入院して
腸閉塞の治療がスタートしました
治療と言ったって
大した事をする訳でなく
(病院関係者の方々ごめんなさい)
m(_ _)m
絶食 点滴の毎日を
ひたすら耐えるだけの治療です
絶食は一週間続き
点滴は退院の最後の方で取れました
入院は最初二週間て言われてたのを
ねばって12日で退院しました(´∀`)
まあ
12日間入院していると
それなりにいろいろあります
いろいろありましたが
そんなに苦ではなかったですね
お腹も最初こそ痛かったものの
日を追うごとに良くなっていきましたし
腸閉塞になったのも
40代で受けた手術の癒着が原因で
用心しないと
今後 また繰り返しますと
説明を受けました
まあ、昨秋から
娘夫婦と赤ちゃんのために
ずいぶん無理な生活をしてたので
そのしわ寄せが一気に来た感じですね
仕方がない事です
私だけでなく皆が非日常の生活を
送っていましたから
変な話だけれど
今回の入院で家の事も忘れて
(実際は急に入院したので家族に迷惑を
かけたんだけど)
ひたすらベッドの上で一人の時間を
過ごした事で
いい休養になりました
部屋は四人部屋でした
息子は誕生日が3月18日なので
車のナンバーを318にしているのですが
何と部屋番号が同じ
318号室だったのには笑ってしまいました
ベッドは私の好きな窓際でした
前のベッドの方が退院されたので
カーテンの係りを私がしました
(他の二人は私より年配でしたし
私が窓側でしたから)
毎日 広々とした窓から
好きなだけ空を見ることができました
点滴が取れた頃、
息子に本を持ってきてもらって
ついでに天眼鏡も持ってきてもらって
軽い本を読んでました
病院で私の好きな一人時間を
満喫出来ました (´∀`)
大部屋と言っても四人部屋で
カーテンで常に仕切っているので
大部屋の中の個室みたいで
それも私にとって快適でした
この総合病院には
形成外科(膝)
内科 脳外科(自律神経失調)と
ずっと通っていて
三年前には大腸癌の検査で
一日入院しました
(手術の癒着のせいで麻酔が必要で
入院となったのです)
この時も四人部屋でしたが
今回はこの時より快適な四人部屋でした
(´∀`)
そうそう 思い出しました
この病院でも
自律神経失調症でも入院しましたね
前に住んでた大阪でも何回か
入院しましたが
自律神経失調症のときは
脳梗塞の疑いがあるとかで
脳外科専門病院に入院しました
絶対安静で身動き出来ずで
絶食を三日間して
その後一ヶ月入院しました
このときは
かなり大掛かりな検査をしましたね
阪大でも詳しく耳の検査もしましたが
結果
ただの自律神経失調症でした
で、それ以後
自律神経失調症のお薬は
今でも脳外科で処方されています
毎日飲むわけではなく
具合が悪くなった時に何日か飲むだけで
すんでいます (´∀`)
まっ自律神経失調症も昔に比べて
はるかに軽くなっています
花粉症も自律神経失調症も
年齢と共に軽くなったので
助かっています
?
何の話だったかなあ?
そうそう
四人部屋の話でしたね
今までの入院生活の中で
今回が一番私好みの病室でした
多分
もっと私が長生きして
また入院することがあったとしても
今回のような快適な四人部屋には
当たらないだろうと思いますね
毎日
空を見て
物思いに思う存分浸ることが出来たので
お腹は痛かったけれど
それなりに
快適な?入院生活でした
先生も看護婦さん達も
みんな優しくて気さくで
いい人たちばかりでした
たった一人変な?看護婦さんが
いてましたが
この人は
看護婦失格みたいな人でしたね
まっ どこの世界でも
変な人はいます
例外的に一人いてただけで
あとは全て先生にふさわしい先生達で
看護士さんにふさわしい人たちばかりで
食堂の人もお掃除の人も
事務の人も検査の人も
それぞれの職に
ふさわしい人達ばかりでした
大部屋は
聞くともなく聞こえて来る声で
後の三人の方のことがわかります
最初にいてて のちに退院した
中年の女性はよく出来た方でした
顔を合わせた事もなく
声だけで想像しましたが
何かにつけてコロコロと笑う方でした
でも
お気の毒に若いのに血管が細いみたいで
点滴の針を刺すのに
看護婦さん数人がかりで
していましたね
「わー、可哀想に、こんなになってる
ひどいなあ、今度はどこに刺そう」と
数人がかりで点滴を刺す血管を
探しているのです
普通はこんな時に笑えるもんではないのに
この方は
看護婦さん達にプレッシャーを
かけないように
「そうやねえ、もう刺すとこないねえ」と
コロコロと笑われるのです
「ごめんねー、痛いねえ、ごめんねー」と
看護婦さんが言うたびに
「いいよー、いいよー」と答えます
で、無事に点滴を刺し終わって
看護婦さんが
「出来たー、刺せた、良かったー」と
喜んでると
「良かった、良かったー、ほっとしたねえ」と
同じように喜んで
またコロコロと大きく笑われます
この方は看護婦さん達だけでなく
先生や他の方がこられて
用事してても
陽気に受け答えして常に大きな声で
コロコロと笑っていましたね
カーテン越しに聞こえて来る
その方の笑い声は
人を和ませてくれる力があり
今までの人生で何回か入院、手術したけど
この方は人間がよく出来た方でした
脂肪肝で入院されていましたが
私は
勝手に「コロコロの方」と内心
呼んでいましたね
他のご年配の二人は
一人は
慢性硬膜下血腫でしたので
「脳の方」と呼んで
後の一人は何の病気かはわからないけど
軽い痴呆が入ってたので
「痴呆の方」と勝手に呼んでいました
(脳の方)と(痴呆の方)の話は
いずれまた
入院生活はいろんな人のいろんな人生を
垣間みられる特別な世界ですね
もちろん患者だけでなく
病院に勤務されてる方達もですが
病気を治す医療の人たち
関係者の人たち
患者の食を支える人たち
清掃に携わる人たちと
患者の病気を治すために
たくさんの人々が関わってくれます
病院は
入院生活は
さまざまな人々の
人生に触れる事が出来る
非日常の世界です
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