今週の冒険者 #32 | 振り向けば二次元

今週の冒険者 #32

今日の主役は蒼太と菜月、のはずですが、実態としてはチーフにさらわれたような気がします。
冒険学校に潜入入学した蒼太と菜月が様子を探っていた頃、入試に落ちたチーフはサロンでこれ以上ないだろうと言うくらい落ち込んでました。

余裕しゃくしゃくでチーフ達が冒険スクールの入試会場に入っていったところでプロローグ終了。
本編が始まると所変わって、映ちゃんがサロンに入って来ました。
「シルバーくん、退院おめでとう\(^o^)/ 怪我はもう良いのかね?」
真墨やさくら姐さんが何か言うよりも早く、Mr.ボイスがモニターに紙吹雪まで散らせて嬉しそうに出迎えてくれました。
「ああ、もうすっかり元通りだ。ところで、あれは何だ?」
この時の映ちゃんの指差しポーズや表情がGoodでした♪(^_-)b
映ちゃんが指差した先にはどっぷりと落ち込んでいるチーフの姿が…。
「冒険学校の入試に落ちたぁ!?ボウケンレッドがぁ!?」
そりゃ、まずは驚くよな、映ちゃん。
でも驚いた後は、真墨と一緒に笑い転げました。
試験結果の紙に書かれた「他の人生を探しましょう」の文言に、
「"他の人生"ったって、明石から"冒険"を取ったら何が残るんだ?」
映ちゃんも、チーフが冒険バカだと言うことはよく解っているようです(笑)
「俺から"冒険"を取ったら……?」
チーフ自身が想像してみても、何も残らない模様です。何しろ、チーフの100%は"冒険"で出来てますから。
落ち込むチーフに追い打ちをかけて楽しむ映ちゃんと真墨を、さくら姐さんは2人の耳を引っ張ってチーフから引き離しました。これって、子供が悪さした時に「ちょっと、こっち来なさい!」と昔の親がやってたことですよね。もしかして、西堀のお嬢様は小さい時にそうやって叱られていたのだろうか?
それでも懲りない映ちゃん達は、菜月の後ろの席のダメダメくんをモニタで見ながら
「あれが受かって、お前は落ちた訳だ」
「"他の人生"について相談に乗るか?」
とチーフへの口撃を緩めることはありませんでした。そして再び、さくら姐さんに耳を引っ張られる始末(^_^;)
落ち込んだチーフの味方はさくら姐さんだけです。

一方、菜月はダメダメくんに同情して助け舟を出したり慰めたり励ましたり…。
夜空と方角の関係は、
「冒険に必要だからってしつこく教えられたことだったから」
とのことですが……この時点では、教えたのはさくら姐さんだと思ってました。
でも、教えたのは真墨だったのですね。
「あいつは、俺にいろいろ教え込まれた時の自分と重ねてるんだ!」
あの菜月相手にしつこく物を教えるとは、真墨もかなり忍耐力がありますね。冒険のことしか教えなかった、というよりは、その時必要なことを教えるだけでいっぱいいっぱいだったのかも知れないと思えて来ました。
"警戒心"くらいは教えておきなよ。プレシャスに仕掛けられた罠には特殊能力で対応可能とは言え、普通は冒険に必要だろう(^_^;)
ダメダメくん、菜月を尊敬してたけど……普通に学校行って普通にサラリーマンやってた君と違って、彼女は1人でバスや電車に乗れないんだよ。

ダークシャドウが本性を見せて蒼太と菜月が捕らえられてピンチとなったものの、その際にシズカが漏らした一言でチーフ復活!
「受験番号間違えちゃったんだ~。本当はねぇ、合格させたかったのは57番だったの♪」
受験番号57番とはチーフの番号でした。
どんなに落ち込んでようが、どんなにPCのスピーカから離れていようが、チーフの耳にこの一言が届いたようです。
「よしっ!!ボウケンジャー、出動だ。アタック!」
チーフ、一気に立ち直りました。物凄い浮上のスピードです。やっぱり、チーフの100%は"冒険"で出来ています(^o^)

しかし、手違いとは言え不合格になったショックは大きかったようで、
「冒険は、点数で計れるもんじゃない。そういうことだな」
戦いが終わった後まで尾を引いてました。
「トラウマになってるんじゃないか?」
映ちゃんと真墨は楽しそうです♪
話が見えない菜月に解説するように、映ちゃんはサロンでのチーフの落ち込みぶりを説明。
「こいつから"冒険"を取ったら何が残るだろう、ってな」
「何が残るんだろう?」
「何が残るんですかね?」
「何が残るんでしょうか?」
チーフが復活した今となっては、さくら姐さんもからかう側に回ります。
「うるさいなぁ!どうせ、何も残らないよっ!!」
うん、うん、解ってるじゃん♪
怒鳴られて男3人は逃げていきましたが、この時のフォームがそれぞれ何だかいい感じでした。
腕を脇につけて小走りに走る蒼太。
腕をちょっと横に張り出すようにしてコミカルに走る真墨。
腕を大きく前後に振って大きなストライドで跳ぶように走る映ちゃん。
それぞれの個性が出ていたように思います。

さて、今回の30作記念作品紹介はマジレンジャー。
懸念していた通り、映ちゃんがヒカルくんの衣装を着てしまいました(_ _;)
その上、誰もマンちゃんを抱えてはくれませんでした。
マーフィーは出たのに…。