今週の冒険者 #30
今日の主役はズバーン。
前回ロボット型になって、堀秀行さんが声あてて、今回は喋るのかと思ったら……話せるのは「スバーン」とその応用だけなのね(^_^;)q
ぃや、それだけの単語で様々な言葉を表現するのは、それはそれで凄いことなんだけど…。ラストでは、僅かながらも意思の疎通が出来るようになったようだし…。
チーフに懐きまくるズバーン。
ひたすら、チーフの後について回る様子はまるで雛鳥です。
居心地悪そうに「冒険王者」の最新刊を読んでいたチーフは、いたたまれなくなって逃げ回りましたが、ハッキリ言って無駄にグルグル回ってるだけです。
ああ、「冒険王者」と言えば、あの"火竜のウロコ"の時の作家さんってば、リューオーンの手記をなくしてもまだ小説『滅びの龍』を連載してたんですね。作品のヒントに使っただけだからなくした後はオリジナルで勝負とか、何度も読み返して覚えてるとか、連載始める前にネームは出来ててどこかに書き付けてあったとかしたのかしら。
打ち切りにならなくてチーフは大喜びだったでしょう(^_^)
チーフに置いてけぼりを喰らってソファに沈み込むズバーンと、その目の前でひそひそ話をするボウケンジャー達。
ところが真墨が言ってはならないことをさくら姐さんに言ってしまいました。
「明石が構ってくれないから面白くないんだろ?」
ああ、図星つきまくり。でも、面と向かって言ってはいけません。第一、チーフに構ってもらえなくて面白くないのはお前もだろ、真墨。だからこそ、そういう発想になったんだろうし…。
案の定、さくら姐さんはカチンと来た模様です。
「言いたいことがあるなら、男らしくハッキリ言ったらどうですか?」
もう、ここから先は誰も声を潜めようとはしませんでした。
まずは真墨とさくら姐さんが喧嘩開始。しかも、それに刺激されたように映ちゃんの軽口モードにスイッチが入り、こちらは蒼太と喧嘩を始めました。
「疑り深いな。まだ、仲間のことも信用してないんじゃないか?」
「言って良いことと悪いことがあるぞ」
そうだよ、映ちゃん。蒼太は菜月に責められた時のことを結構気にしてるんだから…。
蒼太が映ちゃんの胸元を掴むと、今度は映ちゃんがムッ。オレサマな人には、うかつに手を掛けてはいけません。多分、許可なく映ちゃんに触れて平気なのはオレサマの上をいくキング・オブ・オレサマなチーフと問題外にお子ちゃまな菜月くらいでしょう。
喧嘩してる時の台詞は、全部は聞き取れませんでしたが、どうやらさくら姐さんは真墨に対して「元泥棒」といった模様です。
さくら姐さん……間違ってはいませんが、それを言ったらチーフは真墨以上の元大泥棒なんですよ(^_^;)q
喧嘩の様子をしばらく見ていたズバーンは怒って4人を叩きのめして飛び出してしまいました。
驚いた菜月はどうやら止める事無くオロオロしていただけのようで無傷。
コントのような青あざつけた映ちゃん達に笑ってしまいました。後のシーンで、ちょっと目元の痣が薄くなってる映ちゃんが映ってたところは芸が細かかったですね。
しかし、皆さん、痣消えるの早っ!
笑ったと言えば、飛び出したズバーンを迷子の犬猫のように探すボウケンジャー達。
あのさぁ、ズバーンはプレシャス反応出してるんだから、飛び出した壁のところからサガスナイパーで痕跡を追っていけば良いんじゃないの?
