セイザーX感想 #10
今日は主役らしい主役は居なかったような……強いて言うなら、タッくんとブレイアードかな?
初っぱな、カプセルを探して草をかき分けてる2人。お互いに相手の存在に気づくと、カプセル探しそっちのけで戦闘態勢に入り、挙げ句、タッくんはブレイアードの後ろに幼女が居ることに気づかず必殺技を放ってしまいました。
爺ちゃんが老骨にむち打って庇いに入りましたが、ブレイアードが完全に避けてたら、もろにあたってましたね、あれは(-_-;)q
幸いにも直撃ではなく、近くに着弾した余波を喰らった程度で済み、幼女は無傷で爺ちゃんも無理な運動で腰を痛めた程度だったようですが、爺ちゃんに突き放されたタッくんは家出してしまいました。
爺ちゃんがダメージを受けた直後に現場に現われたため事情を知らないアドとケインに責められたブレイアードの反応には笑いました。
「お前がやったのか!?」
「よくも宗二郎さんを!!」
「俺じゃないって…。」
とブレイアードはひとまず逃走。しかし、戻ったら今度は仲間に責められる始末。
「あいつら、全然ひとの話を聞かないんだもんなぁ」
「それで手ぶらで戻ったの?」
アクアル様の言うことも間違ってはいないのですが……最近すっかり苛められっ子が板について来たブレイアードでありました(^_^;)
さて、今日は「船長の正体」というお話だったのですが、マントの下からは何やらメカが…。
「戦艦を雷にさらすべからず」って言い伝えは、もしかして雷にさらすと船長が壊れる危険性があったからかしら?
それはさておき、父とも神とも思って慕っていた船長が機械だったことにショックを受けたブレイアードも家出してしまいました。
トボトボと歩いて座り込んで落ち込んだり、シャボン玉の中を哀愁漂わせながら歩くブレイアードがGoodでした。
そして「犬も歩けば棒に当たる」と言いますが、ブレイアードも歩けばカプセルに当たります。
探しても居ない時に足下にカプセルが…。
投げやりになって捨てちゃうかな、と思った矢先にアクアル登場。続いてタッくん達参上。
ブレイアードはタッくんにカプセルを上げてしまいました。
船長が機械だと判明したらもう彼にはその命令なんてどうでもいいこと。残されたのは、正面から堂々とタッくんとの勝負をつけることだけ。
セイザーXを倒すことに燃えるブレイアードに、指標を見失ったアクアルも自慢の恐獣を倒されたサイクリードも呼応してしまい、どうやらこれから彼らは正統派の悪役への道を進もうとしているようです。もっとも、性格的にどこまでやれるかは疑念の余地がありますが…。
ところで今回、行方不明のタッくんに代わってコアキャリバーに乗り込んでかなりの怪我をしたレミーですが、自業自得ですね。あまりにも無謀です。
ストレージリングがあっても装着出来ないのかなぁ?
とにかく生身で乗り込むのは危険だと解ってるんですから、ここは一つゴルドさんに乗り込んでもらうべきだったのではないでしょうか。彼なら生身でも全然問題なかったと思います。
ここは彼の出番かな、と期待したのですが、意地を張ったレミーのおかげでその期待は裏切られてしまいました。
さて、今回の教育的おまけは「悪いことをしたら、『ごめんなさい』と謝ろう」ってことで…。
「私のアイス、食べたでしょう!!」
「俺じゃねぇよ!なぁ、皆?」
自分のアイスが無くなると、兄が食べたのだと決めつける由衣ちゃん。
しかし、タッくんに話をふられて振り返ったレミー・アド・ケインの口の回りにはアイスがついておりました。揃って「ごめんなさい」と謝った3人ですが……ぬれぎぬ着せた由衣ちゃんもタッくんに「疑ってごめん」と言うべきなんじゃない?
それにしても、ケインはともかくアドまで盗み食いしてしかも口の回り拭かなかったのか?(^o^;)