今週の冒険者 #44 | 振り向けば二次元

今週の冒険者 #44

今日の主役はゲッコウ様。
ボウケンジャー側のメインは菜月。

冒頭で着物姿で年始の挨拶をしているボウケンジャー達。
視聴者に対して挨拶してると見せて、実は牧野先生への御挨拶でした。ここで、Mr.ボイスがスクリーンに居なかったのが、LUNA的にはツボでした。
おぅよ、アレに「旧年中はお世話になりました。今年も宜しくお願いします」なんて言う必要なし!
お世話してやったのはボウケンジャーの方だっつーの!!
でも、牧野先生には山ほどお世話になりましたし、本年もまた山ほどお世話になることでしょう。
終盤入って、毎週のようにロボットも小道具も激しく破損するはずですから……(^_^;)

年始の挨拶をすると、牧野先生からお年玉をもらうボウケンジャー達。
「少ないですけど…」の言葉通り、中身は本当に小額でした。「今年もプレシャスにご縁がありますように」ってことで、五円玉が一つ。
真っ先に不満を口にしたのは真墨でした。さすがはお子ちゃま&ツッコミ担当!
でも、"お年玉"に一番反応したのは映ちゃん(笑)
母さんは生まれた時から居ないわ父さんは早死にしたわで、映ちゃんは長らくお年玉に縁がなかったもんなぁ。

本編が始まると、恒例(?)のおせち料理争奪戦。
そこへ菜月宛の仙人峡温泉招待券が届いて、場は小盛り上がりです。
抽選で当たった、ということで
「菜月さん、応募したんですか?」
と牧野先生が聞いてみると、
「したような、してないような……」
菜月のことだから、興味ある懸賞には手当り次第に応募してそうです。そして、当然のことながら一々覚えてる訳がない。当選商法で呼び出すにはうってつけの人物ですね。
それにしても、やっぱりボウケンジャーの正体はダークシャドウにバレバレなんですね。
さすがは忍びです。サージェスへの宛先もボウケンジャーの本名も、情報はしっかり掴んでいます。その割には本拠地を攻撃しようとは思わないヤイバ様でした(^_^;)

何があるか解らないので半数は待機、ということで、温泉行きメンバーをじゃんけんで決めることになりました。
しりとりブームは去っていたようです。
お子ちゃま3人組はもちろんのこと、何故かさくら姐さんやチーフもこのじゃんけんに妙に力が入ってました。
でもさぁ、菜月に来た招待状なんだから、菜月は決まりで残りの2人をじゃんけんで決めるべきじゃないの?
結果は、菜月・蒼太・映ちゃんの勝利。
真墨の悔しがり方はまた格別のものがありました。
そりゃそうだ。「菜月と一緒に温泉」の夢が破れたのみならず、菜月と同行するのが蒼太と映ちゃんでは……(^o^;)

ところが、この温泉招待券はヤイバ様の罠なので、行けども行けども温泉には着きません。
「秘湯ってのは人の踏み入らないところにあるもんだ」
という映ちゃんの説は間違ってはいませんが、今回は温泉は存在しません。
そうとも知らずに道なき道を進んで行くと、傍らの茂みから何やら飛び出して来たものが……ゲッコウ様です。
見るからに怪しい鳥ですが、3人の目には普通の傷ついた鳥に見えたようです。
「ほっとけ」と言う映ちゃんに対し、菜月は優しく保護。
まぁね、これが人間の罠に掛かってた鳥ならともかく、自然界で傷ついた野生動物に人間が手を貸すのが正しいこととは限らないので、一番野生に近い生活をして来た映ちゃんが「ほっとけ」と言っても不思議ではないのですが……子供向け番組では動物に優しくすると良いことがあるんだよ。
蒼太がみゆちゃんにプロポーズしたおかげで虹の反物が手に入った前例もあるでしょ?(^_^;)

