セイザーX感想 #33
今回の主役は、アクアル?
彼女の葛藤や、説得のためのタッくんの葛藤が印象に残った回でした。
「私には居場所が無いのよ!話し相手も居ない!」
って、ちょっとだけ心の内を叫んだアクアル。話し相手が欲しくてブレアードのところに来てるんですね。的外れな言葉が返ってくることが多いとは言え、ブレアードは本気で相手をしてくれることだけは間違いありませんから。
タッくんとブレアードが2人で話してる時に、背後から現れたアクアルに対するタッくんの反応も普通の戦闘ものとは違ってほのぼのしてて良かったです。
「説得されに来たのか~!?」
こういうところが好きです、この作品(^_^)
それなのに、アクアルが仕掛けてきたらあっさり応戦しちゃって…。
タッくんを止めたりアクアルを止めたりで、ブレアードは大忙しでした。
そしてアクアルは目の前のタッくんを無視して、執拗にブレアードに攻撃を仕掛け……今までと立場が逆になっていたブレアードとタッくん(笑)
一時期、やたらと空気扱いされて「……無視ですか?」が口癖になりかけていたブレアードのように、今日はタッくんが「無視かよ?」「俺を無視するな!」と叫んでおりました。
でも、後から出てきたサイクリード相手に、コスモカプセルを上手く使って応戦するところは成長の証かな?
以前は、"ライオ1"一辺倒の力押しだったもんなぁ。
サイクリード戦の最中に現れて、「心配した」とぼやくアド達に
「そんなことより、今のこの状況の方を心配しろ」
と言い返す、緊張感があるんだか無いんだか微妙な緩さがまたツボでした(^_^)
すっかり利用されてしまったアクアルは、次回あたり寝返ってくれるかなぁ。
武器を振り下ろす途中で「以下次回」になったってことは、あそこで鎖の方に攻撃が行くんじゃないかと思ってるんですが…。
ブレアードは、「やっぱりアクアルは敵なのか?」と信じる心に自信が持てなくなってるようですが、タッくんは「信じるって決めたから信じるんだ」と言うような表情でアクアルを見つめていたように見えました。
さてさて、どうなることやら…。
倒れた爺ちゃんも心配ですが、意志を持ち始めたコスモカプセルが暴走しないかも心配です。
そして、隊長の秘密も気になります。
う~ん、明るいニュースは三将軍のソフビ発売決定くらい?