今週の冒険者 #21
今日の主役は真墨とオレサマ。
初っぱなから笑いの連続でした。
冒頭、キュウリを齧りながら退屈そうにさくら姐さんのレクチャーを受けるオレサマ。
あの資料は一体、誰が何の為に作ったのか…。最初は新人研修用の資料かと思ったのですが、ちょっと違う感じです。
オレサマの手元の資料には、これまでにボウケンジャーが回収したプレシャスの写真がありました。上の方には世界中のプレシャス情報リストらしきものも見えていました。
そして、下の方には
『これらのプレシャスを安全に保管し、世界を守る為に
轟々戦隊ボウケンジャーは結成されたのです』
などと言うコピーを背負ってポーズを決めているボウケンジャーの写真がデカデカと載っておりました。
サージェスの宣伝資料か、これ?
程なく飽きてしまったオレサマは、謎のデカ袋を手に立ち上がりました。
そして、さくら姐さんに「よろしく」言おうとしてまだ名前を知らなかったことが判明。
おいおい、仕事内容のレクチャーよりも自己紹介するのが先だろう、姐さん(^_^;)
名前を教えてもらうと、オレサマは姐さんに、まるで蒼太が美女に花を差し出すかのような手つきで袋の中から取り出した人参を渡しました(笑)
……やっぱり、あの袋の中には野菜が詰まっていたんですね。
続いて、チーフにトマト、菜月に黄色いピーマンを渡すオレサマ。この2人の名前は覚えていたようです。まぁ、菜月は前回、自分のことを「菜月」って呼んでたし他の人達もそう呼んでるから自然とオレサマも「菜月」って呼ぶのは解るのですが……チーフ、自分の名前を教えたことあったっけ?「明石」って呼ぶのは真墨だけで、他の人はみんな「チーフ」って呼ぶし、そもそも他の人のことは全員名前で呼ぶのに何故チーフだけ名字なんだ、オレサマ?
ぃや、蒼太のことはまだちゃんと呼んでないので解りませんが…。とりあえず、喧嘩を止められた時は「青いの」って呼んでましたが、真墨の例から言って多分、名前で呼ぶ時には「蒼太」と呼ぶんでしょう。
蒼太に自己紹介されて握手を求められた手に、セロリを渡すオレサマがNiceです。
そして、真墨には黒々とした茄子を…。
名乗ろうとしない真墨に、
「お前は『黒い奴』だな」
ああ、真墨の神経逆なでしてる(^o^;)
タダでさえ初対面の印象最悪で、その後もチーフに熱烈にスカウトされるわ、菜月にベタベタされるわで嫉妬バリバリなのに……しかも、この直前にオレサマがチーフを「明石」って呼んだことでますます好感度ダウン?
「『明石』って呼ぶのは俺だけの特権なのに…」
とか思ってた可能性大です。
「自分を何様だと思ってるんだ!?」
「俺様は俺様だ!」
おおっ、火花バチバチ飛んでるよ(^o^;)
それを見ながら、お近づきの印に渡された野菜を齧るチーフ・菜月・蒼太。特にこの時のチーフの表情がGoodでした♪(^_-)b
OPでは早速オレサマがメンバー登録されました。
他の人達が山を登ったり犬橇を駆ったり気球で空を飛んだり砂漠を旅したり海に潜ったりするのに対して、『眩き冒険者』はどんな冒険をするのかと思っていたら、松明持って古城探検してました。暗闇を松明で照らすから"眩き"なのか?
本編が始まると、今度は牧野先生が怪しい行動に出ていました。
指で作ったファインダーからオレサマを観察する牧野先生(笑)
そのあまりの怪しさからか、オレサマは迷惑そうにしながらもジッと立っていました。
「ゴーゴーチェンジャー、大事にして下さいね」
大事にするのはチェンジャーだけで良いの?
