2018年
夏の甲子園、決勝戦が終わった。
日頃、プロ野球は見ない私も甲子園だけは見る。
見るけれども
最初から最後まで見る試合はほとんどない。
今回は準決勝の済美と桐蔭だけは最初から最後まで見た。
金足農高校の事を知って決勝戦も
祈りを込める思いで応援した。
結果は大阪桐蔭の優勝
金足農は準優勝
高い目標を持ち、
何から何まで普通の高校とは違う大阪桐蔭
優勝して当たり前の重圧の中での
見事な優勝だった。
プロ化してる王者高校の
強打者達に一人で立ち向かい
力尽き、降板した吉田君
日本中、大阪以外の殆どの人が応援したであろう
金足農高校。
今まで決勝戦で勝ったり負けたりして泣く選手は
たくさん見て来たけれど、
吉田君の号泣姿は、見ていて胸が痛くなった。
閉会式での彼は
泣いた後の彼の顔はそれまでの顔と別人に見えた。
魂が抜けたような顔だった。
凄まじいほどの気力で向かった決勝戦に
力尽きて破れたショックが
いかに大きかった物語っていた。
彼の顔は
秋田県人みんなの顔でもあった。
悲願が達成できなかった県民みんなの
顔でもあった。
優勝して欲しかったけど
一人の人間の限界を超えていた決勝戦だったから
やはり、無理だった。
閉会式での虹🌈
両校の健闘をたたえた虹が出た。
頼朝と違い
義経は日本人はいつまでたっても好き。
吉田輝星君は
金足農高校は
日本人の記憶に残り
大阪桐蔭高校は記録に残った。
2018年
甲子園が終わった。
夏の終わり
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