今週の冒険者 #25
今日の主役はオレサマとアクタガミ。
でも、一番のヒットは労働条件の見直しを求めるトカゲ(笑)
登場した頃にはツンケンしていたオレサマが、ボウケンジャーになってからいろいろあった(前回はパンダの中に入った)おかげですっかり角が取れて来たのか、何やら気があったのか、アクタガミとあっさり友情芽生えさせてる不思議なお話でした。
初めて出来た仲間がボウケンジャーなのはともかく(?)、生まれて初めてのお友達がアクタガミとは…(^_^;)
冒頭で、うちわとクーラーからツクモガミを作ろうとしているゲッコウ様でしたが、そこへ
「燃えない~ゴミ~ 燃えない~ゴミ~♪」
と歌いながらやってきたシズカが、座布団を踏んで滑って転んで燃えないゴミをぶちまけてしまった所為で、おバカなアクタガミが出来てしまいました。
「今回は、お前達だけで行け…」
とガックリ肩(?)を落とすゲッコウ様がNiceでした♪
そんなプロローグの後は、場面換わってサージェスの秘密基地。
またしてもオレサマは自由行動中かと思いきや、何やらプレシャスを発見して現場に居ました。
「見つけたのはシルバーなんだけどね」
不満そうだな、Mr.ボイス(^_^;)
もしかして、サージェスの情報網に引っかかる前にオレサマに見つけられたのが悔しいのか?
でも、見つけたのはオレサマ自身ではなくサガスナイパーなんだから、いいじゃん。
そもそも、何故オレサマがプレシャスを発見してしまったのか。もしかして、いつもボウケンジャーと別行動してるのは、普段から指定された区画内をサガスナイパーで調査するお仕事でもしてるのかしら?
前回は、それを終えて帰る途中を"チーフ in くまさん"に捕獲された!?
ボウケンジャーが現場に向かうと、二三歩先んじてダークシャドウがやってきました。
アクタガミは、シズカ以上に頭が悪い!
でも、余計な知恵がない分、とっても素直です。
聞かれたことには素直に正直に答え、「行け」と言われれば、考えなしに突進!
ヤイバに自爆苻の札を張られてオレサマに突進し危うくオレサマ諸共爆発する(多分オレサマは一時的に戦線離脱するだけですむだろう)ところでしたが、苻の効果に気づいたオレサマが札だけを切り飛ばして事無きを得ました。
この時点でもう、オレサマはアクタガミに情けをかけてるよね。
だって、爆発前に自分が離れるだけであっさり片付くのに…。
自爆させられそうになったとも知らずに、張ってもらったお札が消えちゃった、とオロオロしている様子にため息をつきながら、オレサマはアクタガミを逃がしてやりました。
問題の「知恵の実」は、蒼太が木ごとまとめてデュアルクラッシャーのミキサーヘッドを使って固めてサージェスにお持ち帰り。現場に駆けつけた時に、「シズカちゃ~ん!(^o^)/」と御挨拶してても、やるべきことは忘れてませんでした。
ところが、肝心の「知恵の実」はアクタガミが木に激突した時に落下して、しかも偶然アクタガミの腰の籠に収まっていました。あまりのバカさ加減にシズカに閉め出されてお腹をすかせていたアクタガミは、木の実を発見してパクリ!
