今日
娘は妊娠26週を迎えました
やっとやっと迎えることが出来ました
妊娠20週で子宮頸管が短くなり
子宮口が2㎝開いた状態で
緊急入院となって
「この週での赤ちゃんは諦めるか、
一か八か手術を受けるか
どちらかを一時間以内に決めてください」と
先生に言われ
娘は手術を選びました
子宮頸管縫縮手術は
シロッカー法(内子宮口を縛る)と
マクドナルド法
(子宮頸管の内部を外側から縛る)の
二種類があるのですが
娘の場合は二種類併用でした
「手術は成功したけど
一週間持つか二週間持つか
どれくらい持つかわかりません
明日破水するかもしれません」と
言われて
その日から
絶対安静で治療に耐えた娘
そばで見てても
可哀想なくらいだった娘
不妊治療を受けて
人工受精に一度成功したけど
その時は流産し
今回が二回目の妊娠です
子宮体がんの治療で
子宮自体が弱っているところに
子宮頸管無筋力症とかで
二重三重に娘の子宮は
妊娠に耐えられないほどに弱かったのです
加えて
赤ちゃん自身も
生後手術が必要な体です
先生方も誰もが
「恐らく……………」と
思っていたと思います
それが今日 娘は
いろんな山場を超え
妊娠26週を迎えることが
できたのです
まさに奇跡としか
言いようがありません
娘の頑張りと赤ちゃんの生命力が
生んだ奇跡です
いつも娘のいるMF ICUに
行く時に通る廊下に
保育器が並んでいるのですが
それを見ながら
心は重く、病室には努めて
明るく入るようにしている私ですが
やっとやっと
今日 娘の赤ちゃんは
26週を迎えることができました
先生方にも看護婦さん達にも
「本当に信じられないほど持ってくれてる」と
言われています
26週になり
ずいぶん生存率が高まりました
「一日頑張れば
お腹の赤ちゃんの一生が
ずいぶん違うから一日でも頑張って
お腹の中で育てたい」と言う娘です
今
子宮頸管は1㎝しかなく
シロッカー法で奥の方を縛った糸は
解けてバラバラになっています
命綱は
マクドナルド法で縛った手前の糸だけです
その糸も今は危うい状態です
その糸が今後どれだけ持ってくれるのか
誰にもわかりません
今日から
また一日一日
赤ちゃんの生命力を信じる日々が
続いていきます
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