ところが、映ちゃんまで一緒になって「ズバーン!」と叫びながら闇雲に探しておりました。
こういうのを宝の持ち腐れっていうんだよね(溜息)
子供達と楽しく遊んでいるズバーンを見つけたボウケンジャー達は、強行に取り押さえようとして失敗。
またしても逃げてしまったズバーンを二手に分かれて探していると、チーフ組はゴードムエンジンを装備した幻獣ゴードラムと遭遇してしまいました。
その頃、落差のある坂道でズバーンとすれ違っている真墨・菜月・蒼太組。
一体どこに居るんだ、と真墨達が画面奥に向かって坂を上っていくにつれて死角になってる脇の坂道を画面奥から登ってくるズバーン。こういうマンガチックなシーンって大好きです♪(^_-)b
何を思ってかエッサホイサとチーフの元まで駆けて来てくれたズバーンでしたが、ボウケンジャー達の思いやり不足で力を発揮出来ず、ガジャ様に捕らえられてしまいました。
ここで、今回最大の笑いが…。
奪ったズバーンでボウケンジャー達を倒そうとしたガジャ様でしたが、ズバーンを振り抜いて
「あれ?」
お茶目です(笑)
そして、立ち直りも早かったです。
「使えないなら壊すだけだ」
素早い判断です。
ガジャ様がズバーンを壊す為の仕掛けを作っている間、ボウケンジャー達はサロンに引き上げて調査と話し合い。
映ちゃんは、いつものように別行動。
ズバーンの胸の宝石について菜月の言葉をヒントに蒼太が記録映像を調べていくと、どうやらズバーンのエネルギーは思いやりとか笑いとかの人の暖かい感情らしいということが判明。
だから前回、
「欲しいのは、あなたを守る力。仲間を助ける力」
って言ったチーフに懐いたのか?
まぁ、決めては
「俺が選んだんだ!」
だったと思いますが…(^o^;)
これだけでもあれほど懐いていたのに、今回
「もう2度と離さない」
が加わりました。どう聞いても愛の告白です、これは(^o^;)
いつか、さくら姐さんにも言ってあげてね。ええ、ワイヤーロープで捕まる前に…(滝汗;)
ズバーンが危ない代物ではないと解り、力を発動させる方法も何となく思い当たり、ズバーン救出にボウケンジャー出動。
意見がまとまったところにちょうど映ちゃんからズバーン発見の知らせが入り、てっきりサロンに帰らずサガスナイパーで地道に痕跡を追っていったのかと思いきや、見つけたのはズバーンと一緒に遊んでいた子供達でした。
一応、サガスナイパーで確認はしたらしいので、まったくの役立たずではありませんでしたが…。
力を合わせてズバーンを助け出そうとし、しかもズバーンの為に頑張っているボウケンジャー達に、ズバーンは再び力を取り戻して最後は自力で縛めを解いて脱出。
更にズバーンは、どさくさに紛れてガジャ様から"レムリアの卵"を奪取。名乗りにもちゃっかり参加して、もうすっかりボウケンジャーの一員です。
しかし、ゴードラムとのタイマン勝負でエネルギーを使い切って気絶。
ゴードムエンジンが壊れて本来の姿と力を取り戻した幻獣の相手は、ボウケンジャー達だけで務めることになってしまいました。
当然のことながら、苦戦するサイレンビルダーとスーパーダイボウケン。アルティメットになってもやっぱり攻撃が通じません。それにしても、ドリルの修理終わるの早かったなぁ。前回、完全にドリル部分を潰されたはずなんだけど…(-_-;)
そんな中でチーフは皆に「笑え」と命令。
すると地上では気絶していたズバーンが、心配そうに声をかける子供達の思いやりの気持ちとボウケンジャーの笑いのエネルギーで復活。
巨大化してアルティメットダイボウケンの元へ飛んで来たズバーンのおかげで、幻獣を倒すことが出来ました。
……サイレンビルダーは空気?
Mr.ボイスの許可も出て、正式に仲間に加わったズバーンでしたが、これまで以上にチーフに懐いてしまった模様です。
暴れるチーフをお姫様だっこしたり、肩を揉んだり叩いたり、いやはや懐かれ過ぎるのも考えものですね(^_^;)
さて、今回の30作記念作品紹介はアバレンジャー。
またしてもジャケットネタ、と思ってたら、ちょっとだけ真墨が笑いをとってくれました。
幸人さんジャケットを着た蒼太の後ろに出て来て
「ダイノガッツ、ダイノガッツ……」
と言い続ける真墨が可愛くて、GJ♪(^_-)b
映ちゃんがロングコートでときめいてくれると、もっと良かったんですが…。