「そいつには宝の持ち腐れだ」
絡む真墨と再び睨み合うオレサマ。
「あ~あ、いがみ合っても疲れるだけなのに…」
「子供みたい」
お子様な菜月に"子供"と言われたらお終いだろう、2人とも(苦笑)
Mr.ボイスが登場し、それが司令官だと聞いたオレサマは
「司令官!?こんな変なのが!?」
大変正直な感想だと思います。
面と向かって言われてMr.ボイスは気分を害したものの、
「こいつは既にボウケンジャーの一員です」
「レッドくんが言うなら…」
チーフに断られたから計画凍結とか、チーフが言うなら認めちゃうってところが、相変わらず謎な関係です。
それに、シルバーは"サージェス・レスキュー計画"の要員なのに、結局ボウケンジャーとして皆と一緒にプレシャス回収のために行動してるし…。
チーフに断られて計画を凍結しちゃったから、解凍までは冒険させとくってことでしょうか。第一、オレサマはサージェスのことよく知らないし、サージェスもオレサマのことをよく知らないから、チーフと違って計画を任せる訳にはいかないでしょうしね。
"打ち出の小槌"回収に動き出したボウケンジャーでしたが、現場に着いてまた歪み合う真墨とオレサマ。
逃げたジャリュウ一族を追いかけるため、2人ずつに分かれることにしたところで、真墨とオレサマを組ませるチーフ。当然、反発がありましたが
「命令だ」
この一言で、真墨はおろかオレサマまで引き下がってしまいました。
さすがのオレサマも、キング・オブ・オレサマなチーフには逆らえない模様です(^_^;)
「俺様の前を歩くんじゃねぇ!」
「それはこっちの台詞だ!」
互いに相手の前に出ようと足を速める2人。特に、前に出ると胸を張るオレサマ。完全に菜月以上の子供です。
競り合いの結果かなりのスピードになって、演出がスーツ着た時並になってました。
広いところまで来て息切れして小休止。そこで仕事を思い出したように、ジャリュウ一族を探し始めた2人でしたが、そこからどの方向に行くかで
「お前と違う方」
と答える真墨にオレサマは
「それじゃあ、永遠に奴らは見つけられないな」
ここでオレサマは"サガスモード"発動。正しい使い方だと思いますが、これでジャリュウ一族が全然関係ない方向、例えばチーフ達や蒼太達が向かった方に行ってたとしたら、どんなに探しても奴らの痕跡など全然なくって空振りに終わります。その時は
「チッ、明石の奴。俺様にハズレ引かせやがって…」
とか何とか言ってチーフの元へ向かうつもりだったのだろうか(^o^;)
幸い(?)アタリだったので、ジャリュウ一族の熱痕跡を探知成功。真墨は不満そうにオレサマの後を追いました。
サガスナイバーで痕跡を辿っていくと、崖にぶち当たりました。どうやら奴らはそれを登った模様です。
すると、今度は真墨が勝ち誇ったようにゴーゴークレーンを呼び出してアームを伸ばして登っていきました。オレサマも不満そうに後を着いて行きます。
そして、登り切った途端に真墨に引き倒されるオレサマ。ジャリュウ一族を見つけて、慌てて身を潜めた訳ですが、
「こっそり後をつけるんだ」
って言う割には、さっき派手にゴーゴークレーン呼んだのは君だよね、真墨くん?
オレサマはコソコソと後を追うのは気が進まず飛び出しました。
真墨がフォローに入ると、雑魚の相手は真墨に任せて本命を追走するオレサマ。見事な抜け駆けっぷりです。ジャリュウ一族さえも抜いて、プレシャスの元へ一番乗りでした。
そこで迷うことなく蓋開けて"打ち出の小槌"を取り出してましたが……よく、開け方が解ったね。冒険者としてはド素人なのに…。
しかも、トラップなしか(^_^;)
ここは戸惑いながらも触ってみたら上手く開いちゃったとか、トラップに引っかかって真墨に「ヘッ、冒険をナメんなよ」と先輩風吹かされるかしそうな場面だと思います。
直後、あまりにあっさりプレシャス回収に成功したと思って油断したのか、ピンチになるオレサマ。
駆けつけた真墨は、崖から落ちかけてるオレサマを助けるか、崖の上に落ちてるプレシャスを回収するか、どちらを優先するべきか迷いました。
さくら姐さんだったら、迷わずプレシャス回収を優先する?
オレサマ自身も、自分よりプレシャス回収するように言ってましたしね。
あれだけ迷ってる時間があったら、プレシャス回収してからオレサマを引き上げに戻っても充分間に合ったような気がします。
真墨が迷ってる間に、自力で崖をよじ登ろうとしたオレサマは、お約束通り手元が崩れて落下。そこですかさず手を伸ばした真墨に助けられました。
「好きにやるのは嫌いじゃない。オレサマもな」
そうだよなぁ。"オレサマ"が嫌いだったら、あんなにチーフに懐かないよ。それに、最近チーフがあんまり相手にしてくれなくなったから、張り合う相手が出来てちょっと嬉しかった?