知恵がついた途端に、書物をひっくり返して勉強三昧で忍びの技を片っ端から身につけてしまいました。
……ダークシャドウの使ってる術って、知識だけで簡単に使えるようになる術ばっかりだったのか(-_-;)q
このお勉強シーンに関しては、お父さん達へのささやかなサービスとも言えるシズカの寝間着姿がありました。
シズカってば、忍者のくせに普通のパジャマで寝ているんですね。
天才になったアクタガミはダークシャドウを離脱。
この先の生き方に思いを巡らせていると、リューオーンとトカゲ3匹が「知恵の実」を奪い取ろうとやって来ました。
すぐさま「知恵の実」をトカゲの口に放り込むアクタガミ。
これで知恵をつけたトカゲ達が面白かったです。
すかさずリューオーンから離れて何やら3匹で素早く話し合うと、すっと姿勢を正し、
「労働条件を見直していただきませんと…」
「リューオーン様の作戦は行き当たりばったり過ぎます」
「我ら3人、協議の末に新たな作戦を考案したいと思います」
などと次から次へとリューオーンに対する苦情を申し立てて、帰ってしまいました。
「余計な知恵をつけおって~!(怒)」
う~ん、相変わらず勝手な奴だ。
それにしても、真っ先に申し立てる苦情が"労働条件"ってのが良かったです。労働条件の悪さにかけては、トカゲ達の右に出るものは居ないでしょう。
何しろ、命ある敵の中で唯一の使い捨て(汗;)
ボウケンジャーに倒される場合以外にも、蠱毒の術の為に互いに殺し合ったり、諸共に吹っ飛ばされたりと酷い扱いと受けています。天才じゃなく、ほんの僅かに知恵がついただけでも耐えられませんね。
善悪の区別がつくようになったアクタガミをオレサマはボウケンジャーの仲間に加えようとします。
そんなあっさりと秘密基地に連れてっちゃって…。
しかし、メンバーが一緒ならどんなに怪しい風体をしてても入って来られるなんて、一体どういうセキュリティシステムなんだろう?
でも、連れては来たものの強引に「知恵の実」を取り上げようとした所為でアクタガミを怒らせてしまいました。しかも人間への不信感を植えつけてしまい、街は大変なことに…。
善悪の区別がつくとは言っても自分にとっての善悪であり、悪を滅ぼすのにも自分の基準がありました。
元がゴミから構成されてるので、攻撃手段はゴミ降らし(苦笑)
……元は燃えないゴミだったのに、降るのが燃えるゴミなのは何故?
「人間は地球を汚している」
って、アンタが更にゴミ増やしてどないすんねん!環境に優しくないだろ!!
あっ、それで燃えないゴミから生まれたのに降らせたのが生ゴミだったのか?
生ゴミに埋もれたオレサマに、アクタガミはそっと1枚の札を手渡して去って行きました。
そして発電所を攻撃。環境に配慮下のか、爆発させずに術で消し去ります。
止めに行ったボウケンジャーも返り討ちにあって、友情と正義(?)の間で葛藤していたオレサマはもついに変身。
これまた返り討ちにあったものの、よく喰いつきました。
「解ってるだろう。オレサマ達が止めないわけにはいかないって」
そうして拳(?)で語り合うことしばし。
「これが拙者の使命なのだ!」
「使命が何だ!」
これまたオレサマが一段成長した台詞を吐きました。そして、手を差し出して
「他のやり方を考えよう」
でも、アクタガミには時間がありませんでした。ダークシャドウからの追っ手が来て、ご臨終。解ってても避けられないのがヤイバの攻撃なんでしょうか。
操られた状態でオオガミの術を掛けられて暴れるアクタガミに対して、オレサマが責任をもって立ち向かいました。せめて自分の手で、とか思ってた?
正気に返って欲しくて取り出した友情の証の札が発動すると、アクタガミは消えてしまいました。
オレサマはガックリしてましたが、これってアクタガミが望んだ結末ですよね。札を渡したときから、そのつもりだったってことでしょう。
元のサイズのおバカに戻ったアクタガミを、オレサマは森に放してやりました。
う~ん、野生動物扱い?
でも、おバカに戻ったアクタガミはオレサマに言われたことなんかすぐに忘れて、お腹空かせて街中を彷徨い歩きそうな気がします。自活能力なさそうだし…。
お腹を空かせたアクタガミにすかさずポケットから出したキュウリを与えるオレサマ(笑)
相変わらず、野菜を持ち歩いてるんですね。初登場時のセロリと言い、選り分けて食べるグリーンピースと言い、真墨と取り合ったりポケットから出したりするキュウリと言い、(出合正幸さんはセロリ苦手だけど)オレサマは緑の野菜が好きなのだろうか?
さて、京の30作記念作品紹介は、ギンガマン。
完全に戦隊ヒーローものから遠ざかってた頃に放映されていたようで、存在自体覚えてないというか認識してない作品です。
オチはチーフとオレサマが技を繰り出し、真墨と蒼太が焦げてました。
相変わらず、真墨と蒼太の小芝居は楽しいです♪