我が家のカフェ・オ・レボール。
名前の書体も、控えめな大きさも私好み。
手触りも、大きさも、カフェ・オ・レボールだけど小鉢にも使えるので重宝する。
昔々、大阪の阪急百貨店に彼女のお店がオープンした時、オープンセレモニーに彼女が来店すると聞いて私は早速行った。
彼女は想像以上に小柄で細い人だった。
開店挨拶を係りの人に促されてやっと、人々の前に立った栗原さん。
バリバリの挨拶をされるのかと思ったら、
「人見知りをする私なのでこんな挨拶をするのは恥ずかしくて。」と言いながら本当にモジモジと人の後ろに隠れながら、ほんの少しだけ挨拶をされた栗原さん。
大人で、しかも自分のお店がオープンするのにあんなにシャイな挨拶だけされるなんてと、
ちょっと意外な気がした。
私より少し年上だけどその時の栗原さんは可愛い少女のオーラを身にまとっていた。
それ以後、阪急の栗原さんのお店は私のお気に入りのお店となった。
私にはハイカラな品が多かったけど店内を見るだけでも楽しかった栗原さんのお店。
本に載ってる品を直接手に取れるのも良かった。
「素敵レシピ」もいっぱい揃えたけど
今は年に何回か出る本をたまに買う私。
衣食住の素敵なヒントがつまった栗原さんの本は見てて楽しい本。
可愛いカレンダー、ハガキがついてるのも嬉しい。
彼女の本
「ごちそうさまが聞きたくて。」
この本のタイトルに彼女の全てが込められているようで好き。
普通の人が普通に送る毎日に寄り添う本。
その本に込められた栗原さんの思い。
そんな栗原さんのカフェ・オ・レボールは
私の愛用品。
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