今朝の声欄、
  社会福祉法人理事長。男性、74歳,

安全保証関連法が施行された。
柱の一つである集団的自衛権の行使容認について、私は次の二点。懸念している。

  一つは、中国の尖閣諸島進出や北朝鮮の弾道ミサイルを例に「集団的自衛権行使が必要」と訴えている人たちの発言だ。
自衛隊や海上保安庁の存在を失念し、日本が今にも侵略されてしまうと錯覚しているのではないか。
   我が国が重大な危機にさらされた時、個別的自衛権のもとで反撃し、防衛しきれない事情があるだろうか。
納得出来る具体的な説明を求めたいところだ。
   
    二つ目は、集団的自衛権の行使が引き起こしかねない事態への想像力の欠如だ。
安保法によって、世界中で戦争する米軍を自衛隊が支援できるようになる。
だが、海外での戦争に加担した場合、我が国が一方的に勝利し、国民の生命や財産を失うことなく終えることはありえるのだろうか。
また、一度始めた戦争を、日本の都合だけでやめることはできないだろう。
    「諸国民の公正と信義に信頼して」とする憲法前文は、戦争の真の姿を見通した日本人の覚悟を示す。理想論などではない。



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憲法に反するとの批判や懸念が解消されないまま、安全保証関連法が施行された。
各地では抗議の声が改めて広がる。

NOの声 参院選につなごう。

私たちの暮らしを守るのか、生活を破壊し続ける政治を続けるかの選挙。

選挙で声をあげよう。
憲法9条を守ろう。
立憲主義の危機である今、
国民の力で法律を廃止させよう。
まだ憲法は私たちの手にある。
民主主義を取り戻そう。
選挙が終われば自民党はまた国民を無視して数の暴挙に出るだろう。
選挙が終われば、憲法9条が変わればすぐに自衛隊は軍隊となるだろう。
軍隊となれば私たちの生活は変わる。
安倍首相は平時の米韓防護やPKOに派遣する自衛隊の「駆け付け擁護」日米物品役務相互提供協定改定案の国会提出など、安保法制にもとづく新たな動きを例によって参院選後に先送りしている。
選挙前は「経済」を掲げ、選挙が終われば「安保」にかじを切る。
特定秘密保護法も安保法制も同じパターンだった。今回も選挙に勝てば一気に進めようとするだろう。
権力欲の強い安倍首相。
天皇を担ぎ出して次は何をするのだろう。
天皇の名の元に戦争をし、国民を苦しめた軍国主義がまた復活する。
軍隊と化した自衛隊はもはや日本の国だけの軍隊ではなくなる。
そのための準備を着々と進めている安倍首相。
      
選挙で声をあげよう。
自民党を圧勝させてはならない。
自民党一党時代をやめさせようとして民主党が誕生したのに、結果として今や自民党がやりたい放題、したい放題。おごり高ぶる自民党になってしまった。
国民の声も聞かない自民党にさせてしまった、大勝させた国民にも責任がある。
次の選挙では自民党を圧勝させてはならない。少し勝たすだけにしないといけない。

選挙で声をあげよう。
民主主義を守ろう。私たちの暮らしを守ろう。

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