先日

エルが15年と6ヶ月お世話になった動物病院へ

行きました。

亡くなって日数が経ち

ようやく行けるようになったのです。


自転車で向かっている途中

見慣れた風景が飛び込んで来ます。

後ろのカゴにエルを乗せて

幾度となく見たいつもの風景が広がります

風景は前と変わらないのに

後ろカゴに大人しく座っていたエルは

もういない。


エルはもういないのだと思ったら

そう思った途端、涙が‥‥

エルがいなくなって

よく行った場所に行くと涙が出てくるけど

この、動物病院へ行く道は特別な道です。

一番通った道です。


午前中の診察が終わる頃に行って

先生、看護師さん達に

いただいたお花のお礼と

お手紙、写真、バレンタインのチョコを渡します。

(シャイな私は言葉より手紙に気持ちを込めました。)

‥‥‥‥‥‥‥


先生は親しみやすく、

飼い主に寄り添ってくれる先生で

看護師さん達も優しい方達です。






先生はカウンター上でめだかを

飼ってはるので

(珍しいめだかもいます)

私はベタを飼ってたし

今もまだ息子が熱帯魚を飼っているので

行くと必ず真っ先に水槽を覗きます。


その下には

ミニチュアが好きな先生らしく

自然と可愛い子達が集まっています。

先生や飼い主さん達の合作です。

行くたびに増えています。笑


バイクや車の好きな先生に

飼い主さんからの

粋な配慮も見られます。



洗面台の鏡の上にも

こんなにたくさんの猫ちゃん達がいます。




これ以上になったら

落ちてしまいそうな猫軍団です。笑

そのうちにどこかに大移動するんだろうなあ


中のソファの窓のところにも

可愛い子達がいます。



壁面には

猫ちゃん、ワンちゃん達の写真が飾られています。



年に一度の健康診断が終わったら

こうして壁面に飾ってくれるのです。

開業当時は少なかったのに

今はもう壁からはみ出すほどです。

地域に愛されて

どんどん飼い主さんの信頼が増えている

証ですね。




つい、ワンちゃん達の中に

ゴールデンのモモや

ダックスのぷぅたや

コッカーのエルを探します。


最後に受付にいてはった

エルを子犬の時から見てくれてた

一番の看護師さんに

「‥‥‥‥‥‥‥‥」と言った途端

涙が溢れて止まらなくなりました。


先生とは涙もあったけど

「今はぬいぐるみと暮らしています」と言って

笑いあえたのに

この看護師さんの顔を見た途端

今までの思いが溢れて号泣しました。


先生

今までありがとうございました。

看護師さん達

今までありがとうございました。


もう先生にも

看護師さん達にも会えなくなると思うと寂しい




壁のワンちゃん達の中に

コッカーちゃんを見つけました。


エルと同じ毛色で

何と名前が「モモ」だなんて‼️

こんな偶然があるとは‼️


このコッカーちゃんに会いたいなあ

会って

思い切り抱っこして

思い切り頭を撫でて

エルにしてたことをしたいなあ


いつか、この町のどこかで

会えるかも

モモやエルが会わせてくれるかも


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