普通の朝

いつもの変わらない朝食です。


夫にはホットサンドとコーヒーと

ヨーグルト


私の朝食もいつもと変わり映えのしない

トーストとカフェオレとバナナとヨーグルト


最近同時進行が難しくなりました。


夫のホットサンド

(サラダ菜とハムとチーズを挟む)を一人用焼きで

ガス台に乗せて焼いてると、自分のトーストが

焦げてしまいました。

我が家のトースターは外国のアップ式で

温度調節が難しいのです。

同じ温度設定にしても

食パンによって焼き上がりが全く違います。

その都度適当に設定するんだけど

2回に一度は焦がすようになりました。

今朝みたいに夫のホットサンドを焼いてると

どうしても夫優先になってしまうので、

気がついたら焦げてました。

で、

いつもは

焦げたところをバターナイフでこそげるんだけど

今朝はそれも面倒だったので、

自分のパンだしと思って

そのままマーガリンを塗りはちみつも塗り、

シナモンを振りかけました。

(シナモンのせいで余計に黒く見えますが。)

コーヒーは

私は簡単にスティックなんだけど

スティックのコーヒーが嫌いな夫には

普通にコーヒーを淹れてあげます。

私は自分のカフェオレを入れたら

スプーンで簡単に3回くらい混ぜるだけなんだけど

夫は、昔からお砂糖を入れたら

丁寧に8回混ぜるのが習慣の人間なのです。


前にいつものように

自分の分も夫の分も作った時に

適当に3回くらい混ぜて出したら

夫のコーヒーカップの底に

お砂糖が残ってたとかで

「砂糖は丁寧に8回くらい混ぜて欲しい」と

言われてしまいました。


3回混ぜようが8回混ぜようが

そんなに味が変わるわけでもなし

これが紅茶とコーヒーなら別だけど

淹れたコーヒーとスティックのカフェオレで

お砂糖の混ぜる回数で

どう味が変わると言うねん!


せっかく心優しい妻が

スティックなら簡単なのにそれではなく

ちゃんとコーヒーを淹れてあげてるのに

そんなに言うんだったらと


「これからは自分でお砂糖を入れて

自分で好きなように混ぜてね」と

夫に申し渡し

その後はコーヒーは淹れてあげるけど

お砂糖は自分で入れて

8回だろうが10回だろうが

気が済むまで好きなだけ混ぜてもらうスタイルに変えました。


それはそれで渋々承諾した?諦めた?夫でしたが

そのうちに自分でグラニュー糖をスプーンで

すくって入れるのも邪魔くさくなったみたいで

今度は

「グラニュー糖ではなしに角砂糖にして欲しい」と

言い出しました。

心優しい妻はすぐに角砂糖を買って来ましたよ。

前は大きな角砂糖もあったのに

最近は角砂糖もサイズが小さくなってて

結果

夫は、コーヒーの分量に対して角砂糖の個数が

微妙だとわかったみたいで

何より、グラニュー糖より角砂糖の方が

混ぜる回数が8回よりもっと増えたので

結局、角砂糖より元のグラニュー糖に戻して欲しいと言い出しました。

結局角砂糖の出番はすぐに無くなりました。笑


このお砂糖を8回混ぜて欲しいと言う夫の話を

前に娘と従姉妹にしたら

「自分で混ぜたらしまいやん!」と

呆れられましたが

年々、妻に甘えてくるのは仕方ないんかも。笑


いつもの朝食を食べてると夫がぽつりと

「エルがいてないと寂しいなあ

エルがいてるのが当たり前の生活をしてて

急にいなくなると本当に寂しいなあ」と

言い出しました。

昨日、夫はスマホでエルの写真を見てたそうです。

(私と一緒のことしてる)

7月頃のエルの写真を見返してたとかで

この頃はまだ元気でした。

8月に3回目のイボの切除手術をして

しばらくは良かったのに

2週間くらいしたらまた悪くなっていったエル


いつもの普通の朝に

エルの話題だけが増えていきます。

*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*


長くなるので

前後の話は又にすることにして


モモが死んで2週間でエルは我が家にやって来ました。

モモが亡くなってすぐに毎日

子犬を見に行ってたペットショップの店長さんと話すうちに

イングリッシュコッカーが欲しいと言ったら

チェーン店だったそこのお店にもいなくて、

代わりに、ブリーダーさんのところに

生まれたばかりのアメリカンコッカーがいてると

教えてくれて、パソコンの中の写真を見せてくれました。


何とも言えない表情のエルがいました。

モモの面影などどこにもない子だったので

生返事をしたら、

「買わなくてもいいのでとりあえず

お店に呼ぶので会ってください」と言われました。

聞けば九州のブリーダーさんとのことなので

余計に辞退したのですが。


数日後にエルは

そのブリーダーさんのところから

飛行機に乗ってやってきました。

直接神戸に来るのではなく、大阪のチェーン店に

1日いてそれから明石にやってきました。

(お店のゲージではなく従業員さんの部屋にいて

お世話してもらってたとか)


「来ました。」とお電話をもらって

一人で見に行ってエルを抱っこした私ですが

でも、決めかねて

家に帰ると

「どうだった?」と聞く夫に

「半々やった」と答えた私でした。

翌日、夫と共にペットショップに行って

今度は夫がエルを抱っこしました。

私も2回目なので情が湧き

そうして

エルが我が家に来ることになったのです。


各種の手続きを済ませた後に

ゲージやフードやペットシーツやその他を買って

先に家に帰り、全部用意してから

それからペットショップにエルを迎えに行きました。

身体検査や最初のワクチンやマイクロチップは

併設してた動物病院で、その間にしてもらって

いました。

亡くなるまでかかっていた動物病院の先生が

開業する前にその病院の勤務医だったので

エルはこの時から

この先生にお世話になっていたと思います。

‥‥‥‥‥‥‥‥‥

こうしてエルは我が家にやってきました。

ピカチュウと共にやって来たのです。




聞けば

あまりに早く親元を離れるエルが寂しくないようにと、ブリーダーさんが持たせてくれたピカチュウとか。

優しいブリーダーさんのところで生まれて

愛情を持って育てられたみたいで

嬉しかったですね。


来てすぐは抱っこして落ち着かせました。

あまりすぐに環境を変えてはいけないと思い

しばらくゲージに入れたり

外に出したりして様子を見ることにしました。


ピカチュウに寄り添って

周りを観察しているエルでした。


私の動きを目で追うだけで

泣く事もなく、まして吠える事もなく

おとなしいままのエルでした。

おおよそ、子犬らしくない

拍子抜けするくらい静かなエルでした。


「最初の日やから緊張してるんやろ

明日になったら子犬の行動をするやろ」と

夫がそう言うので

私は見守ることにしたのですが


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