今週の冒険者 #14
今日の主役は、菜月と真墨。
菜月の記憶喪失を利用して仲間割れを狙うところはなかなかいい作戦でしたが、急いて詰めを誤るところはやっぱりツクモガミは頭悪いです。
「その子はツクモガミです」
と指差されても、まだ妹の振りして菜月に泣きつくような真似をするくらいしないとダメでしょう。
もっとも、その前に菜月が自分の持ってたのと"妹"から渡された腕輪を見比べて何やら訝しげにしてたので、あの辺が潮時だったのかな?
真墨が両親を殺したとか、菜月の能力を利用しようとしてるとか、いろいろ吹き込まれた上に夢まで操られてすっかり騙されてしまった菜月。
不思議な能力も何故かアップしてしまい…。
滅多に発揮出来ない不思議の力を今回はバリバリ使えたのは、あの偽の腕輪の所為?
そんなもの作る能力があるんだったら、もっといいツクモガミが出来そうなものだけど……どうなんでしょう、ゲッコウ様(^_^;)
「帝国の真珠」の時といい今回といい、ダークシャドウって良いもの作る割に使い方が悪くて失敗してる印象が強いなぁ。
誤解が解けかけたところで、腕輪によって操られてしまった菜月。
腕輪のみを破壊するにも菜月の動きを止めないとってことで攻撃を決意したチーフ達でしたが、真墨が身体を張って菜月を止めました。
これはこれで盛り上がるのでいいのですが、その前に皆が牽制してさくら姐さんに腕輪を狙撃させようとは思わなかったの?(^_^;)
皆してバラバラに腕輪目がけて攻撃しようとしては菜月の反撃にあってるのを見て、チーフもさくら姐さんも冷静さを欠いてるなぁ、と思ってました。
さて、菜月を元に戻すべく一人で立ち向かい、羽交い締めにして跳ね飛ばされた真墨ですが、変身が解けた状態で今度は正面から抱きつき大告白!!
「俺がお前を仲間にしたのは、お前が可愛かったからだ!」
「えっ?」
「嘘…」
「言ってしまいましたね」
「そんなこと……言えなかった」
そうか、やっぱりそうだったか、これで黒→黄は公式ベクトルだな。
でも、どうせ解決後には
「あれは、お前を止める為に言ったことだ」
なんて誤摩化すんだろう、なんて思っていたら何と前言撤回出来ずに自己嫌悪に陥っている真墨の姿が…(笑)
「言っとくけどなぁ、本当はお前にどうこうって気はないからだな。気の迷いであんなこと言っちまったけど、別に深い意味は…」
「はいはい、解ってるよ♪」
「ああ、何が何を言っても泥沼~!(o(><;)(;><)o)」
じたばたする真墨がとっても可愛くてGoodでした♪(^_-)b
それにしても、菜月も懲りずにようローラーブレードで食い物運んできますなぁ。
冒頭でココアを真墨にブッ掛けたにも関わらず、ラストではケーキを運んできました。今度はちゃんとテーブルに置けたものの、結局食べようとしたところでバランス崩してケーキの上に顔面着地(苦笑)
しかし、最初にココアをぶちまけた時
「登場したときからこうなると思ってました」
って、さくら姐さん……解ってたなら早めに菜月から盆を取り上げてよ(^_^;)
もしかして、ぶちまけるだろうと解っていただけではなく。被害に遭うのが真墨だけだろうってことまで解ってたから咄嗟に行動はしなかったとか…?
転けるであろう方向に座ってたのがチーフだったら、さっさと盆を取り上げていたのだろうか、なんて妄想を巡らせたりもしてしまいました。
「お前、よく菜月を仲間にしたなぁ(呆)」
ええ、チーフ、その疑問はもっともなんですが……今、あなた達も仲間なんですよ(^_^;)
おまけに、それを本人の前で言うとはデリカシーが無いですね。
他に笑えたのが、ツクモガミが化けた巨大真墨(笑)
ヤスカくん、歯並び直した方がいいんじゃない?
と言うのはさておき、偽物だと解ってても仲間の姿をしてると攻撃しにくいだろうという心理作戦に出たツクモガミだったのですが、
「あんな大っきいの真墨じゃないもん。やっちゃえ、やっちゃえ♪」
と、一瞬のためらいも無くアクセル踏み込む菜月みたいなのを相手には通用しませんでした。
さて、今回の30周年記念作品紹介はマスクマン。
オチはチーフの空手でした。
己の精神と肉体を鍛え上げた戦隊だったからってことですかね?
あまり面白みは無かったです。皆で怪しいマスクを被ってくれた方が面白かっただろうな。