私のブログは
日々の生活の中で感じる思いを呟く
普段着のブログですが
最近
どうしても娘のことがブログに
登場するようになり
ご心配をおかけして
申し訳なく思っています
ブロ友さんには娘の病気が発覚して以来
折々に温かいお心をいただき
感謝いたしております
m(_ _)m
今日は少し
娘の病気を振り返ろうと思います
今年36歳の娘は数年前から
三ノ宮の不妊治療専門のクリニックに
通っていましたが
その治療の中で細胞に異形が見つかりました
「形が悪くないからほぼ大丈夫でしょう」と
言われていたのに検査したら
まさかの悪性、まさかのガンでした
しかも子宮頸癌ではなく
子宮体癌でした
頸癌より体癌の方が厄介です
体癌の最終治療は
子宮摘出しかないのです
それから
クリニックの紹介の医療センターで
子宮体癌の治療が始まりました
治療してのちに検査しますが
その検査は中絶と同じ掻破手術で
全身麻酔でします
中絶が胎児の掻破なのに対して
検査は子宮内膜を掻破するのです
長い治療と
その辛い検査を二回受けて
ようやく子宮体癌が寛解しました
その後
子宮が落ち着いた頃 先生のOKが出て
体外受精に挑戦しました
育った受精卵を子宮に移植しましたが
着床はしたけど育たずで
この時に流産の手術を受けました
娘夫婦はその後も治療を続け
子宮の回復を待って
今年二度目の体外受精に挑戦しました
今度は万全を期して顕微授精で臨みました
その後 受精卵を子宮に移植しましたが
今回は着床して育っています
その後はクリニックで
ホルモン治療を続けて卒業出来たのですが
今度は糖尿病で引っかかり
(普通なら治療しなくてもいい数値ですが、
妊娠ということで治療となったのです)
そこで
妊娠と糖尿を同時に診てくれる
総合病院を紹介され
しばらく通院していたのですが
切迫流産となってしまいました
その時
流産は何とか持ちこたえたのですが
その後 赤ちゃんの病気が
発見されました
生まれてすぐ手術しないと
いけない病気です
その病院では
その病気の赤ちゃんの出産は
していないということで
今度は大学病院を紹介されました
通院後しばらくすると
切迫気味になりお薬をもらって
家で安静にしてたのですが
再度診てもらうと
子宮口が開いてるということで
緊急入院となりました
妊娠20週では珍しいそうです
翌日
開いている子宮口から
赤ちゃんを包んでいる羊膜が
かなり出てきてしまいました
「このまま赤ちゃんを諦めるか
一か八か手術するか
一時間以内に選んで下さい」と言われて
娘は手術を選び
義息子は娘の意思を尊重しました
手術は
羊水に針を刺して抜いて
柔らかくしてから押し込んで
子宮口を縛る手術です
娘の胎盤が前にあり針を刺すのが難しく
破水したら赤ちゃんは
助かりませんと言われましたが
手術は何とか無事成功しました
「ギリギリ手術出来たけど
明日ではもう手術出来ない状態でした」と
術後、先生から説明を受けました
手術後1日、2日で破水する人も
3週間で破水する人も
その後に破水する人もいるそうです
今 娘は破水しないように
早産にならないように
集中治療室で治療を受けています
長い治療、流産、二度の掻破手術と
娘の弱い子宮の中で何とか赤ちゃんは
頑張ってくれていますが
子宮口を縛る手術をしても
出産まで至るかどうか微妙なところです
1日でも長くお腹の中で育てて
いよいよの時期に帝王切開での出産ですが
赤ちゃんはすぐに手術しても
それからどのくらい保育器の中で
育つのか全くわかりません
いろいろな条件がある出生前診断の中で
35歳以上に当てはまった娘は
検査を受けて99.9%の確率で
異常無しでしたが
あまりにも早く生まれると
障害が出てくる確率が高くなるし
育たないかもしれません
出産後は
いずれかの時期に
子宮摘出手術をする娘に
せめて
お腹の赤ちゃんを抱かせて
あげたい
赤ちゃんの病気も一度の手術で
治ってほしい
保育器の中で育てられる週迄
何とかママのお腹の中にいてねと
まだ見ぬ
娘のお腹の中で生きている孫に
今日も話しかけて来ました
一日一日
一週間一週間が本当に長いですが
運を天に任せて
娘に寄り添います
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