父が、市役所の奥にある「偕行社」が国の重要文化財の指定を受けて、改修されていたのが完成したみたいだよと、教えてくれました。
「偕行社」は旧陸軍の現役将校のための団体で、主に親睦事業が行われていました。明治36年(1903年)に建てられたこの建物は、そのための集会所です。木造平屋建てで、寄棟造り(よせむねづくり)の大屋根をのせた横長の建物。切り妻造り(きりづまづくり)の玄関ポーチに特徴があり、全体にルネッサンス様式を基調とした端正なつくりになっています。戦後大きな改造がありましたが、外観は明治の頃の雰囲気が残っています。
この建物は、大正11年(1922年)に皇太子(後の昭和天皇)が御宿泊されるなど長く社交の場として使われていましたが、戦後はアメリカ軍が進駐しました。しかし昭和24年(1949年)に善通寺町が土地を譲り受け、昭和29年(1954年)から善通寺市庁舎及び公民館として使われ、昭和55年~平成16年までは市立郷土館として使用されました。
現在は、市民の迎賓館として、会議や研修、コンサートなどに利用されているようです。
裏手にまわると、全室をつなぐバルコニーや前に広がる庭が心地よく、当時のさざめきが聞こえてくるような気がします。
和洋折衷の建物です。
以前は、正面から入っていましたが、
今は、東側に建物が増築され、
入り口となっています。
北側に長い廊下があり、各室の扉が並んでいます。
照明器具も、当時のものでしょうか?
会議室の様子です。
木製のサイズの大きな上げ下げ窓の向こうに、
市役所の庁舎が見えます。
北側に増設された部分です。
天井の高い、気持ちの良い建物で、コンペで選ばれた建築家の設計です。
ゆったりとした空気の静かに流れる場所です。
一度、善通寺の霊場とは別の顔を訪ねてみてください。
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