今週の冒険者 #12 | 振り向けば二次元

今週の冒険者 #12

今日の主役はさくら姐さん。サブで菜月。
一言で言えば、女性2人が機関銃ぶっ放しまくって野郎を助けに行くお話でした。

前回さくら姐さんが主役を張ったときは、そのクールさや真面目さが裏目に出ましたが、今回は違います。主役らしい活躍を見せました。
初っぱなからクールな状況判断が光りました。
真墨と蒼太が跳ね飛ばされてビルから落下して行ったとき、一人だけプレシャス回収を優先させるさくら姐さん。
それを「冷たい」と言う菜月に
「2人なら大丈夫だと判断したんだ。現に、自力で何とかなったじゃないか」
とフォローするチーフ。この時点では菜月も落ちた2人も納得したものの、基地に帰ってから
「凄いね、さくらさん。2人なら大丈夫だって、そこまで信じられるのって凄いよ」
と本気で感動していたらしい菜月にさくら姐さんはサラッと答えました。
「そんな訳、あるはず無いじゃありませんか」
この時、菜月の後ろで同じく感動していたらしい真墨と蒼太が仲良く転ける姿が可愛かったです。
この2人ってやたらと仲良いといいかセットでの演出が多い気がしますね。
でも、一緒に被害を受けた時、菜月が真墨を先に呼んでくれるところが密かにツボ入ってます。今日も2人が落ちた時、菜月は
「真墨!蒼太さん!」
と真墨を先に呼んでくれてました。
良かったね、真墨。蒼太が遊園地デートしようが、人形の件で菜月を庇いまくろうが、まだ親密度は君の方が上らしいよ(^_^)
話を戻しまして、
「落ちてしまったものはどうすることも出来ません。それなら、優先すべきはプレシャスの回収です」
と言い残してエレベータの中へと消えたさくら姐さんを、懸命に庇おうとするチーフ。かなり慌ててました。アップアップしながら必死のフォローに走ってます。

ハーメルンの笛で子供達が連れ去られる現場を見て、飛び出した菜月を追って真墨と蒼太も暴走。
操られてしまった菜月達を相手に戦うチーフとさくら姐さん。
すかさず菜月を取り押さえてスイッチを押しまくるさくら姐さんは、やはり冷静でした。
しかし、真墨と蒼太をまとめて相手するチーフは苦戦する一方、簡単にはスイッチを押させてくれません。
変身が解除されてしまった3人にトドメとばかりに敵が攻撃を放った瞬間、迷わず仲間をまとめて庇ったチーフはさすがです。ここで、どっちか片方を選ぶような真似はしません。

自分が考えなしに飛び出した所為で真墨と蒼太は連れ去られ、チーフに怪我を負わせてしまったと落ち込む菜月。一方、笛の秘密を探るさくら姐さん。
「明石くんの怪我は大したことありません」
と牧野先生が菜月を慰めますが、責任を感じまくって菜月は一人で何とかしようとこっそり基地を抜け出しました。でも、またしても考えなしで、カースに襲われてあっさりやられそうになったところへさくら姐さんが颯爽と登場。
「昔の伝手で手に入れられるだけの装備は持って来ました。一緒に行きますか?」
と機関銃やらライフルやらをこれでもかと担いだ姿は本当に重そうでした。末永さん曰く「ソレを扱うのに必死になってしまい演技がうまくいかなくなって、その日は、ただただ反省ばかり」とのことでしたが、確かに構えるだけでいっぱいいっぱいっぽかったです。機関銃1丁を両手で支えて撃ちまくる菜月はともかく、あれだけいろいろぶら下げて片手で1丁ずつ扱うのは辛いわなぁ(^_^;)
しかし、一体どんな伝手があれば、表向き一般人のさくら姐さんが機関銃やらライフルやら手榴弾をあんなに入手出来るんでしょう?
あれだけの装備を短時間で調達出来るさくら姐さんって凄いです。

女性2人と牧野先生が頑張っていた頃、捕まった真墨と蒼太は檻の中から吠えるしか出来ない始末。
お姫様よろしく助けられて、アクセルラーを受け取った途端に元気100倍!
追って、牧野先生の頑張りであっさり直ったアクセルラーを持ってチーフも参戦。本当に大した怪我ではなかったようです。う~ん、実際やられたときもアンダーシャツは無傷だったし……恐るべき防御力だな、ボウケンジャケット(笑)

戦いが済んでから、素直にさくら姐さんに謝る真墨と蒼太。
アクセルラーが使えないのに助けにきてくれたってことに感動する2人でしたが、さくら姐さんはこれまたサラッと
「代わりの装備も揃えましたし、アクセルラーが直るまでの時間も計算出来ました。私としては80%の安全は確保してあったんです」
この80%安全発言に対して、
「えぇっと、100ひく80は……20%の危険はあったってことだよね」
と指を使って計算する菜月がNiceです♪
記憶だけでなく、計算能力も失っているのか?

さて、今日の紹介作品は「チェンジマン」。
冒険者なら食い付いてきそうな幻の生き物達をモチーフにしてるのに、何やらあっさり流された感じでした。
オチも皆でバズーカ型のクラッカー鳴らしただけ(溜息)