今週の冒険者 #39
今日の主役は、"プロメテウスの石"?
目立ち具合ではズバーンだな。
予告にあった通り、ワゴンセールに突進するズバーン(笑)
今回の内容は、平たく言えば総集編。
"プロメテウスの石"を送りつけて来た犯人を推理する過程の回想として、過去の様々な経緯が画面に登場しました。
その一方で現在の時間軸の中では、何か画策中のクエスターが所々に意味深に出て来てシリアスムードを作り上げたり、ボウケンジャー達の捨て身の宴会芸でギャグモードになったりと、いろいろメリハリつけてました。
冒頭のサロンでは、くつろぐ蒼太、ルームサイクルをがむしゃらに漕いで太ももを摩りながら階段を下りてくる映ちゃん、アクセルラーをいじりまくってる真墨、そして読書に勤しむチーフとさくら姐さんという図が展開されていました。
真墨は、またしてもアクセルラーを壊した模様です。
本人もヤバいと思っていたのか、映ちゃんに
「また壊したのかよ!?」
と言われても反論出来ませんでした。
ほのぼのしたムードは、菜月が抱えて入って来た箱が開いた途端に急変。
無警戒かつ無造作に箱を開けようとする菜月を間伐入れずに止めようとした真墨がNiceでした。その反応の早さ、さすがは"お母さん"です。
しかし真墨の静止も、中身が自力で飛び出して来てしまっては何の効き目も有りませんでした。
飛び出して来たのは怪しげな石で、自らプレシャスだと言い、送り主を当てるのがメインイベントだと言います。
もうっ、チャーリー(CV.真殿光昭)さんったらお茶目さんなんだからぁ(^o^;)
「ふざけるな、さっさと言えっ!!」
と、せいぜい刑事ドラマの取調室レベルで吐かせようとする真墨に対し、映ちゃんは同じ取り調べでも時代劇レベル。
石を抱えてヘッドロック!
それでも吐かないので叩き壊そうと映ちゃんが石を頭上に振り上げた途端、牧野先生のストップが掛かりました。
"プロメテウスの石"は怒らせると爆発するので、丁重に扱い、機嫌を損ねないようにしなくてならないそうです。
Mr.ボイスからも、この石をどうにかするのが今回のミッションとの指令が出てしまい、ボウケンジャーはひたすら石の機嫌を取る羽目に…。
石を爆発させない方法を蒼太が調べてる間、他のメンバーは石の御機嫌取り&送り主の推理に勤しみました。
風呂を要求した石がポロッと一言。
「じいちゃんにも浸からせてやりたい」
途端に、連想されたのはガジャ様(笑)
それでガジャ様関係の回想が流れましたが、しばらくすると石がまた一言。
「じいちゃん、今頃、エーゲ海に転がってんやろなぁ」
「どうやら、爺ちゃんってのは何処かの石っころらしいな」
風呂上がりの石を女性2人がお世話していると、今度は
「おい、そこの黒いのと光ってるの。踊れ」
怒りっぽいの2人を指名するところは、石のくせに見事な嫌がらせです。
しかも、怒る2人をチーフが宥めているところへ、牧野先生が「こんなこともあろうかと…」と用意しておいたフラダンスの衣装を持って来ました。
……その用意の良さが怪し過ぎです、牧野先生(-_-;)
嫌々ながらフラダンスを踊る真墨と映ちゃん。
見よう見まね、イメージで踊ってるのだと思いきや、何故か揃っている振り付けが可笑し過ぎます。
役者さん的には今回の収録の為に振り付けを習ったとしても、真墨と映ちゃんはいつフラダンスなんて踊れるようになったんでしょう?
