一昨日
京都で福岡から来た若い男の子二人に
道案内してもらった私
一人はスポーツ入学で、もう一人は普通に
大学に来てそれぞれ一人暮らしは
初めてだそうです
鴨川も初めてだったそうです

私に
おばあちゃんかお母さんの匂いを
感じたのでしょうか
二人ともよく喋ってくれました。

息子は無口ではないけど
おしゃべりでもないので
私も楽しかった

とても親切で とてもピュアな
彼らのこれからの
大学生活がステキなものになりますように
この鴨川沿いをいつか彼女と二人で
歩く日が来ますように

と思いながら
彼らの親切に感謝して
丁寧にお別れしました

彼らとは別にもう一人
親切な方がいました(╹◡╹)

男の子達と別れて
五条通りを半兵衛麩さんに向かって歩いて
いると
可愛い保育園が目にとまった私は
思わずパシャり

するとその中から
年配の女性が出てこられたので
お話してるうちに
その方が私を半兵衛麩さんの近くまで
案内して下さる事になりました


ありがたくご親切を受けて
二人で仲良く歩き出します

「いつもは夫と二人で来る京都ですが
今日は一人で来ました」と私が言うと
すると
その方はご自分の事を話しだしました

三年前に69歳のご主人を
大腸ガンであっという間に亡くされた事
ご主人より4歳年上だった事
今は息子さんご夫婦と同居している事
等々
次から次へと話されます

私が行きずりの人間で
話しやすそうだったのか?
単に誰かに気持ちを聞いて欲しかったのか?
わかりませんが
「息子夫婦と同居して孫もいるから
淋しくはないけど
夫がいないので寂しい」と
素直に話されます

うーん
その寂しい気持ちは本当によくわかります
その立場になったら初めて身にしみて
わかるのかもしれないけど
私にはその方の寂しい気持ちが
よーく  わかります

私はこの方の気持ちに添って
聞き役に回ります

「二人で一緒に仕事をしてたから
急にいなくなって寂しくて
とうとうお店をたたみました」

「あそこです
あそこの通りの先に
二人で洋品店を出してました」と指さされたので
写真に収めました

更にその方は話されます

「今はバイオリンを習ってます」
先ほど通った昭和保育園の
園児にバイオリンを教えに来てる先生に
私も習っています」

それで先ほど保育園から出てこられたんだと
合点がいきました。

ご主人がいなくなっても
どんな状況であっても
自分の世界を持つことは大事です
たとえそれが音楽であれ何であれ
自分の世界を持つことは大事だと思います

私はバイオリンは夢のまた夢ですが
楽器を弾く人には憧れます
ピアノは持って歩けないけど
バイオリンは持って歩ける楽器なので
そのバイオリンを弾ける人って
本当に素敵です

その後少しお話しした後に
「半兵衛麩さんはもうあそこです」と
教えて下さったので
丁寧にお礼を言ってお別れしました

この日
歩みの遅い私と
一緒に歩いてくれた若い男の子二人と
ご年配の女性以外にも
いろんな人に尋ねましたが
どの人も親切でした

最近流行っている着物の貸切屋さんを
あちこちで見ました

日本人だけでなく外国人も着物を
着てる人もたくさんいてて
カップルでグループで
楽しそうに京都を歩いていました

一昨日は曇り日のせいか
観光客も少なくゆったりとした雰囲気の
京都でした

私も半兵衛麩さんを出て歩くうちに



川沿いに好きなお店を見つけたので
入りました






窓辺に座りたかったけど
全席
女性客で埋まっていました

歩いて疲れたので
ソフトクリーム代わりのアイスクリームを
頼みました

隣には雑貨コーナーもありました


日用品のステキな品を
置いてるお店で 見てて楽しかったです
私が気になってた品物がたくさんありましたが
荷物になるので
何も買わない、お土産も無しと決めてたので
見るだけにとどめました

喫茶店を出てからも
ブラブーラと歩きます
電車の時刻を気にすることもなく
私の歩きでトロトロと歩きました






中国人?韓国人?
若いカップルが居たので
二人並んだ写真を撮ってあげます


町家で着物を着たモデルさんを
撮影されてる風景も見ました


京都のすっぽん料理のメニューです

廃業している魚屋さん

あちこちで京野菜が籠盛りで売られていました


半兵衛麩さんを出て
ブラブラと
本当にのんびりと京都散策を
一人でした私です

帰ったら
ヘトヘトに疲れた私だけど

今はまた機会があれば
京都一人散策をしてもいいなと
思った私がいます

そのうちに一人散策ではなく
一人旅をしたいな

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