今日は

夫はお友達と会うために大阪に出かけました。

必需品となった杖を持参して。


お友達は腸の病気で

去年の秋ごろから入院されてたのですが

検査しても原因がわからず

辛い入院生活を余儀なくされていました。


丁度

アリスの谷村新司さん(74才)が

同じ腸の病気で亡くなった頃で

76才のお友達も不安でよく夫に病状を

訴えていました。

退院して家で養生されていましたが

何とか、生き延びられたみたいで

今日、久しぶりに

そのお友達と会うことになったのです。


前みたいに

お元気になられてたらいいのですが。


そんなわけで今日は夫が九時半に

家を出たので、

私はいつものモーニングを朝昼兼用で

ゆっくり食べて



九時半に

家を出る時に夫がセットしてくれた

NHKの朝ドラを一人でゆっくり観ました。


予想通り

入学後の女学生は激減していましたね。


何とか女子の存続のために頑張る寅子達は

「法廷劇」をすることにして

寅子の家に有志で集まることにしたのですが

その寅子の部屋に

お茶を持って来てくれたのが兄嫁さん

寅子の同級生の花江ちゃんだったのですが

女中さんと間違われる展開に

‥‥‥‥‥‥

花江ちゃんの

「賢い嫁は頭の悪いフリをする」と

いう立派な?志も

(理想と現実)の中で崩れかけていました。


「寅ちゃんにはお嫁に来た人の気持ちなんか

わからないのよ」


今の時代のお嫁さん事情は

ちょっと違うみたいだけど

どんな時代でもお嫁さんは

最初はそう思う人が多いように

思います。

特に志高く、

「自分はできる」「頑張れる」「頑張らなくては」と思っている人ほど

現実の厳しさに気持ちが沈むと思います。


かくいう私がそうでした。

「頑張らなくては」「私がしなくては」と

結婚した時から思っていましたから。


でも理想と現実の狭間で

だんだんその気持ちが沈んでいって

とうとう私は夫に自分の気持ちを言いました。


何も言わなくても私を見ていて

感じるところはあったみたいだけど

敢えて、自分からは言わない夫でしたが

「このままでは心が壊れそうになる」

「ノイローゼになってしまう」と

夫に言いました。

新婚3ヶ月の頃で

丁度子供を妊娠したばっかりで

不安定な気持ちも重なっていました。


夫はそんな私を京都に連れて行って

陶芸の窯元のところでは

私に陶芸させてくれて、一日

私の心に寄り添ってくれました。


少し気分はリフレッシュ出来ましたが

しばらくすると

やっぱり、落ち込む事が増えてきて

また夫に言う私でした。


夫は広い目で物事を見れる人間なので

私に

「『頑張らなくては』

『期待されてる』という気持ちを捨てたら

楽になるから。」と

言ってくれました。


婚家のたくさんの人達の間で

「期待される」圧を感じていた私は

「期待されていない」のだと

思うようにして

気持ちを切り替えたその時から

楽になりましたね。


今の朝ドラを見ていると

昔の私を見ているような場面が多く

懐かしい気持ちになります


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