夫が仕事を辞めたのは52歳の時
娘が高校一年の春
3月末に辞めて四月にすぐに夫は53歳になった。
辞めた理由は健康と家庭の事情

辞めた時、聞いてびっくりしてたお友達の前で
夫が「この妻となら辞めてもやっていけると思うから辞めた」と言った言葉を私はよく覚えてる。

辞めて何年かして従姉妹のご主人が私に
「辞めて毎日はどうですか?」と聞いてきたことがあった。
私は「辞めてプラスマイナスゼロの毎日です。」と答えた。
どの人も聞いてきても私たち夫婦の答えを聞くと同じように黙った。
私たち夫婦の18年間の日常を理解できる人は少ない。
誰もわからないのかもしれない。

辞めた後
一年間は私の日常に深く関わって来た夫。
と言うか私が要求したのだ。
それを受けて朝起きて寝るまで私のアシスタントに徹した夫。
何をするのも一緒で、どこへ行くのも一緒で。
お年寄りの世話も一緒にした。

徹底して私のいう通りにしてくれる夫に合わせて
私も夫の言う通りにした。
夫の行きたいところへは出不精の私が全部ついていった。
電車で出かける時もあったけど
殆ど自転車で出かけた。
夫は普通の自転車、私はママチャリで
あの頃はかなり遠出した。

で、一年後 私はギブアップした。
朝同時に起きて夜も同時に寝て
文字通り、朝から晩まで一緒に行動する生活に耐えられなくなった。

その年以降からは
基本、私は私  夫は夫、何かある時は当然助け合う。という本来の私達に戻った。
そうして夫と私でお年寄り達と子供達と関わったけどそれでもいろいろあった。

こちらに越して来て家事がだんだんしんどくなった私は夫に協力を求めた。
でもお皿を洗い終わったら流し台の高さが合わないらしく腰が痛いと言い出した。
夫は腰痛持ちなので
手伝ってもらっても腰が痛くなったら何にもならないのでキッチン仕事はパス
他の家事も言ったらしてくれるけど
基本私がやっている。
その方が私たち夫婦にはいいみたい。

昨夜の晩はお肉
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最近はもやしが気に入った夫と息子なので
付け合わせはもやし炒めで
ソースは玉ねぎソース

いつも食べた後のお皿は夫も息子も片付ける。
洗いあげるのは私


今朝の朝ごはんは夫が作った。
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塩むすびと昨夜の残りのスープと
目玉焼きとウインナーとサラダの朝ごはん
私にはトーストを焼いてくれて
用意が出来たら呼んでくれる。


今日の晩御飯
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メインは中華丼
シラスとキンピラとトマトとタラコのメニュー


まあ、買い物も病院や散歩の帰りにしてくれるし
洗濯物もたまに取り込んでくれるし、
それ以外も頼んだことは必ずしてくれるし、
何より頼りになるので今くらいの家事への協力が
私たち夫婦にはいいのだろうと思う。
これ以上協力してくれたら、私も夫に合わした生活にしないといけなくなるしね。
それは困る。

夫、70歳、私、65歳のシニア夫婦は
助け合って暮らしています。

18年前もそれ以前からも
変わらぬ夫と私です。

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