セイザーX感想 #38
最終回らしく、スポットはタッくんに当てながら全員が主役って感じに仕上がってました。
しかし、影の主役はやっぱりブレアードでしょう(笑)
コアキャリバーでダークゲランに突っ込んだアドとケインとブレアード。
その突っ込み方は、どう見てもダークゲランに頭から美味しく食べられてるようにしか見えませんでした(苦笑)
モシャモシャと喰われているコアキャリバーを黙って見ているレミーの後ろから、アクアル登場。サイクリードも居ました。どうやらツインセイザーが連れて来てしまった模様です。
「援護しなさいよ!」
「エネルギーを貯めてるの!最後の一撃の為にね」
黙って見ていられなくてグレートライオにまで来てしまったアクアルも、レミーの答えに納得して後は一緒に攻撃までのカウントダウンをしながら大人しくしていました。
サイクリードも一緒にカウントダウンしてたようですが、この期に及んでもまだ誰も事情を説明してくれなかった模様です。そんな中でも気持ちを合わせられるとは…。
コアキャリバーから飛び出したアド達は、それぞれ恰好をつけたようでしたが、
「あ、正義の味方、ここに参上!」
「お前、いつから正義になったんだよ?」
「お、俺は最初から正義だ」
前回のラストでも、死地に赴くような緊迫した雰囲気の中で「まってろ、たっくと~♪」と楽しそうに歌ってだけあって、ブレちゃんはここでも笑いを忘れていませんでした。
ちなみに私はタッくんが「いつから」と言った時点でTVに向かって「縁側でポチになった時からだろう」とツッコミ入れましたけど…(^_^;)
そんなやり取りにブラックライオがペースを崩されるや否や、すかさず取り囲んで脇から背後から押さえつけるアド・ケイン・ブレちゃん。なかなか息が合ってて良かったです。隙を見てカプセルの奪うのではなく、ブラックライオの自由を奪い、あくまでタッくんにカプセルを取り出させたのはどういう意図からだったのか謎ですが――まさか、掴むとバリバリ来るのが解ってたからタッくんに押し付けた訳ではあるまいな――タッくんとブラックライオの綱引きのようなカプセルの取り合いの末、ライオ1はタッくんの方が好きだと自己主張してタッくんの元へ飛んで行きました。
外と中との同時攻撃でダークゲランが消滅した時には、ライオ1は皆を包むバリアを張ったりもして、なかなかに見せ場を心得たカプセルでありました。
敵を倒したところで満を持してカプセルの消滅を唱えたタッくんでしたが、カプセルは消滅しませんでした。代わりに、戦士達に1個ずつ自分の保管を求めた模様。頭数の都合で由衣ちゃんまで保管係を仰せつかってしまいました。まぁ、由衣ちゃんも宇宙武器商人からカプセルを1個入手した縁があるから懐かれても不思議じゃないのかもしれませんが…。
それぞれ、受け持ちは
タッくん :ライオ1
アド :イーグル2
ケイン :ビートル3
レミー :シャーク4
パトラ :ウルフ5
サイクリード :スワン6
ブレアード :スタッグビートル7
アイン :スピアフィッシュ8
ツバイン :オックス9
アクアル :ピジョン10
ゴルド :マンティス11
由衣 :ホエール12
ところどころ、どういう基準で割り振られたのか解らないところもありますが……例えば、どうしてアクアルのカプセルが水属性じゃないのかとか。
まぁ、そんな些細なことはさておき、エンディングテーマに乗せて各々がカプセルと交互に○の中に登場しての最後のご挨拶は楽しめました。
はしゃいでるブレちゃんはもちろんのこと、ここでちゃんと眉芸を披露してくれるアドが一番のヒットでした(^o^)/~
平和になったところで、エピローグは安藤家の茶の間♪
この茶の間が歴史を変えたんだよ、春子さん!
しかし、やはり全員は入り切らなかったので三将軍はお庭止まり。
結局最後まで事情が全然飲み込めないまま、それでも明るく呑気に旅立って行くサイクリードが面白かったです。
そして、ブレちゃんは最後までブレちゃんらしく…。
「もう宇宙海賊なんてするなよ」
「おぅっ。俺たちはこれから宇宙を気ままに旅して、腹が減ったら近くの星で食い物をぶんどって生きて行く」
……それを宇宙海賊というんだよ、ブレちゃん(^o^;)
でも、力づくで奪う気がなくても相手が勝手にビビって、結果的にカツアゲしたことになる場合もあるよね?
それにしても、どこまでも笑いのツボを心得てるブレちゃんはGoodです!(^_-)b
更に、別れ際、
「こんな格好良いこと言うのは俺の柄じゃないんだが…」
「うん、うん」
「だが、最後に言わせてくれ」
「うん、うん」
「俺は……あぁっ!」(ワープ)
あ~あ、トビーみたいに長々と前置きしてるから…(^_^;)
「格好良いことって何だよ!?すっごく気になるじゃねぇか~っ!!」
ええ、私もブレちゃんが何を言おうとしてたのか気になります。
由衣ちゃん同様、こうなるだろうとは思ってましたが、気になるものは気になるんです。
カプセルの中に見えたゴルド夫妻の未来図とか、去り際にお風呂のお礼を言ってタオルを残して行くツインセイザーもNiceでした。
そして、未来図の見えないタッくんとレミーは安藤家で自分の未来を見つめ始め、タッくんはイギリスに居る俊作さんの元へと旅立って行きました。
留守はレミーに託したようですが……レミーは一昔前のタッくんのようにバイト三昧の日々?土方の仕事で朝帰りは妙麗の女性として問題あるだろう(^_^;)
さて、この感想レポートも今回で最終回ですね。次回からは超星神シリーズではなく全然関係ないアニメが始まります。
好みのジャンルでも絵柄でもないので見ません。
土曜の朝の楽しみが……あっ、「彩雲国物語」があった(^_^)
と言う訳で、多分、来週から土曜恒例の感想レポートは「彩雲国物語」になると思います。
特撮の感想を目当てに来られてる場合は、日曜日をお待ち下さい♪