仙人峡に封印されている最強の力を呼び起こすつもりのヤイバ様にビシッと反対していたゲッコウ様。
邪魔をするボウケンジャーを倒す為に必要だ、と主張するヤイバ様に、ゲッコウ様は
「関わらねば良い」
とは言え、ヤイバ様の言う通りボウケンジャーの方が手出しして来るんだよね(^_^;)
ダークシャドウはプレシャスを使って世界を征服しようとしてる訳じゃなく単に盗品売買をしてるだけなのに、取引に割り込んできてブツを騙しとったり、力づくで奪い取ったり……ボウケンジャーの方がよっぽど悪だよ!
ボウケンジャーに関わらない、もとい、手出しされない為には、しょぼいお宝を地味に売買するしかないでしょう。
一応、建前上は「危険なプレシャスを悪用されないように保管する」ってことで襲って来るんですから、単に学術的価値があるだけとか金銀財宝がいっぱい使われてるっていうお宝を扱って素早く流してしまえば、ボウケンジャーに邪魔されることもないと思います。
ゲッコウ様の豊かな老後とシズカの優雅な生活のために、取り扱い盗品と顧客のジャンルを見直してみては如何でしょうか。

とにもかくにも、ヤイバ様がゲッコウ様の命令に逆らって仙人峡の封印塚を壊してしまいました。
異変を感じたゲッコウ様は、まずボテッと止まり木から落下しました。急激に力のバランスが崩れたようです。
それから慌てて羽ばたき、「ゲッコウ様って飛べたんだぁ」と全国の視聴者を驚かせた直後、天井にぶつかって落下しました。長いこと飛んでなかった上に、狭い室内で急に飛んだりするから……忍者ならどんな緊急事態でも冷静に行動しなくちゃいけませんよ、ゲッコウ様(^_^;)
「こんな時に翼を傷めるとは……」
全くです。でも、自業自得です。
それでも何とかゲッコウ様は仙人峡まで自力で移動して来ました。
忍法を使ったりもしながら、痛みをこらえて羽ばたいて来たと思われます。

傷ついた鳥さんとして菜月に拾い上げられたゲッコウ様は、初対面でも何やら不思議な力で菜月の正体を見抜いてしまいました。
そして菜月を利用して封印塚へ向かうことにしました。
頼み事をする為には喋らなきゃいけません。
「娘御よ」
なんて話しかけられてキョロキョロする菜月。
「ワシじゃ。ワシじゃよ」
いきなり喋り出した鳥を不思議そうな顔で覗き込む菜月。でも、菜月が不思議そうにしてたのは鳥が喋り出したからではありませんでした。
「鳥さんって、鷲だったの?」
「そっちかぃ(汗;)」
ボケにはシズカで慣れているであろうゲッコウ様も、これにはコケました。
「ワシはフクロウじゃ」
本題はさておき、まずは訂正。どんなに急いでても"フクロウ"だと訂正するのを優先したってことは、"フクロウ"であることに誇りを持ってますか、ゲッコウ様?(^_^;)
そして本題に入り、森の主の振りをして菜月に頼み事成功♪
おまけに、その途中で菜月に温泉に誘われてしまいました。
予告にあった菜月とゲッコウ様の混浴露天風呂シーンは、菜月に誘われてゲッコウ様がその光景を想像しただけだったのですね。
想像止まりで良かったな、真墨!!
姿がフクロウとは言え、ゲッコウ様は元人間でそれなりにまともな精神の持ち主だ。菜月は動物と一緒に入ってるつもりでも、おそらくゲッコウ様の目はスケベ爺に……。
ああ、いや、ともかく、頭の手ぬぐいが似合っていました(笑)

ゲッコウ様に頼まれて菜月が封印塚を元に戻そうとすると、ヤイバ様出現。
菜月の邪魔をするヤイバ様に、ゲッコウ様は影忍法で菜月をサポートするも怪我が祟ってキレが悪いのかパワーが足りないのか、とにかくヤイバ様に術を破られてしまいました。
菜月共々ヤイバ様に捕らえられて生け贄ポジション決定。

菜月とゲッコウ様がタッグを組んでいた頃、居残り組も仙人峡へ駆けつけて来ました。
牧野先生が招待状の宛名の墨を分析してみたらダークシャドウのお札に使われてる成分と同じだったそうで、これは罠だと……。
それにしても、サージェスもしくは牧野先生は一体いつ何処でダークシャドウのお札のサンプルを手に入れたのだろう?
役目を終えると消えるよね、あのお札。みゆちゃんの肩に付いてた通信用の札もシズカが言いたいこと言い終えたら消えたし、映ちゃんがアクタガミから貰ったお札は使っちゃったし……。
もしかして、映ちゃんはあのお札を一度牧野先生に見せていたのだろうか?

