子供が解けて大人が解けない…?香港小学校の入試問題がネットで話題
不思議な「問題」が、中国のSNSやスペインのブログ、そして欧米のニュースメディアのサイトなどで取り上げられている。
6才の子供が20秒で解けるのに、大人に解けないことがあるという、小学校のテスト問題だ。
香港の小学校入試問題のひとつ
その問題は、香港の小学校の入試問題のひとつで、対象年齢は6才。実際の試験では、20秒以内に解くことが要求されるとのこと。
さて、その問題とは……
隠れている数字は何?
Weibo/ 我们最爱萌
上の図のように、駐車場に車が1台停まっている。おかげで、その車の下に書かれた数字だけが見えなくなっている。その数字は何か?というのが問題だ。
20秒以内に解けなくても、安心していい。海外ニュースメディアによれば、解けない大人が意外に多くいるとのことだ。
逆さに見ればすぐわかる
「16」「06」「68」「88」「?」「98」という数列に、何かの規則を見つけようとするのが、おそらく普通の考え方だろう。しかし、それでは解けない。子供の単純さで考えなければいけない。
問題用紙を上下逆さまにしてみよう。すると数列は「86」「?」「88」「89」「90」「91」となる。答えは「87」だ。
英国パズル作家の創作か
英国のニュースメディアによれば、この問題のオリジナルはデヴィッド・ボディコームという英国のパズル作家が20年前に創作したクイズだとか。
その作家は、ポルトガルで実際にこのように駐車されている車を見てクイズを思いついたそうだ。
- 出典元:Are YOU smarter than a Hong Kong first grader? Logic puzzle from Chinese primary school exam stumps - Mail online(6.17)
- 出典元:Did you solve it? Are you smarter than a Hong Kong- The Guardian(6.8)
「18歳選挙権」改正公選法が成立 16年夏参院選から適用
選挙権年齢の変更は1945年に「25歳以上の男子」から「20歳以上の男女」となり、年齢引き下げと女性の参政権が認められて以来、70年ぶり。まず来夏の参院選で適用する見通しで、参院選の公示日以後に告示される知事選や市区町村長選など地方選挙も18歳から投票できるようになる。
世界的には18歳で選挙権を得る国が主流だ。国立国会図書館が昨年2月時点で各国下院の選挙権年齢を調べたところ、調査できた191カ国・地域のうち、9割の176カ国・地域が18歳以上だった。欧米の主要国はおおむね70年代に18歳以上に引き下げている。
新たに選挙権を得る18~19歳は約240万人で、有権者の約2%。各種選挙で20代の投票率の低さは際立っており、18歳選挙権をきっかけに若い世代に政治への関心が高まるよう、政府や各政党は主権者教育や政策のアピールに力を入れる考えだ。菅義偉官房長官は17日午前の記者会見で「若者の声が政治に反映され、意義深い。高校生や大学生を中心に周知啓発に取り組んでいくことが大事だ」と述べた。
選挙権年齢の引き下げに伴い、18~19歳の選挙運動も認められる。18~19歳が買収など連座制の対象になるような重大な選挙違反を犯した場合、少年法の特例として原則として成人と同じように刑事処分にするとした。裁判員や検察審査員などは当面、20歳以上のままにする。
審議では被選挙権の引き下げも議論になった。与野党の選挙権年齢に関するプロジェクトチーム座長の自民党の船田元氏は「被選挙権年齢についてもプロジェクトチームで議論を続ける」としている。
選挙権年齢の引き下げは、昨年成立した改正国民投票法で憲法改正の国民投票ができる年齢を「2018年に18歳以上」としたのを受けた措置。国民投票法は選挙権年齢や民法の成人年齢の引き下げについて「速やかに検討」するとしていた。
今回の改正公選法は付則に「選挙の公正その他の観点から均衡を勘案しつつ、検討を加え、必要な法制上の措置を講ずる」と盛り込んでおり、民法の成人年齢や少年法の適用年齢の引き下げについて、政府・与党は今後、議論を本格化する。
(日本経済新聞より)
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