今週の冒険者 #11 | 振り向けば二次元

今週の冒険者 #11

今日の主役はチーフ。
前回、ダイボウケンと一緒に敵に連れ去られたものの、それはあくまで彼の作戦で、ダイボウケンを停止させるとボウケンドライバーを隠してこっそり宝の元へ…。
そうして見つけた宝は、パラレルエンジンの原点となった発明など数々の英知の詰まった書類でした。チーフ曰く、これは写本で原本はおそらくサージェスが持っている。
パラレルエンジンの秘密を知ってしまったらサージェスに消される可能性があるから一人で何とかしようとしてるんだ、などと言う牧野先生の言葉に皆は納得して、残されたヒントを手がかりにチーフを助けに行ったボウケンジャーでしたが、チーフの単独行動の本当の理由は別にありました。
「だって、宝の地図だぞ。熱くならないか!?」
……やはりチーフは冒険バカだった、ということがよく解る一言でした。
でもヒントも残したし、人形もちゃんと取り返して、仲間への気遣いは忘れてなかった?(^_^;)

さて、チーフが燃やした人形はやっぱり偽物でした。
人形に火をつける瞬間は誰も見てないのだから、と皆を人形の残骸のところに連れて行って確認させる真墨。ホントに、すっかりチーフに対する姿勢が変わっちゃって…。ヤイバとの戦いを任せてもらえたり、あの時命預けられたのがよっぽど嬉しかったんですね。
菜月に確認させると、人形は偽物でしかもその足元にはボウケンチップがありました。
ボウケンチップには「310694」の文字が…。コレを見た瞬間、私は語呂合わせで「未登録よ」と読んでしまいました(苦笑)
チーフのロッカーを開ける為の暗証番号だとすぐに気づいて、開けてみると波右衛門の人形がありました。
「確か、着物を調べたんだよな」
と蒼太が着物を剥がすと、そこからは地図が出て来ました。蒼太がライブラリで島の場所を割り出してる間に、さくら姐さんと真墨は2体の敵を相手にする為のシミュレーション。これまでの合体バージョンでは荷が重いので、リミッタを外して新たな合体を試みることで合意しました。
短時間で全てのビークルを修理してしかもリミッタまで外してしまった牧野先生って凄いですね(^_^)

宝を探し出して、人形も取り返したチーフでしたが、ダイボウケンを単独で操縦して2体と戦うのはさすがにキツかった模様です。その前にデュアルクラッシャーを一人で撃ったりもしてましたしね。
あわやというところで、仲間達が駆けつけて万々歳\(^o^)/
「来てくれると信じてた」
いつぞやのしりとりの時とは逆の立場でした。
そして、ぶっつけ本番でスーパーダイボウケンに合体する時には、
「ちょっとした冒険ですね」
と蒼太に台詞を攫われました。
更に、9つのパラレルエンジンを直結させる際には
「五人の心を一つにするんだ」
「ブラックらしくないアドバイスですね」
すかさず突っ込んでくれたさくら姐さんも良かったですが、真墨の方を見てクスクス笑いポーズをとっていた菜月も良かったです。クッジョブ♪(^_-)b

アドバイスと言えば、チーフのことを誤解していたと落ち込むさくら姐さんに対する真墨のアドバイスが良かったです。
「水臭いあいつが悪いんだ。見つけたら殴ってやれ」
このアドバイスを受けたさくら姐さんは、大団円となったところで思い出してチーフの前に回り込み、
「一つ忘れていました」
と言って、徐にチーフに当て身を喰らわせました。
アドバイスした真墨も、こうなるとは思ってなかっただろうなぁ。
こういう場合、引っ叩くとかするものなんでしょうが……当て身で行くところがさくら姐さんらしいです。
しかも、あまりにも予想外の行動過ぎた見えて、とっさに腹筋をしめ損ねたのかチーフ昏倒(笑)
自分で殴っといて一番心配してたのがさくら姐さんなところが面白かったです。

30回記念作品紹介は「バイオマン」。
初めて女の子が2人になったということで菜月がさくら姐さんにじゃれかかってました。