昨日は
駅から市役所横の映画館ホールまで近いんだけどバスに乗った。
行きは結構停留所が多く、乗ってすぐに停留所に止まり、また走ってすぐに停留所に止まり、でまた走ってすぐに停留所に止まり、と停留所を三つ止まったらすぐに終点の市役所に着いた。
乗ってた時間より止まってた時間の方が長い位であっという間に着いた。
で、
映画が終わって帰りも市役所前のバス停から明石駅終点のバスに乗った。
行きと違って、今度は別経由みたいで市役所からどこにも止まらずに明石駅まで行くコース。
早めにバスに乗ったので、座っている人は半分位。
行きも早かったけど帰りはもっと早いので
早めにバス料金210円をお財布から出した私。
ところが無情にも私の手を離れ、コロンコロンと転がって行った100円玉。
運悪く、後ろの昇降口ドアの階段の下まで転がっていった。/ _ ; (;´Д`
転がって行った場所が悪い。
うっかり取りに行ったらうつむいて気分が悪くなるので、終点の明石駅で止まって取ることにしてそのままにした私。
と、その時一番後ろに乗ってた若いサラリーマン風の男の子がさっときて100円玉を拾って私に渡してくれた。
「ありがとうございます。」とお礼を言って受け取る私。
電車で席を譲ったり、弱った人、困った人に手を差し伸べたり、そういう時代はもう終わって
これからは私も、人からの善意を受け取るような年代になったんだなあ。
昔なら落としたお金は昇降口ドアの下であろうがどこであろうが、自分でひらいに行ってたのになあ。
若い男の子の善意が嬉しくも、老いを寂しく感じたバスの中の出来事だった。
*・゜゚・*:.。..。.:*・''・*:.。. .。.:*・゜゚・*