昨日 
いつもの動物病院へ行ったエル


診察を待ってると
小型犬達を連れたオバサマが登場



シェルティーにしてはかなり小柄だけど
他の二匹はプードル?
カットのせいで違う犬種にも見えるけど
聞けば、やっぱりプードルとか。

断って写真を撮らせてもらったけど
三匹をうまく撮るのは
プロカメラマンでも難しい。
で、飼い主を入れずに三匹を撮るのは
もっと難しい。

シェルティーは目が見えてないのもあって
これ以上の写真を撮るのは諦めた。

それにしても
こんなに超小柄なシェルティーは見たことがないなあ。

シェルティーには可哀想な思い出がある。

昔、ゴールデンのモモを飼ってた時に
夜の公園でだけ会うシェルティーがいてた。
中年の女性が
小型犬とシェルティーを連れて来るんだけど
時間帯があったせいか、毎日会うようになった。

もう一匹の小型犬は普通の声だけど
シェルティーは押しつぶしたような声
しか出さない。
どうしたんだろう?
と思っていたら
しばらく公園に通って親しくなった頃に
教えてくれた。

「マンションに住んでるんだけど
鳴き声がうるさいと言われて声帯を取ったの。」

この時は心底ショックを受けた。

病気ではないのに
健康な犬の声帯を取ってしまう。

飼い主にとっても、飼い犬にとっても
こんなに辛い事はない。

それ以上は聞けなかった。
いろんな事情があったのだろう。

中国などでは
飼い主の都合で犬の声帯を簡単に取ることが
多いと聞くけど

あの当時は
鳴き声のせいで
声帯を取られてしまう犬が現実に
いてるなんてと
本当にショックを受けた。

ゴールデンのモモも
ダックスのぷうも
コッカーのエルも
それぞれ避妊、去勢手術を受けさせたけど
モモの避妊手術の時は
何年も迷った。

避妊手術ですら迷うのに
声帯切除手術はもっと辛い選択だっただろう。

後にも先にも
声帯を取った犬に会ったのは
あの時のシェルティーだけだった。


昨日は
エルの体重が少し減っていて
13.7kgが13.2kgになってた。
嬉しい。
爪切りをしてもらって
フィラリアとフロントラインを一ヶ月分
もらう。

会計を待っている間
ダックスの一匹がエルに近づいてきた。


しばらくクンクンしてたけど
すぐに呼ばれたので遊びはおしまい。


それにしても
動物病院はいろんな犬が来る。

私にとって動物病院は
いろんな犬に会えて楽しいけど

昨日は悲しいシェルティーを
思い出してしまった。


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