頑張れ、劉輝!-アニメ「彩雲国物語」#29
予告を見た時は完全オリジナルかと思ったのですが、ストーリーはちゃんと進みました。
柴父子の喧嘩も見られました♪\(^o^)/
柴彰だけ連れて金華から琥璉へ旅立つ州牧一行に慌てて追いかけて来た金華太守。
随員に息子が選ばれたのを光栄に思いながら、やはり素直には送り出せない親父殿です(苦笑)
どんな時でもソロバン弾く柴彰さんと骨の髄まで管理魂の行き届いた柴のじっちゃんの親子喧嘩は楽しいです。
その頃、劉輝は藍将軍と一緒に絳攸様を連れて秀麗の後を追っていました。
絳攸様は、剣は満足に使えなくても、馬に関しては徹底的に仕込まれたようで……黎深様の元での英才教育が効いてて良かったですね。
何しろ逸る劉輝と一緒に馬を駆って、遅れずについて行けたんですからかなりの腕前ですよ。
馬は多分、どれも国でも指折りの名馬揃いでしょう。
藍将軍の腕前は軍でもトップクラス。宋将軍に鍛えられた劉輝もかなりの腕前で、乗っているのは国一番の名馬のはず。
ハッキリ言って、これに着いて行く絳攸様は大変だったと思います。はぐれたら二度と家に帰れない、下手をすると人の居る場所にたどり着くことも出来ずにのたれ死に、となれば絳攸様は文字通り死に物狂いで馬を駆ったと思われます。
元々絳攸様は体力も他の2人に比べると低いし、夜も碌々休めなかったのでは、話の途中で馬の上で寝てしまうのも無理ありません。
絳攸様が眠ってしまったので、仕方なく劉輝も休憩を取ることにしました。
馬がつぶれても困りますしね(^_^;)
木にもたれて寝ている絳攸様と藍将軍。
多分、眠ってしまった絳攸様を藍将軍が運んで横で自分も休んだのだと思われます。
すると、藍将軍は寝ぼけた絳攸様に殴られてしまいました。
「方向音痴なだけでなく、寝相も悪かったのか」
その前に寝言で目を覚ましていながらポカッと殴られてしまうとは、藍将軍にしては珍しいですね。普段は至近距離で思いっきり投げつけられた本も軽く受け止められるのに…。
その夜、なかなか寝付けない秀麗と劉輝は互いに薔薇姫の話を思い出してました。
2人が好きなその話って、紅薔君の体験そのものなんだよねぇ、2人はそのことを知らないけど…。
ここに持って来て、後でちゃんと収拾出来るのかなぁ?
さて、一夜明けて金華に着いた劉輝一行は秀麗が旅立ったばかりと聞いてガッカリ。
その状況判断と行動力に秀麗を見直しながら、会えなかったことに気落ちする劉輝を藍将軍が甘やかしてくれました。
おかげで、更に先まで秀麗を追いかけることが出来るようになった劉輝が大喜びで後を追うと、ちょうど良い時に追いつくことが出来ました。
大好きな兄上の窮地を救う、という格好で登場出来た劉輝♪
双子剣を奮って共に戦えるのが嬉しくて、テンション上がりまくりです。
でも、秀麗の乗った馬車が通り過ぎちゃってガッカリ。隙だらけになったところを、藍将軍はキッチリお仕事してました。
燕青と静蘭と劉輝と藍将軍は問題ありませんが、隠れ損ねた絳攸様は4人が取りこぼした敵に襲われて大変でした。一応、護身程度に小剣を振るうことくらいは出来るものの、破落戸の相手は手にあまります。ここでももちろん藍将軍がフォロー。美味しいところはキッチリ持って行く藍将軍でありました。