実は、ワタクシは高所恐怖症なのです。
病的な程の高所恐怖症ではないけど
普通の高所恐怖症です。
(普通の高所恐怖症ってどんなんやねん。)
で何故、私がそうなったかというと
理由は簡単です。
高い所から落ちて怪我したからです‥‥ハイ。
あれは小学一年の時、
仲の良かったお友達三人で学校から帰る途中の事、下が岩場の道を目をつぶって歩こうとなり、三人で交代で歩いておりました。
まあ、そうは言ってもそこは小学一年生。
大した距離を歩くわけはなく、ほんのちょっと目をつむって歩いただけなのです。
で、結果、ワタクシ一人が
道の下の岩場に落ちたと言うわけです。。゚(T^T)゚。
まあ、落ちたと言っても、頭から真っ逆さまに落ちる高さではなかったのですが、小学一年の子の身長からするとかなりの高さでした。
3、4歳位に海で溺れた時と違ってこの時は
小学一年になっていましたから、落ちた瞬間の事は覚えてなくても、落ちる前と落ちた後の事は今でもよく覚えています。
みなさん、信じられないかもしれませんが、
落ちていく時って、「あー!落ちていくんだ。」って思いながら落ちていくんです。
で、下の岩場がハッキリ見えてその岩の形迄ハッキリ見えるんです。
で、その岩に当たるんだなあと思いながら
落ちていくんです。
実際はあっと言う間に落ちてるんだけど、
意識はスローモーションみたいな感覚です。
何故か冷静に落ちていく自分を感じているんです。
私は落ちようと思って落ちたわけではないけど、ビルの屋上から飛び降りる人って
多分、猛スピードで落ちながら、脳が、脳のコンピュータが働いて今までの人生を走馬灯のように見せてくれるんでしょうね。
で、多分私のように下の地面もハッキリ見えてたんでしょうね。
まあ、落ちる間に見る画面はその人によって違うと思うけど、脳が恐怖を感じないように今までの人生を見せてくれて、その後に脳が消滅するんでしょうね。
私は私の体験からきっとそうだと思っています。
で、ドジな女の子のその後です。
頭こそ大丈夫だったものの、怪我した私は大泣きしていました。
駆けつけた大人達も大騒ぎしていましたね。
で、次の記憶は
怪我が回復するまで私は毎回痛みに泣いていました。
母の手助けがかかせませんでした。
この落下事故以降、私は普通に高所恐怖症になってしまったというわけです。
そのために後の人生でいろいろ不都合も出てきましたけど、そんなしょうもないお話はまた今度にしましょう。
疲れたのでこの辺で。
長文になると頭より先に指が疲れるシニアです。


