K邸は、香川県の西讃地域によくある入母屋屋根の民家です。


K邸既存


築26年の住宅、見た目は、まだまだきれいですが、間取りが、古くて、奥様の考える快適な生活とは、違っていました。

間取りは、南玄関、玄関の東側に南向きの8帖の応接間、その奥に10帖のダイニングキッチン。

玄関正面は、オープン階段と、トイレ・洗面脱衣・お風呂、西側は、8帖6帖の続き間に広縁が付いています。

お客様は、60才代のご夫婦のふたりぐらし。

奥様のご希望は、オープンな対面キッチンと、明るいダイニング、広いリビング。


何度も、何度も、プランをお出ししました。



K邸既存北

奥様のご希望される部屋の面積と、既存の面積に差がある為、

増築するかあきらめるかのどちらかしかないと、ご説明をしました。


私「北面の倉庫を撤去して、まず住宅の広さを広げましょう。」

奥様「増築すると、北側の通路が狭くなるのでいやなの。」

私「物置を撤去して、通路は80センチ確保できてますよ。」

奥様「倉庫の中身は、どこにおけばいいの?」

私「使っていない土地の隅に、物置を設置しましょう。」

奥様「でも、物置の中身、要らないものもたくさんあるの。」

私「整理をしていただければ、捨てるのをお手伝いします。」

奥様「整理、手伝ってくれるの?」

私「はい、頑張りましょうドキドキ。」


奥様「でも、私、増築はしたくないの・・・。」

私「10帖しかスペースのない場所に14帖の空間は、お取りできません。」

奥様「今使っている家具はどうなるの?」

私「新しくしても、お使いになる家具をおっしゃってください。」

奥様「でも、要らないものがねたくさんあるのよ。」

奥様「整理、手伝ってくれるの?ドキドキ

私「はい。(-^□^-)」


そう、リノベーションは、物を捨てるところから始まります。


たくさんあります。デパートの包み紙、紙袋に始まり、ダンボールの山々やま。

古い、取ってのとれたなべなんかもよく有ります。


ほんとに、こんなもの(失礼)と思うものが、毎回ざくざく出てきます。


結構楽しみで、宝探しをしてしまうことも有りますが、大抵は、置いていても誰も使わないものがホトンドです。

でも、本当に大切な家族の思い出も、たくさん埋まっています。

整理をして、それらをもう一度抱きしめてみるのも、楽しい作業のひとつですね。


「さあ、今回も、がんばってみますか。グッド!」と、思った日でした。