セイザーX感想 #11 | 振り向けば二次元

セイザーX感想 #11

今日の主役は、「父、帰る」というサブタイトルからして安藤父・俊作やタッくんであってしかるべきなのですが、レミーに傾いてたような気もします。
初っぱなは、レミーを元気づけようとするタッくんと意地を張るレミーの喧嘩から始まりました。
レミーの質問はタッくんをバカにしきってましたね。いくらタッくんでも7から3を引く計算くらいは出来ます。でも、視聴者にはどれが専用カプセルかを説明する意味では親切でした。

さて、久々にイギリスから帰って来た安藤父。驚きながらも嬉しそうにタッくんが駆け寄ろうとすると、アドから敵出現の通信が入ってしまいました。
仕方なく、「待っててよ!」と言い残して戦いに行くタッくん。
奥から出て来て「いってきます」と挨拶して出かけて行くケインもNiceでした。
俊作さん、戦いのこと知ってはいたんですね。
ぼかした言い方の由衣ちゃんと春子さんの会話に
「そうか。拓人くんはやっぱり戦ってるんだね」
と呟いてました。
子育ての方針のことやら何やらのホームドラマ部分は、なかなか良い話でした。
俊作さんは、最後にちょっと宗二郎さんの真似をしてタッくんへの伝言を残してみたりもして…。

一方、戦いは相変わらずギャグの色が濃かったです。
真っ先に駆けつけたアドとゴルドさんに
「お前はどうでもいい」
次に参戦したレミーに
「お前もどうでもいい」
と、ひたすらタッくんを待ちわびるブレアード(笑)
そしていざタッくんが来たら勢い込んで向かって行ったものの、タッくんの意識はレミーに向いてて全然相手にしてもらえませんでした。
「謝る気はないからな!」
「これでも皆からは可愛いって言われてたんだからっ!!」
と喧嘩をしながら雑魚を倒しまくる2人の傍らで、
「無視か?」
「俺は透明人間か?」
と、ぼやくブレアードがメチャクチャ笑えました。
それでも、「正面から堂々と戦って倒す」の宣言を守るように、脇から攻撃しようとはしないところが彼らしくて良いです。
そして、タッくんの意識が向くのを待ってるところを、ケインに闇討ちされた?
「また遅れちゃった。ごめんね」
と、いつものように挨拶するケイン……初めて「遅い!」と怒られて、戸惑ったようです(^_^;)
う~ん、でも確かに遅かったですね。タッくんと大通り一つ分程度の差で出撃したはずなんですが、戦艦の起動に時間が掛かったのでしょうか?
でも、レミーが先に来てたからタッくんは走って現場入りしたと思われるので、戦艦で来たならケインが先に来ちゃってもおかしくないようにも思います。
もしかして、いつぞやのアド同様、迷子?

もちろん、ブレアードに負けず劣らず、サイクリードも笑わせてくれました。
バンケーンが倒されたら
「こうなったら…」
と逆転の秘策でもあるかのように仲間に期待を持たせておいて
「逃げよう」
と言うなり踵を返して逃げ出しました。その潔さとプライドの低さ、Goodです♪
しかし、お前ら何故走って逃げる?(^_^;)
いつものように蝙蝠分身みたくなって消えるのではなく、延々と走って逃げたようです。
後で、
「どうやら追っては来ないみたいね」
と皆でゼーハー言ってました。

ところで、何やら謎の女性が出て来て、急に展開がシリアスな方向に向かおうとしてますね。
"ネオデスカル"とか言ってましたが…。真の悪役登場か?
その所為でギャグ担当のブレアードは消されてしまうのか、ちょっと心配です。
予告編でブレアードが処刑されてるように見えなくもなかったので…(汗;)