NHKの朝ドラねえー

何年も前から、ずっと夫と観ていたんだけど

某朝ドラがあまりに低レベルなので

そこから観なくなってて

それが最近又観るようになって

今の朝ドラには夫婦してハマっています。


特に主題歌が抜群にいい。

今までの朝ドラの主題歌の中では

ダントツでいい

歌手の名前も聞いたことがあるくらいで

顔もはっきり知らないし

歌歴史も知らない。

知らないけれど何故かハマっていて

毎朝、この主題歌を聞くと

元気が出る私達夫婦です。


ドラマの役者さんたちも全員ハマっていて

本当にいい朝ドラだと思う。

私的には

「カーネーション」と並ぶ朝ドラに

なっています。🩷


そんな朝ドラで

新しい憲法の元

家族のあり方、夫婦の姓について

戦前のスタイルを貫きたい派と

新しいあり方を取り入れたい派との

攻防が繰り広げられていた。


私は45年前に結婚する時に

夫の姓でもなく、私の旧姓でもなく

二人で新たな別性を決めようと夫に提案して

夫は、最初は承知したんだけど

しばらくして「やっぱり難しい」と言い出した。

法学部出身の夫が言うのだから

そうなのだろうとその時はそう思った。

次に、夫は私の旧姓にしてもいいと

言ったけれど、一人息子の夫と

三女の私の結婚だったので

結局私が譲歩して

夫の性を名乗ることにした。

夫の姓は変わった名字だったので、

平凡な名字の私は、そっちでもいいかと思って

受け入れたのである。

まさか、お見合い結婚なのに

姓のことでそんな事を言われるとは

夫は夢にも思わなかっただろう。


その後も、他にも

「こうして欲しい」と夫に

提案したことはあったけれど

今の世の中からしたら当たり前になりつつ

あることでも

あの当時としては珍しかったので

私の思い通りにならなかった事は

残念である。


昔の家長制度で

夫に従属した家庭と

今の核家族の家庭と

果たして

男にとっても女にとっても

どちらが幸せなのだろうか?

昔の家意識、核家族、若い人の負担、共働き

不妊治療、介護、高齢者の施設、

等々、等々

毎朝、朝ドラを観ながら

私達夫婦の話題は尽きない。


そんな中

今朝は花岡さんの死が知らされた。

戦後

闇米を拒否して餓死した判事がモデルである。

信念を貫いて餓死した高潔な判事が

いてたという事を多くの日本人は

知っている。


最近では

安倍元総理が私利私欲のために

国有地を籠池氏に超超安値で

払い下げた事件が記憶に新しい。

それを誤魔化すために

決裁文書の改ざんを命じられた

近畿財務局の職員だった赤木さんが

上から指示されて命を絶った。

今も奥様が無念の裁判を起こしている。


信念にもとづいて闇米を拒否して

栄養失調で餓死した山口判事と

赤木さんの死を

どうしても重ねてしまう。


今朝の朝ドラを観て改めて思う。


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