菜月以外のボウケンジャーは仙人峡で迷子してましたが、様子を探っていたシズカを見つけて後を追いかけ回している内に封印塚に到着。
しかし、手遅れでした。魔鳥の封印が解かれて、ゲッコウ様は魔鳥に変身です。
魔鳥を残してヤイバ様は撤収。異を唱えながら後を追ったシズカは斬り捨てられてしまいました。

魔鳥の出現にチーフはボイジャーをお呼び出し。今日も元気にサージェスは貴重な森林資源をなぎ倒し押しつぶしている模様です(-_-;)
映ちゃんは菜月救出を頼まれたものの、魔鳥の呼んだ嵐でちょっと手間取ってたところに攻撃を喰らって菜月共々吹っ飛ばされました。でも、おかげで菜月の戒めは解かれたし、映ちゃんがクッションになったため菜月に怪我はありませんでした。
そこで、菜月は映ちゃんと一緒に封印塚を元に戻すことに……。
映ちゃんがあんなに大変そうに持ち上げてた塚の片割れを菜月も持ち上げられるとは、随分とパワフルですな。強き冒険者ゆえか、黄色い戦士は力持ちなのか。
いや、待てよ。映ちゃんが苦労してたのは、菜月のクッションになった時に背中とか肩とか打ってた所為とも考えられるか?

塚を元に戻したら、ゲッコウ様から預かっていたお札を貼って封印完了。
札をどうするのか説明されてなかった映ちゃんでしたが、そこは勘が良いです。っつーか、お札は貼るものと相場が決まってます。

魔の力が封印されたところで、ダイボイジャーは魔鳥にトドメ。
ちょっと待ったぁ~っ!!
魔の力が封印されれば、ゲッコウ様も元通り人畜少害の忍鳥に戻るんじゃないのか!?
何もそんな、ダイボイジャーの必殺技を繰り出さなくてもいいじゃないか。
虹の反物を纏ったシズカの場合は反物の防御力が優れてて無害だったけど、ゲッコウ様の場合、アレって生身よね。魔鳥の防御力が優れてたとしても、直接ゲッコウ様が傷つくのよね。
ヤイバ様に斬られたシズカに続いてゲッコウ様にも死亡フラグが立ったと思われた瞬間でした。

フクロウに戻ったゲッコウ様は羽ばたくことも受け身を取ることも出来ずに、シズカの目の前にベショッと落ちて来ました。
するとシズカが懸命に手を伸ばしてゲッコウ様を抱きかかえ、影忍法で撤退。シズカ自身も深手を負ったように見えたのですが、それでも彼女はゲッコウ様を抱えてアジトへ戻りました。
雑用以外ではあまり役に立たない、居ると騒がしいシズカですが、いざって時には良い部下じゃん♪
その後のシーンを見てみると、シズカの場合は傷はそんなに酷くなかったように思えます。傷自体は浅めだったけど、斬られた衝撃で身体の自由が利かなかっただけみたいですね。ゲッコウ様は包帯でぐるぐる巻きになってましたが、シズカは結構元気そうでした。
顔に貼られたお揃いの絆創膏がGoodです♪(^_-)b
抜け忍ヤイバ様への死の制裁を(お揃いの絆創膏に)誓うゲッコウ様とシズカでありました。

サロンでは菜月がゲッコウ様のことを心配していました。
だって、そんなに悪い鳥じゃなかったもんね。
世界を滅ぼすの嫌がってたし、他のネガティブと同じように殺戮を楽しんだりしてないし……それどころか、その昔、自らの肉体を犠牲にして魔鳥から世界を守った英雄じゃん。目的が世界平和じゃなくても、動機が里を守る為とか自分達の利益を守るためだったかもしれなくても、世界を救ったことに変わりはないでしょう。
ダークシャドウは犯罪組織ではあるけれど、きっとゲッコウ様は盗品売買で金を稼いで豊かな老後が送りたいだけなのよ!

さて、今日のおまけコーナーは番外ヒーロー。
○人目の戦士とどう違うのかはよく解りませんが……。
オチ担当はズバーンでした。しかも、ピンですぜ!
しかも、ズバーンの今日の出番はここだけ(^o^;)
スバーン語で御挨拶するズバーン。もちろん、視聴者の為に日本語テロップ付です。
御挨拶の後でフリップを掲げるところまで通しで、とっても可愛かったですvv