gradsは緯度・経度に沿ってしか断面を見れないので、
斜めに切って見たい時などはこれを使う。


for MANAL
① MANAL/grads/vertical/make_vcs_manal.sh
  このシェルの必要な部分を書き換える。
  ・ 絵を描きたい日時のMANALファイル名

②MANAL/grads/vertical/src/readmanal.f90
  readmanal.f90中の必要部分の書き換え
  ・ 断面の中心緯度・経度
  ・ 中心からの距離(単位は"度")
  ・ 切断する角度
  *はじめに定義されているnxiは断面中の格子数である。

③sh make_vcs_manal.sh

④vertical/work_manal中に"vcs.grd"が作成される。
  これをgradsで開いて見ればよい。


for NHM output
①vertical/fig_make_vcs.sh
 このシェルの必要部分を書き換える。
 ・ソースコードやデータの場所など
 ・使うプログラム:
   252dx4仕様→read_grads3d_252dx4_new.f90
   400dx1仕様→read_grads3d_400dx1.f90
   ↑これらのプログラムには、スタート地点と終了地点の緯度・経度を計算して
     出力する部分を追加してある。出力する要素もオリジナルより増やしてある。
   *元々のプログラムはread_grads3d.f90。

②/vertical/src/read_grads3d.f90など
 read_grads3d.f90などの必要部分書き換え
 ・断面の中心緯度
 ・中心からの距離
 ・切断する角度
*nx,ny:水平格子数、nz:鉛直格子数、nt:NHMでの出力ステップ数
  nv:3-dimensional dataで出力する変数の個数、nv2:2-dimensional dataの同
  horg:鉛直層の数によって変更しなければならない。fcstのlogに出ているので、
     それを見るのが手っ取り早い。
  nxi:断面中の格子数(直径÷格子間隔より大きくする)
  *半径:dis[km]、格子間隔:dr[km]で設定
  変数の追加・削除→"! read 3-dimensional data"以下にあるループの中身を
  追加したり消去したりすればよい。

③sh fig_make_vcs.sh
④できたvcs.grdをgradsで見る。

*gradsで見るときに、始点と終点の位置(緯度・経度)が分からないと不便だったので、
  簡単な計算式を追加しました。
  read_grads3d_400dx1.f90などを参照。「add by takuya-s」って書いてあるところです。
  lon1,lon2,lat1,lat2が始点と終点の緯度・経度です。
  計算式中の数字(400dx1では115)は、モデルの計算結果における、一度分の格子数
  (115÷格子間隔)の値を入れればオッケーです。
  ちなみにlogに出てくるslonとかは、始点の格子点座標なので緯度・経度とは違います。
  注意ですね。