今年2024年、1月21日の朝

愛犬エルは永眠しました。

15才と6ヶ月の犬生でした。



去年の8月に、悩んで悩んで決めた

三度目となるイボ、腫瘍の摘出手術を

エルは受けました。


その後に少し回復はしたけれど

すぐにまた新たなイボがいっぱい出来て

そのイボが巨大化してしまいました。

今回はその多数のイボが顔に集中してて

同時に耳の巨大イボも悪化して、本当に可哀想なエルでした。

毎日、その世話をする私も

何よりエルが本当に可哀想でした。

そのうちに肩内部にも新たな腫瘍が出来

その腫瘍がどんどん大きくなり、

同時に痩せていきました。


食欲だけは落ちなかったので

「エルが食欲が落ちたら最後やなあ」と

家族の誰もが思っていて

「年を越すかなあ?」と心配しました。


前の愛犬のゴールデンのモモが生まれたのが

1月29日だったのでその日かなあと

思ったりもしましたが

1月21日の朝にエルは旅立ちました。

亡くなったのはモモと同時刻でした。



二日間は苦しみましたが最後は

安らかな顔を見せてくれました。

耳のイボのせいで毛を短くしてたせいか

コッカーなんだけど、寝顔は

信じられないくらい

ゴールデンのモモにそっくりでした。


秋ごろからオムツをしていましたが


そのうちに足腰が立たなくなり

一日中寝たきりになったエルでした。


ほとんど寝たきりになり

嘔吐と下痢を繰り返すようになったエル




夫や私のいてる和室で

今までいてた自分の場所で

私の匂いのするストールに包まれてたら

安心するみたいでした。


私がいなかったら不安でヨタヨタしながら

探しまわるので、去年の11月頃からは

よっぽどのことのない限り、

私はエルに付き添いました。


寝たきりなので、1日の何回かは

私がソファで抱っこして頭を撫でてあげると

必ず私の顔をペロペロ舐めてきました。

夜中になると苦しくなるエルを抱いて

ソファで過ごすことが増えました。

そのうちに

苦しくて夜中に起きる回数がだんだん

増えて来たので、私も考えるようになりました。


「安楽死」です。


早く楽にさせてあげた方がいいのではないかと

思うようになったのです。

家族は

私の気持ちを尊重してくれて

「安楽死」を選ぶにせよ

このまま逝かせてあげるにしろ

決めるのは私で、どちらを選ぶにしても

私の思うようにしたらいいからと言って

サポートしてくれました。


食欲もバラつきが出て来て

食べないものも増えてきましたが

ほとんど食べれなくなって

そのうちに‥‥‥となるのならまだしも

まだ食べれてるのだから

このまま様子を見守ろうと思う気持ちと

早く楽にさせてあげなくてはと思う気持ちの

狭間で私は悩み続けました。


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