特に、映ちゃんなんて、そもそもいつ何処でフラダンスなんてじっくり見る機会があったかは謎です。ボウケンジャーの研修にはフラダンスやお笑いの鑑賞という教育プログラムが組み込まれているのだろうか(苦笑)
真墨と映ちゃんが踊らされてる陰では、菜月が蒼太を急かしてました。
「早くしないと、真墨と映ちゃんがキレちゃうよ」
セット扱いでも先に名前呼んでもらえて良かったね、真墨(^_^)
ただ、蒼太でもすぐには情報を見つけられないようで、屈辱の時間は続きます。
必死に怒りをこらえて踊る真墨と映ちゃんに、石は野次を飛ばしました。
「昔会うた冒険者はもっとええ動きしてたで」
昔の冒険者から連想されるのはリューオーン陛下、と言うことで、ジャリュウ一族との戦いの回想のお時間です。
ただ、ロボ戦シーンが多かったので、陛下の不死身度が伝わって来なかったのが惜しいです。
細切れに吹っ飛ぶシーンが何度も入ってこそ、陛下が不死身だってことがよく解るのに…。
なかなか正解が出ないのに業を煮やしたのか、石はヒントを追加しました。
送り主は男で、名前は3文字。
真っ先に思い浮かぶのはガジャ様ですが、彼は既に不正解決定ってことで、チーフが思い浮かべたのはヤイバ様でした。LUNAが思い浮かべたのはMr.ボイス(^_^;)
だって、ヤイバ様はこんなもの送ってくるキャラじゃないし、ダークシャドウならボウケンジャーに嫌がらせするより売却するっしょ。
彼がそういうキャラじゃないことはチーフ達も解ってたようですが、ダークシャドウとの回想シーンを流す為には仕方有りません。
やっと蒼太が爆発回避方法を見つけたものの、その為には手に入れなくてはならないものが……って、そのブツは近所のスーパーでワゴンセール中かよ(^_^;)
しかも、その買い出しにズバーンを行かせるとほあ、凄まじいギャンブラー振りです。
でも、皆はズバーンが帰って来るまでの時間を稼ぐべく、宴会芸とメイドさんに精を出します。
「捨て身で行くぞ!」
……捨て身過ぎです、チーフ(汗;)
真墨の女装演歌歌手は似合い過ぎです(笑)
そうやって捨て身でやってるにも拘らず、ネタはどれも途中でハリセンかまして「なんでやねん!」のみ。
これでは関西に長く居た"プロメテウスの石"でなくても、「お笑いをナメとんのか!?」と言いたくもなります。
石の要求に従って茶を煎れながら、菜月とさくら姐さんは考えました。
ゴードム文明でもジャリュウ一族でもダークシャドウでもないとすると、残るネガティブは……クエスター?
消去法で思い浮かべられたクエスターとの戦いの回想が流れたものの、
「でも、ガイもレイも2文字だよね」
あっさり否定です。
まぁ、"アシュ"って名前で送って来たとすれば3文字ですけどね。でも、何だかんだで彼らはガジャ様命名の"クエスター"って名前が気に入ってるみたいなので、今さら"アシュ"とは名乗らんでしょう(^_^;)
こうしてボウケンジャー達が捨て身で頑張ったにも拘らず、石は転がった弾みで爆破スイッチONになってしまいました。
本当かどうかは怪しいものですが、スイッチが入ったら自分では爆破を止められないそうです。
爆破まで3分あるんだったら、半径1kmに何にもないトコまでゴーゴージェットで運んで放置して無駄に爆発してもらえばいいじゃん、海に落とすのもいいかも、とLUNAは思いましたが、プレシャス回収をうたうボウケンジャーとしてはそうはいかない模様です。そもそも今回のミッションは、爆破を防ぐことらしいですし…。
そこで、塩の到着を待つためにチーフが独り残ろうとしましたが、これまでの様々な冒険は皆で力を合わせて乗り切って来たのだからと全員残留。牧野先生が何か言いたげでしたが、結束を固める自分たちに酔っているボウケンジャー達は聞く耳持ちません。
「ああっ、私はどうしたら…」
牧野先生は独りでオロオロしてました。
爆発まで残りが数秒になったところで、ズバーンがサロンに帰還。
ひったくるようにズバーンから塩をもぎ取り、次々と包装を破って石に塩をかけていくボウケンジャー達。
ああ、勿体ない。石を箱に入れてから塩をかければ、もっと少ない量で済んだだろうに…p(>_<)q
その方が掃除も楽だ。
更に、一生懸命お使いミッションをこなしたのにチーフに褒めてもらえる事無く放置されたズバーンが、ちょっと哀れでした。
皆が必死に塩をまき散らしてる間にそっと剣に戻って縮んでチーフの腰に収まったのか、塩を掛け終えた時にはズバーンは姿を消していました。
めでたく爆発が回避されたと思ったら、石は塩の山の下から飛び出して来ました。
そして割られるくす玉。
あんなところにくす玉があったことに、それまで誰も気づかなかったところが間抜けですが、これまた話の都合上仕方ないってことで…。
実はこれは訓練で、石の送り主は牧野先生でした。
長いこと関西支部に保管されてたプレシャスが送られて来たので、牧野先生の趣味でこんなプレシャスが使われることになったそうです。
チェッ、犯人はMr.ボイスじゃなかったのか(-_-;) でも、Mr.ボイスもグルよね。
危機を脱した石は、まだ調子に乗っていて、再び女性陣にお茶を要求。
しかし、ボウケンジャー達の反応はこれまでとは違います。
「では、ゆっくりと……アタック!」
チーフの号令を受けて、映ちゃんが石を捕獲して皆の元へ。
皆はハリセンとピコピコハンマーで石を攻撃です。
その際、チーフと女性陣はちゃんと石を殴ってるんですが、真墨と蒼太は映ちゃんを殴ってました(^_^;)
まず正面から映ちゃんの頭に真墨のハリセンがクリーンヒット!
