さてさて

ニャン太君は昨日一日中
彼女を
待ち続けました
その姿は見てるだけで切なくなります

かろうじてフードは食べるものの
全く元気がありません


呼びかけても
虚ろな目をして反応がありません

「えらいことになったもんやなあ」と
最初は笑ってた夫も
心配し始めました

何しろ
あの猫の超大好きな(チュール)を
目の前に持って行っても
見向きもしないのですから
これは本物です

いつも夫と二人で
NHKの連ドラの再放送の[おしん]を
観てるのですが

今朝は
とうとう、主人公のおしんに
密かに想いを寄せる健さんが

「本気で惚れてる人には
指一本触れないんだ」と
心ならずも
つい言ってしまう場面がありました

究極の恋愛は
プラトニックラブです

連ドラの後に
夫はいつも火野正平さんの
「こころ旅」を見ているのですが

今朝は
若い頃、競技場で見かけた女の子に
一目惚れして
それから何十年経っても
彼女が忘れられないという
男性の話がありました

で、その彼女を見た競技場を
訪ねてほしいという
(こころ旅)だったのですが

ニャン太といい
おしんの健さんといい
こころ旅の男性といい
みんなプラトニックラブです

で、
その後夫が私に言います

【「もしも中学生くらいのアンタを見て
一目惚れして
その後ずっと想い続ける人生」と

「そんなアンタと結婚して
子供二人もうけて
こうして暮らしている人生」と

果たして
どっちが幸せなんだろうか?」】

難しいですね

究極の恋愛は忍ぶ恋です
プラトニックラブです

一瞬
天使か、女神に会って
その後
一生忘れられない想いを抱き続けるか

それとも一緒になって現実を見るか

どちらが幸せなんでしょうね


ニャン太に聞いてみたいけど
悲しいかな
言葉がわかりません 

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