家を建てたいと、連絡をいただいたお客様の土地に、現場調査に出かけると、
そこには、築100年のお客様のおじい様の建てた家がありました。
太い梁が、まだまだ健在で、
お客様から、もったいないから、使えないかなとご相談をいただきました。
コウも、大きく頷き、是非使いましょう。と、
このプロジェクトは、始まりました。
よく知られてはいませんが、
現代の立て方に、古材を組み込んでいくのは、簡単ではないのです・・・。
通常、木造在来工法と呼ばれている建築は、
材木屋さんが、構造図を元にプレカットという方法で、規格どおりに製材します。
大工さんは、その設計図に書かれた順番どおりにくみ上げていくのです。
でも、古材は、規格には、当てはまりません。
長さも長く、太くて、重い。
存在感のある丸太を生かした状態で使いたいと、コウは考えました。
自然な木そのものの性格を生かした使い方をしたいと、
プレカットに組み込んでいく、あらわしの古材を使ったデザイン。
この古材を、現場で切り込み、クレーンで吊り上げて、組み込んでいきました。
木の存在感は、現場に特別の空気を作り出しました。
みんな、飽きずに、梁に使われた木を眺めました。
完成
述べ床面積34坪
現代的にシンプルモダンの建物です。
ローコスト住宅です。
リビングの引き戸を開けると、目の前四畳半程度の吹き抜けととリビング階段を配置しました。
吹き抜けから2階を見上げる。
キッチンから、リビングを眺める。
2階から1階を望む。
。
リビングから和室・キッチン、ダイニングを眺める。
オープンな間取りを意識しました。
今、簡単に、古い家が壊されて、捨てられています。
なんだか、残念で、もったいなくて・・・(ノ_・。)
大工さんが、この家の梁を眺めながら、
昔は、いったい何人ががりで、この梁を山から切り出してきたのだろうかと、感慨深く語ってくれました。
手間が、かからなくて、早い建築工法を否定する気はない。
ただ、
こういう古材を、再生させていく流れが出来ないのだろうかとかんがえる。
私は、微力だけど、
こういう木の魅力を、
わかってもらえるものづくりをしたいと考えいてる。
今、古材を集めている会社があることは、知っているけれど、
店舗で使うにしても、価格が高く、
配送も難しい。
どうして、捨ててしまうのだろうか。
何か、新しいシステムは、ないのだろうかと、考えている。
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