映ちゃんがうつむき加減になったところへ、蒼太のハリセンが映ちゃんの後頭部をバシッ!
チーフは近くからパシパシと数で攻めてたのに対し、2人ともメチャクチャ振りかぶって思いっきり殴ろうとして手元が狂った?
牧野先生に持たせて殴れば良かったのにね。
酷い目に遭った挙げ句に自らは石を殴れなかったばかりか石の代わりに殴られては、映ちゃんは「なんでやねん」でしょう(^_^;)
それにしても、間に合ったから良かったけど、本当に危ないところでした。塩の到着があと少し遅れたらドカーンです。
ズバーンがちゃんと買い物出来たから良かったものの、今回のミッションはかなり危ない橋を渡ったと思われます。
半端じゃない量を買い込んでも単独で持ち運べる力持ちってことで、ズバーンが選ばれたんでしょうか?
あれだけの量を抱えて走って帰れるのはズバーンしか居ないかも知れませんが……それ以前にちゃんと買えるかどうか、かなり不安だろう(^_^;)
実際、菜月は
「ズバーン大丈夫かなぁ?」
って心配してました。
しかし、さくら姐さんは冷静というか冷ややかに
「買い物くらい出来るでしょう」
その根拠は、前回の「バ~ン♪」「ア~ン」ですか?
「チーフの食事の世話が出来て、買い物が出来ないはずがありません。もし出来なかったら、今後一切プライベートでチーフに近づくことは許しません!!」
でも、ズバーンが買い物を出来るとしても、周りの人達の反応が心配だよぉ。
そんなLUNAの不安を他所に、ズバーンは買い物バッグを持って、首からがま口を下げて
「ズバズバ、ズバズバ、……」と走ってスーパーヘ到着。
「ズバ~ン♪」と入り口で気合いを入れると店内に入り、頼まれた品を見つけてワゴンに突進すると、群がるおばちゃん達をかき分けて次々と"エーゲ海の塩"を……籠持ってなかったから、あの量を全部抱えてレジに持ってったと思われます。
スーパーを出たズバーンは、買った塩が持っていった買い物バッグには入り切らず、ビニールの手提げも2つ(?)下げて、また「ズバズバ、ズバズバ、……」言いながら走って帰って来ました。
ビニールの手提げ袋は、買い物バッグの中に入っていたのか、スーパーで貰ったのか?
最近のスーパーは、袋をレジで注文して買わないといけないところが増えてますが、件の店はどうだったのでしょうね。
「手提げ袋はご入用ですか?」
「ズンズン」
なんて会話がレジで展開されてたりして、などと想像すると笑えます。
そもそも、周りの人達もあまりズバーンに動じてなかったな。もしかして、映ちゃん同様、普段から辺りをパトロールしてて、近所ではすっかりお馴染みさんなのか?(^o^;)
さて、今回のおまけコーナーはライブマンから1号機と2号機の初合体。
この手の合体は、最近あまりやってませんね。
ハリケンジャーの轟雷旋風神はこれに当たりそうですが、最近はパーツ交換やパーツ追加が主流っぽい気がします。マジレンジャーはロボットじゃないので論外。
ああ、でも、アルティメットダイボウケンはダイボウケンとダイタンケンが合体したものと言えなくもないか?
オチでは、1号機と2号機の合体ということでダイボウケンとサイレンビルダーが合体しようとして失敗(^o^;)