真墨は、オレサマと競り合いしてて、当初のワクワクした気持ちを取り戻したのかも知れません。
「これは貸しだからな」
なんて、嬉しそうに言ったりして…。
真墨がオレサマを引き上げると、プレシャスを拾ったジャリュウ一族が攻撃してきました。
"打ち出の小槌"を拾いに行くのは1人で充分。他の人は牽制の意味も込めて攻撃するのがセオリーだと思うのですが……真墨が迷い始めてからオレサマを引き上げるまでの間、攻撃しないで待っていたところは、かなり、昔気質な敵ですね(^_^;)
でもまだ体勢は立て直せてなかったので、真墨とオレサマは危ういところをチーフ達にかっ攫われて助かりました。これも、オレサマに抜け駆けされながらも真墨が仕事を忘れずちゃんと信号弾を上げておいたおかげです。うん、成長したな。偉いぞ、真墨♪
ここで駆けつけた菜月が「イェイ♪」ってピースサイン出してるのがGoodでした♪(^_-)b
菜月らしさがよく出た仕草でしたよ、スーツアクターさん。
そして今日も、スタートアップの演出が光りました。
息を合わせて、アクセルラーとゴーゴーチェンジャーを擦り合わせる真墨とオレサマ。と言っても、オレサマが「ほらよ」っと構えたところへ真墨がアクセルラーを擦り付けて両方を回転させたんですが……オレサマ、横着して変身?
久々に主役を張れた真墨は、中心に立てたのみならず「果てなき冒険スピリッツ」を言わせてもらえました。
その後の戦いシーンは殆ど武器紹介?
夏休みで家族サービスに努めさせられる親御さんの財布を狙ってか、次々出る新しいメカに押されて影が薄くなりつつある武器の宣伝をしていたように見えました。
倒したジャリュウが"打ち出の小槌"で復活&巨大化。
「これがあれば、邪悪竜を生み出したりする手間も省けるし、部下が無限に使える」
なるほど、リューオーンにとっては打ってつけのプレシャスだったのですね。なかなか使いどころを心得ています。
巨大化したジャリュウに、ボウケンジャーはいきなりアルティメットダイボウケンで対抗。
すると、リューオーンは更にジャリュウを巨大化させてしまいました。
この大きさの差はキツいです。転けたところを踏みつぶされそうになりました。
でも、この戦いにオレサマは参加してないよね。
そう思っていた、やっぱり寸前でオレサマが"打ち出の小槌"を奪い取って、皆の窮地を救いました。あんなに目立つギンギンに光ってるオレサマの存在を、完全に忘れていたリューオーンはかなりマヌケです(^o^;)
「借りは返したぜ、真墨」
「クッジョブ、映士」
仲の良い2人にビックリの仲間達。
ジャリュウと同じ大きさまで巨大化したアルティメットダイボウケンの必殺技に、3体のうち2体のジャリュウがまとめて昇天しました。あの距離で躱した1体はなかなか素晴らしい反応速度を持っていると思いました。後ろの2体はきっと、とっさに逃げを打った一番手前の奴に視界を遮られた所為で、避け損ねたんでしょう。
その逃げた1体はオレサマが担当。でもさぁ、あの時点からビークルを呼び出すより、アルティメットダイボウケンが相手した方が早いと思うのですが…。
もしかして、必殺技を放った後はエネルギー切れなどでしばらく攻撃出来なくなるんだろうか?
とにかく、今日もサイレンビルダーのジャッキ技が冴えてました(笑)
ジャッキ技だけであの高さを飛び上がるサイレンビルダーって凄い!!
驚きのあまり(?)ジャリュウは大口開けて、サイレンビルダーを飲み込んでしまいました。
また、オレサマが「一寸法師」を知っていたことにも驚きです。
でも一番驚いたのは、ジャケットの内側にキュウリや茄子を入れていたことです。
戦い終わって、真墨と戯れ合うオレサマ。
さっき名前で呼び合ったのに、また呼び名は「黒いの」と「銀色」に逆戻りです。
真墨に奪われたキュウリを取り返し、オレサマは茄子を差し出しました。
「お前には茄子をやろう。オタンコナスだ」
腹を立てながらも茄子を齧る真墨。でも、茄子って生で喰うもんだっけ?(汗;)
「旨いだろう?」
「悔しいけど、旨い」
そんな2人を眺めながら、チーフの采配に感動を覚えるさくら姐さんでしたが……チーフがそんな深い考えで組ませたりする訳ないじゃん(^_^;)
あれは絶対「面白いと思った」から「ちょっとした冒険」で組ませたのだと、LUNAは信じてます。
でもまぁ、瓢簞から駒でも結果オーライってことで…。
再び奪われたキュウリを奪い返そうとしながら
「待て!ちゃんと半分こしてやるから」
と言うオレサマがNiceでした♪
さて、今日の30作記念作品紹介はカクレンジャー。
今回も真墨と蒼太の小芝居はありませんでしたが、本編で充分お腹いっぱいだったので、まぁいっか(^_^)
それよりも、予告の「チーフが酸欠です」がメチャクチャ気になりますo(>< )oo( ><)o