セイザーX感想 #37 | 振り向けば二次元

セイザーX感想 #37

今日の主役は一応タッくん。
でも、大活躍したのはブレアード。
肝心なところで大働きしたのはツインセイザーとゴルドさん夫婦でした。

タッくんがネオデスカルと、レミーがバレーダと戦ってる間、私はいつカプセルのところにパトラさんが湧いて出るだろうと思って時折画面の端などにも視線をやってました。すると案の定、
「取った~♪」
やっぱり、パトラさんが忍び寄ってカプセルをゲット(^_^)
詰め寄られて持ち逃げは出来なかったので、レミーにパスしたら、彼女はシャーク隊長が消えてしまうことに迷いを感じてG2への転送を躊躇ったので、結局取り返されてしまいました。
ああっ、パトラさんの苦労が水の泡p(>_<)q

ダークゲランが倒されたことで、ネオデスカルの計画は最終段階に入りました。
用済みになったバレーダを消し、自らダークゲランと一体化して仕上げにかかろうとするネオデスカル。
後を追ってダークゲランの中へ転送しようとするタッくんと皆のやり取りがなかなか良かったです。
「絶対ってことはないんだろ?」(to ケイン)
序盤でケインがタッくんに「絶対ってことはないんだよ」って言ってたんですよね。それをここへ持ってくるとはNiceです♪
更に
「爺ちゃん達に言っといてくれよ」
と、遺言でも言いそうな雰囲気にレミーが悲痛な表情をしたところへ
「晩飯までには帰るってさ♪」
と明るく言って転送レバーを引くタッくん。こういうところで笑って見せることが出来るところがタッくんの性格ってものでもあり、また成長した証とも言えるでしょう。
また、皆が止める中で只一人
「よ~し、行ってこい!」
と言うブレアードもNice♪
ブレアードはそうやって自分で後押ししながら泣いてましたが、そこへ
「泣いてるのか?」
とハンカチだかティッシュだかを差し出すサイクリードがGoodです♪(^_-)b
ブレちゃんはそれを受け取らなかったようですが、事情が全然飲み込めない中でそれでも一緒にコクピットに居続けて、ブレちゃんが泣いたらサッと対応するサイクリさんって良いですね。

今日のブレちゃんは、ドリルアングラーでとっても頑張りました。
あれだけ接近戦してて、闇に浸食されるまでに随分と敵にダメージを与えたようです。
ダークゲランが抱きついて口や腹で攻撃してたように、ドリルアングラーは胸のドリルでドリドリうりゃうりゃ……。
「いいもの残してくれたぜ、ジャッカル」
とジャッカルへの感謝を忘れないところがブレちゃんらしいです。
ブレちゃんのおかげでジャッカルは、僅かながら視聴者に存在を思い出してもらえることでしょう。

タッくんと地球の危機に、ブレちゃんは自己犠牲に走ろうともしました。
ダークゲランの中に入って自爆する、と言い出したブレちゃん。自分たちが死ねば歴史が変わるはずだと言うのです。
ただ、悲壮な決意をしたブレちゃんには悪いけど、闇に浸食されちゃう歴史とブレちゃんはもう関係が切れてるんじゃないでしょうか(-_-;)
関係あるとしたら、サイクリさんですね。
サイクリさんが子孫を残さずに死んだ場合、グローザのようにネオデスカルの存在が消えるはずです。
でも、サイクリさんにも生きてて欲しいよぉ~!(;>_<;)
ブレちゃんの自爆作戦をレミーが止めてくれてホッとしました。

クライマックスで活躍したのは、ツインセイザーとゴルドさん夫妻。
闇に浸食されたアドイーグルの中からコアキャリバーを取り出すために、ツインセイザーはスーツを脱いでアドイーグルの中へ…。こんな時に「恥ずかしい」なんて言ってられません。
しかし、アドイーグルの瓦礫に行く手を塞がれてしまいました。普通なら狭い隙間も通り抜けられるようですが、どうやら闇の所為でくぐれない模様。
そこへまたパトラさん登場!
ホントに神出鬼没ですね、この人。おかげで美味しいところ持って行きまくりです(^_^;)
出て来てやることと言ったら、ゴルドさんの応援だったんですが…。ゴルドさんをそこまで安全に連れて来たのはパトラさんの功績かな?
ゴルドさんがパワフルに瓦礫を退けてくれて、ツインセイザーは先へ進むことが出来、見事コアキャリバーの分離に成功しました。
そしてコアキャリバーにはブレちゃんも乗って、タッくんの元へ作戦を伝えに出発するぞ~ってところで以下次回、最終回へ続く、と…。
最終回では、サイクリさんに発明オタクな部分を発揮して欲しいなぁ、と密かに期待してるんですが……そんな暇はなさそうですね。もうちょっと尺があれば、闇に浸食された戦艦を爺ちゃんと一緒に復活させついでに闇に浸食されないように改造したりしてくれそうなんですが、出番なしで終わりそうな雰囲気です。

さて、残念ながら今回は「今日の一言」がありませでした。
何やら、単なる視聴者へのメッセージって感じで…。
このコーナーは最後までいつもの調子で続けて欲しかったのになぁ(溜息)