ちょっと消化不良-彩雲国物語 欠けゆく白銀の砂時計
終わりが近づいて来たのか謎が沢山まき散らされて、刈り取りは先へ持ち越されてしまいました。
龍蓮の正体とか、銀の人の正体とか、秀麗の見合い相手候補とか、影月くんと陽月くんの本当の関係とか、劉輝の悪あがきの賭けの内容とか、全部思わせぶりに描かれるだけ描かれてそのまま終わってしまい、読み終えて消化不良気味です。
一応、秀麗達がやろうとしている大仕事の一端は明かされましたが、それだけではもの足りません。
そんな中、柴の姉ちゃんがいい味出してくれてました。
いきなり明かされた悠舜との関係にも驚きましたが、結構いい感じでした。
そして、あの黄尚書の素顔を見た時の凛姫の反応がナイスです。
あれを見て動じないどころか笑い飛ばすその剛毅さ。Goodです♪
さて、この本の帯とあとがきにあるように、ドラマCDの第2弾の発売が決まったようです。
気になるのは、黄尚書を誰が演るのか。
事務的な一言でさえ男女を問わず相手を骨抜きにするほどのこの世のものとも思えない美声、しかも麗しさと迫力も兼ね備えているとなると、速水奨さんしかいないと思ってるんですが……制作サイドのセンスは果たしてどうなのか?
話の大半は仮面で籠った声ですが、後半で仮面を外した状態での会話があります。まさか、全面カットはしないてしょうから、そこで流れる声がハズレだと最悪ですね。黄尚書はただの奇人で終わり、キャラは台無しになります。
紅尚書の声も気になりますが、とにかく今度のCDの鍵を握っているのは黄尚書のキャスティングです!!
劉輝や絳攸がイメージと違ってても許せるけど、鳳珠の声がハズレだったら買わないな、絶対…(-_-;)q
もし速水さんじゃなくても、期待出来そうな人になることを祈ります。
速水さんなら間違いないんだけど…。何しろ、「シャインズマン」のドラマCDで肉じゃがやユッケを勧めるだけで聞いてる人をメロメロにしたのみならず、イベントでは「家庭の医学」のしかも「鼻水」の項を読み上げて会場中を魅了したほどですから♪(*^^*)
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