって、LUNAも時々ネコ師匠が元は人間だったってこと忘れるもん(^_^;)
そしてネコ師匠は、本当に自分は人間の時はモテたんだ、とムキになって暴れた挙げ句、レツに
「女子は恐ろしいぞ~」
といったことを忠告。
そのメチャクチャ実感の籠った忠告から、何となく先が読めましたが……ああ、やっぱり水母おばさんはネコ師匠に振られて悪の道に走ったのね(溜息)
水母の出現に、サロンを出て行くネコ師匠。
不闘の誓いを立ててるとは言え、ネコ師匠が出て行かなくては収まらない状況を察し、美希さんの静止を振り切りました。
あの、ドアの開閉ボタンを押すネコ手はツボです(*^^*)
しかし、水母を封印したのもネコ師匠だったとは…。
「二度と会いたくないから封印したんじゃがのう」
だったら、もっとしっかり封印しとけっ!!
カタの封印はガッチリしてて理央様でも破るのに時間が掛かったし触れられた時点で感知も出来たのに、水母の封印はメレ様に秒単位であっさり破られた挙げ句に水母が暴れ始めるまで破られたことにも気づいてないじゃないか。
ネコは水が苦手なので手を抜いた?
だったら他の拳聖にやってもらうとか、それでも我慢するとかして、三拳魔の中でも一番頑丈にガッチガチに封印しておかなきゃダメっすよ、ネコ師匠(^_^;)q
手抜き封印のツケが回って、ネコ師匠はメレ様にボコボコにされてしまいました。
基本的に防御、時々躱したり去なしたりって調子じゃ限界がありますものね。
あわやというところまで追い込まれ、理央様のおかげで命拾い。
あそこで理央様が燃え尽きそうなメレ様の代わりにネコ師匠にトドメを刺したりしなくて良かったです。
そんな火事場泥棒みたいな真似はプライドが許さなかったのでしょう。理央様のプライドの高さに救われました。
拳魔2人もやっぱりそういうセコい真似はお嫌いと見えて、ネコ師匠は格下ーズ共々助かりました。
さて、今回はネコ師匠から先々への伏線張りの説明台詞が発せられました。
獣拳を極めた者が10人。その内3人が悪の道に走って拳魔となり、残りが拳聖となった、と言うことでこの先あと4人の拳聖が登場予定?
単純計算で行くとそうなりますが、それは先の大戦で拳魔と戦った時に拳聖に被害が出なかった場合のお話。
三拳魔は蘇るけど、拳聖は蘇れませんからね。
でも、多分7人出て来るんでしょう。
とりあえず、次回4人目が登場することは決定済み。
また、ネコ師匠の大ざっぱな地図が出て来るのかなぁ(苦笑)
あの大まかな地形に"ここじゃ"って書かれた地図は笑えます。
それでちゃんと目的地に着けるところが凄いですね。ランもレツも伊達にネコ師匠の元で修行を積んでないってことか(^o^;)q