今週の冒険者 #4
今日の主役はチーフ。
やっぱり、過去に仲間を失ってたのですね。しかも自分のミスが元で、更には
「必ず助けに戻る!」
と言ってその場を離れたのに助けられずに…。
そして再び、自分1人だけが脱出出来てしまい、今度こそ助けに戻るべく今日のチーフはいつにも増して熱くなっておりました。
頭に血が上ってた所為か、2話では圧倒してたリュウオーン相手にかなり苦戦してました。
でも、吹っ飛ばされながらの射撃は実にお見事!
リュウオーンは派手に爆発してましたけど……微塵にくだけた破片がうようよ集まってまた復活して来ても、奴ならあり得ると思ってしまいます(^_^;)
リュウオーンとの戦いでボロボロになりながら、ゴーゴードリルで皆を救出に向かうチーフ。
万全の体調でもキツかったのに、ボロボロの身体では余計に大変です。地下鉄の線路を通って出発し、パワーの反動がどうとか言いながら走行中も無駄にドリル回ってるしなぁ(苦笑)
しかも、出がけにはミスターボイスの冷酷な指示が…。
プレシャスを破壊する為に、近くに埋まってるビークルを仲間ごと吹っ飛ばせ?
サージェスは随分と簡単にボウケンジャーを切り捨てるんですね。他の手をあれこれ打った末の結論、もうそれしか手は残ってないってんならともかく、ゴーゴードリルで穴掘れば簡単に助けられるのにあっさりと安易に4人の命を散らそうとしたことで、私のサージェスへの不信感は更に強まりました。
やっぱり、ラスボスはサージェス?
さて、悲痛な想いでチーフが氷に穴空けて
「返事をしてくれ~!」
と叫ぶと、そこには
「カ、カラス」
「ス、スキヤキ」
「き、金……じゃなくて、金のしゃちほこ!」
「え~、そんなんあり?」
「コ、コルト45」
と、助けに来たチーフに気づかないくらい真剣にしりとりをしている仲間達がおりました(笑)
「お前ら、何でしりとりなんか…?」
さすがのチーフも目が点だった模様です。
「さくらが……じゃなかったピンクが、チーフが必ず助けにくるって言うから」
「そしたら真墨が、だったらしりとりでもするか、って」
だから、どうしてそこでしりとり?ってのが、聞きたかったんじゃないかと…。だとしたら、答えになってません。
まぁ、眠気覚ましと暇つぶしには良さそうな気がしますけどね(^_^;)
とにかく、チーフの助けを待ってる間に、4人の親睦はかなり深まったように見えました。ブラックもすっかり輪に溶け込んで
「あんたもちょっとは俺たちを信頼しろ」
なんて、複数形でさらりと発言したりもして…。そして後でこの言葉を悔やむ事になっても、もう手遅れ(苦笑)
序盤では「絶対に乗るな」と言っていたチーフでしたが、今回のミッションで少し仲間を信頼する事にしたため、部下達を順番にドリルに乗せることにしました。
乗せるからには容赦がありません。
青い人が悲鳴をあげて助けを求めているにも関わらず、
「回転を上げて下さい」
と涼しい顔で言って退けました。
「信頼してるぞ」
と楽しそうに見守るチーフの姿に、
「真墨が余計なこと言うからだよぉ」
「俺の所為かよ!?」
と喧嘩したところで後のまつり。
「俺、ちょっと用事が…」
と逃げ出そうとするブラックを、息のあった女性タッグはすかさず捕らえてチーフの方へとパス。チーフはそれをドリル方面へとトス。ブラックはフラフラと戻って来た青い人とぶつかって、尻餅をついただけではなく青い人のクッションにもなってしまいました。
でもさぁ、チーフにライバル宣言していながらそこで尻込みしちゃあダメでしょう(苦笑)
ところで今日の巨大ロボ戦は、これまで以上に無理がありました。
暴走して巨大化までは良いけど、プレシャスが変形してロボットになって襲いかかるのは幾ら何でも変ですよ。
丈夫過ぎて歯が立たなくてドリルと合体、くらいにしておくべきだったと思います。
しかも、ダイボウケンは剣を使わずシャベルとツルハシで殴り掛かってるし…。
ツルハシはともかくシャベルで殴るのは使い方を間違っています。ツルハシは上から振り下ろし、シャベルは相手のごつごつした突起の下辺りを引っ掛けるように使って欲しいものです。
ぃや、そもそもプレシャス相手にシャベルとツルハシで対抗する時点で間違ってますけど…(-_-;)
前回同様、さっさと剣にしろってーの!
剣をすっ飛ばして、いきなりドリルかよ。
シナリオや演出も冒険してますね(^_^;)